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2006年5月 4日 (木)

インド駐在日記:インドの紅茶産業

インド・マカイバリ紅茶のブログ。インドは世界最大の紅茶生産国です。インド全体の紅茶
生産量は約85万トンで、世界生産量の半分近くがインドでつくられています。

マカイバリ茶園があるダージリン地方は、インドの北部に位置しており、インドの紅茶の
大半が北部でつくられています。アッサムもインド北部にあります。

Chatumi3

ダージリン紅茶は女性がひとつひとつ手で摘みます。アッサム地方では機械化が許されていますが、ダージリン地方を統括しているベンガル政府は茶摘みの機械化を認めていません。

Chatumi4_1

小売業と同じで、ダージリン地方ではほとんどの人が紅茶栽培に携わっており、そのうちの半分が女性です。もし、機械化を認めれば多くの失業者が出てしまいます。

環境破壊、異常気象、農薬・化学肥料の使いすぎで、年々生産量が減少するダージリン紅茶。閉鎖する茶園が毎年増える中で、失業者も増えています。これ以上失者を出す訳にはいかないのです。

Chabatake2_1

マカイバリ茶園でも、茶摘みは女性の仕事。一人前の茶摘みができるまで平均8年もかかる熟練技です。一芯二葉(新芽とその下の2つの葉)を丁寧に摘むのですが、間違えると新芽が出てきません。

紅茶づくりはある意味芸術だと思います。近代化の流れの中で「合理化」を進めていけば、本物の紅茶をつくることはできないでしょう。ダージリンの紅茶の伝統は今後も継承して欲しいと思います。

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店 マカイバリジャパン ホームページ

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コメント

はじめまして。いつも興味深くインドの様子を拝見しています。紅茶が大好きな私の一番お気に入りのブログです。紅茶の生産量のお話の中で、インドが世界の半分近く、とされていますが、世界の生産量は230万tくらいなので3分の1強と統計を見た記憶があります。余分なことですがご参考までに。どうぞお元気で楽しいインド通信を続けてくださいませ。

投稿: 森田 優子 | 2006年5月12日 (金) 07時12分

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