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2005年8月19日 (金)

インド駐在日記:ヒンドゥー教のお祭り Raksha Bandhan

ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。
今日、こちらインドでは、ヒンドゥー教のお祭り”Raksha Bandhan (ラクシャ・バンダン)”の日です。

Rakshaとは「守る」、Bandhanとは「結ぶ」と言う意味。姉妹が兄弟の手首に、魔除けや護符の意味を持つRakhi(ラキ)と呼ばれる紐を結び、兄弟の健康や平安を祈ると同時に、兄弟が姉妹のことを守る約束をする日なのです。

ラキ

ラクシャ・バンダンの起源にはいろいろな言い伝えがあります。その一つをご紹介いたしましょう。

昔、神々と悪魔たちが戦いました。神の長であるインドゥラが戦いに負けそうになった時、その妻が勝利を祈願してインドゥラの手首に紐を巻きました。するとたちまち神は悪魔に勝利したのでした。それ以来、今日に至るまで、ラクシャ・バンダンは、兄弟の健康や平安を祈り、そして兄弟に自分を守ってもらうことを願う姉妹が、兄弟の手首に紐を巻くお祭りとなったのです。


さあ、女の子たちはラクシャ・バンダンの準備で大忙しです。昨日の彼女達の様子をお届けいたしましょう。

まずはラキ(紐)選び。怖いくらいに目が真剣です。

ラキ選び


そして、お祭りとなれば定番のメヘンディ。日本でもおなじみのヘナ(染め粉)を使って、手の平と甲にインド独特の模様を描いていきます。


メヘンディ


デザインは職人によって一つ一つ違います。マーケットでは、メヘンディ職人が店を出し、女の子たちはカタログを見ながらデザインを選びます。

メヘンディの列


メヘンディは染料が固まり、手に染み込むまでに数時間待たなければいけません。街ではこんな光景も・・・。


乾かし中


そして当日。
今朝は我が家で働いてくれているラケッシュが、朝お姉さんが自宅に来て巻いてくれた、と自慢げにラキを見せてくれました。

ラケッシュ


ラキは、プジャ(お祈り)をし、ティッカ(サフランの粉をつけた米粒)をおでこに付けてもらい、甘いお菓子を口に入れてもらってから巻いてもらうのだそうです。そして彼は、お返しに甘いお菓子をプレゼントしたそうです。


昨日、知り合いに電話をすると、「彼はラキを巻いてもらうために、実家に戻っているよ」と言われました。ラケッシュにその話をすると、「僕の奥さんも、兄弟にラキを巻くために、実家に戻っていますよ」。


家族を大切にするインドの人たち。今晩は親戚一同が集まって食事をし、楽しいひとときを過ごすそうです。

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