白内障キャンプ
ダージリン・マカイバリ紅茶のブログ。今日も東京オフィスよりお送りします。
白内障キャンプの一環として、カーシオン病院眼科医ゴッシュ先生が9月4日~11日まで日本にて超音波機械の研修を受けるために来日していました。石井吉浩が成田空港に迎えに行きました。ゴッシュ先生は、不安げながらも旅の疲れも見せずに到着出口から出てきました。
その後は日本アルコン株式会社での技術研修、埼玉医科大学での施設見学を行い、最終日は日本でのショッピングを楽しみました。
アルコン株式会社では、ブタの目を使った手術を30回も行いました。ゴッシュ先生は休憩をとることなく、一生懸命に研修を受けたそうです。アルコン社の方々も米谷先生もゴッシュ先生の技術、そして真摯な姿勢を高く評価されていました。インドにいる私たちにも日本から電話が入り、「今、私は日本にて素晴らしい研修を受けています。30回もの手術をしたのです。米谷先生、アルコン社の皆様、そして石井家の皆様にも親切にしていただき心より感謝しています。」と日本に出発するゴッシュ先生とは全く違った、自信に満ちた様子が伝わってきました。
左:米谷先生 右:ゴッシュ先生
ゴッシュ先生はまだ38歳の若さで、お医者さんとしてこれから腕を磨かれて活躍される年齢です。今回受けた研修により、カーシオン病院に寄付された超音波機械は現地のドクターに技術を移転され、多くの患者さんが手術を受けられる日も近いでしょう。ゴッシュ先生がその大きな役割を果たすことは間違いありません。
昨日、ゴッシュ先生が勤務される国立カーシオン病院の院長シャルマ先生からお礼のメールが米谷先生に届きました。
Dear Dr.Yoneya,
This is to inform you that Dr.P.K.Ghosh has reached Kurseong safely and is extremely satisfied with his stay in Japan
With regards
Dr.P.K.Sharma
「米谷先生へ
ゴッシュ先生は無事にカーシオンに到着し、今回の日本の滞在を大変に満足していました。カーシオン病院を代表してこの度の先生のはからいに心から感謝の意を表します。ゴッシュ先生からも今年の白内障キャンプの計画をききました。すべての準備をしてお待ちしております。11月にカーシオンにいらっしゃることを心より楽しみにしています。
シャルマより」
カーシオン病院:シャルマ先生
2003
今回、私たちがダージリンに行った時も手術を受けた人から「目が見えることの素晴らしさを実感しています。米谷先生には心から感謝しています。ありがとう。」と言われました。その言葉をきいて私たちも嬉しく思いました。
今年の白内障キャンプは11月に行われる予定です。
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コメント
7年ほど前、イギリスで列車の旅をしたとき、インドのお医者様とスコットランドの女性と隣り合って座ったことがあります。お医者様は、南の方の病院に面接に行かれる途中でした。 ビュッフェでカレーを買い、三人で仲良く食べました。勿論紅茶つきです。」今回、インドの眼科のお医者様が日本で研修をうけられたとのこと、感銘を受けました。日本も他国のお手伝いができるレベルにあることは嬉しいと思います。1人でも多くのインドの方々が腕の確かなお医者様の治療を受けられますように祈っています。 私は、緑内障で、視野がだんだん狭まって、運が悪ければ見えなくなってしまう病気になっています。 白内障は治りますが緑内障は新興をとめるだけです。 近年日本では20人に1人が緑内障にかかっているといわれています。これは、テレビやパソコンなどの影響も有るのではないかと思います。きちんとした背景のデータをもって、インドなどアジアの国々に、緑内障予防の警告宣伝などを行うことも、医療先進国の勤めではないかと思います。この種の活動に期待しています。」紅茶ときちんと向き合い始めた頃、Brookbondの初級講座を受けたことがあります。紅茶道も奥の深いものだと思います。特に、白い針のような美しい茶葉をみたときは、感激しました。高価ですから、定年になってしまってからは、めったにいただけないものです。そして、ダージリンのセカンドフレッシュは、毎年楽しみにしているものです。」 先日イギリスに行ってきましたが、イギリスでおみやげに買ってくる紅茶が、日本で手に入れるものより美味しい気がするのはどうしてかなというのが疑問です。」アルバイトには、ペットボトルにLiptonの三角のティーパック2個(値段が安いわりに美味しいです)を入れて持参し、楽しんでいます。」今後の御社のなお一層のご清栄をお祈りしております。
投稿: 西川 淳子 | 2005年10月30日 (日) 13時40分