インド:ダージリン白内障キャンプ
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。
今日は、明後日(11月11日)から始まる第3回ダージリン白内障キャンプについてお届けいたしましょう。
いよいよ今年も11月11日〜13日の日程で、ダージリン白内障キャンプが行われます。
詳しくは下記をご覧ください。
埼玉医科大学眼科学教室 主任教授・米谷 新先生を中心に、13社の企業の皆様からの寄付によって始まったダージリン白内障キャンプ。総重量1トン以上を飛行機で運んだあの日から、お陰様で3回目を迎えることになりました。
「ダージリンの方々へマハラジャ(最高級)の手術を提供する」を目的に、米谷先生のお言葉にご賛同下さった13社の企業の皆様が無償で寄付して下さった手術用の顕微鏡、インドの政府系病院で第1号となった水晶体超音波器械、一眼10万円もするレンズをはじめ、包帯からコットン一つまで、全て日本から飛行機で運びました。皆様からの温かいお気持ちは、総重量1トン以上にもなったのでした。
第1回目の2003年には16人、第2回目の2004年には26人を米谷先生自らが執刀され実施されました。もちろん、全員無償での手術提供です。
このプロジェクトの大きな目的は、ダージリンでも眼科の先生が器械を使って手術が出きるようになることです。この「技術移転」を円滑にする目的で、日本アルコン株式会社皆様の援助とご厚意もあり、今年の9月にカーシオン病院眼科医のゴッシュ先生が日本に招待され、1週間、研修を受ける機会に恵まれました。
昨年は水晶体超音波器械が動かなくなるというハプニングに終始悩まされ、深夜1時まで手術を行うことになりましたが、今年は一体どうなるのでしょう・・・。
第3回ダージリン白内障キャンプは11月11日〜13日。その間はブログの発信ができませんが、15日以降ニューデリーに戻ってからお届けいたします。どうぞお楽しみに
| 固定リンク