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2005年12月 7日 (水)

ダージリン白内障キャンプ:再び授かった光で・・・

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。

日本から持ってきた七輪で暖をとりながらお届けしています。

さて、マカイバリ茶園の工場長・マジュンデーブさんを覚えていらっしゃいますか。メルマガやホームページにも時々登場している人です。

マカイバリ工場長マジュンデーブさん



もしかしたら、昨年の白内障キャンプでの出来事を覚えてらっしゃって、「あぁ、あのマジュンデーブさん」と言って下さる方もいらっしゃるかもしれません。

昨年のエピソードはこちらをご覧下さい。

今回はマジュンデーブさんのお母さんが、その後、どのような一年を過ごされていたかをお伝えいたしましょう。

10年ほど前の白内障手術が原因で義眼となり、残された眼も長年白内障を煩い、殆ど視力を失っていたその眼が、米谷先生の手術によって再び息吹を吹き返したことで、お母さんの生活は一変しました。

まずは、子ども達の顔、孫達の顔をはっきりと見ることができ、家族一同が大喜びだったのは言うまでもありません。

マカイバリ茶園から4時間車で離れた村で一人暮らしをするお母さんは、それまでは家の中にこもりっきりでしたが、視力を回復してからは、今まで無沙汰していた友達の村々を渡り歩き、この一年はほとんど移動の年だったようです。

今回、米谷先生がカーシオンにいらした際にも、もちろんお母さんはいらっしゃっていて、米谷先生にプレゼントまで持って来て下さいました。なんとも温かそうなセーターです。

米谷先生とマジュンデーブさんのお母さん

「先生、ありがとうございます。この一年は殆ど家に居なかったので編み物をする時間がありませんでしたが、来年は是非、先生から頂いた眼を使って、先生に手編みのセーターをお贈りしたいと思います」。

マジュンデーブさんのお母さんの人生に、白内障キャンプが少しでもお役に立てたことを感謝せずにはいられませんでした。




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