マカイバリ茶園
インド・ダージリン マカイバリ茶園からお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。
配信がすっかり滞ってしまって申し訳ございません。
こちらマカイバリ茶園はモンスーン(雨期)です。毎日大雨が降り、数時間経つとカンカン照りになり、そしてまた大雨が降り・・・。この雨は、土俵の栄養分を土全体に浸透させる重要な役割を果たしますが、私たち人間にとっては大雨によってネット回線が繋がりにくくなる、というちょっとした問題ももたらすのですが。
さて今日は、私たちが今滞在しているマカイバリ茶園についてお届けいたしましょう。

マカイバリ茶園は1859年(実際には1842年より開始、1859年に登記)に創立された、ダージリン地方で最も長い伝統を誇る茶園です。イギリス植民地時代に、イギリス軍より土地と茶の苗木を贈られた初代茶園主G.C.バナジー氏によって始められたマカイバリ茶園は、代々バナジー家によって受け継がれ、現在4代目茶園主S.K.バナジー氏が茶園の指揮にあたっています。
「Makaibari」・・・サンスクリット語で「Makai」とは「トウモロコシ」、「bari」とは「肥沃な土地」を意味します。約160年前、この地はトウモロコシ畑だったのです。
マカイバリ茶園の敷地は約670ヘクタール(東京ドームのグラウンドの515倍!)。その6割が原生林のまま残されています。WWF(世界自然保護基金)に登録されている2頭のトラをはじめ、シカ、ヒョウ、ヘビ、そして300種類以上におよぶ野鳥など、多種多様な動物が野生のまま生息しているのです。
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茶園で働く人々は約680人。その家族を含めた約1700人の人々は、茶園の敷地に住んでいます。土地、家屋、水道代はすべて茶園から無償で提供されます。
現茶園主S.K.バナジー氏が茶園を受け継いだ1970年より、マカイバリ茶園は化学肥料や農薬を一切使用せず、1988年からは全ての茶畑をルドルフ・シュタイナーのバイオダイナミック農法による茶栽培に切り替えました。バイオダイナミック農法とは月の満ち欠けや、ハーブの調合材を利用する栽培方法です。シュタイナーは日本において「シュタイナー教育」で有名ですが、実は農業理論も説いていたのです。
ダージリン地方には約80の茶園がありますが、茶園の経営者が自ら茶園に住み、働いている人々と共に茶栽培を行っているのはマカイバリ茶園だけです。通常は、雇われの経営者が茶園で指導をし、茶園の経営者はコルカタや海外に住み、時々茶園を訪れるのです。
ダージリンで最も異色の経営者である現マカイバリ茶園主S.K.バナジー氏。明日は、彼がどのような茶園経営を行っているのかを具体的にお届けいたしましょう。お楽しみに!
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