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2006年12月11日 (月)

白内障キャンプ:最終日

キャンプ3日目、最終日。

昨日手術した17人の術後診察をします。

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個々に違うアフターケアーの方法を、ゴッシュ先生に伝えます。術後感染を防ぐためにも、アフターケアーの方法を真剣に聞くゴッシュ先生(中央)とチャタジー先生(左)。

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病室から病室へ。日本から持参した診察の器械を手に、足早に移動です。

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術後診察を待つ母娘。米谷先生の診察の前に、お母さんの身なりを整えてあげていた娘さんがとても印象的でした。

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大人にまじって、この子もいました。最初は怖がってなかなか眼を開いてくれませんでしたが、最後はしっかりと眼を開いてくれました。昨日まで見えなかった眼が、米谷先生の動かす指を追っていました。今後、ゴッシュ先生と「見る訓練」をしていくことで、視力が少しずつ回復していく可能性がある、と米谷先生がおっしゃっていました。

初日の10人、そして2日目の17人全員は術後の回復もよく、全員手術の次の日に退院することになりました。これで4年間で延べ102人が、感染症もなく、また視力回復の障害もなく、新たな瞳とともに新しい生活をスタートしたことになります。

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閉会式には眼科チーム、麻酔科チームのほかに、このキャンプに興味を持ってくださった病院スタッフの方々が参加してくださいました。

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眼科チームの看護師さんたちから、先生に感謝と祝福の気持ちを込めた黄色いレイとプレゼントが贈られました。

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左からチャタジー先生、マカイバリ茶園主バナジー氏(ラジャさん)、米谷先生、カーシオン病院長のマリック先生、ゴッシュ先生。

マリック先生が閉会式でおっしゃった言葉がとても印象的でした。

「多くの犠牲を払い、このキャンプを毎年継続してくださる米谷先生に感謝します。また、米谷先生とカーシオン病院を引き合わせてくださったマカイバリ茶園の人たちに感謝します。眼科チーム、麻酔科チーム、どんなに遅くなっても笑顔でチャイを運んでくれたキャンティーンのスタッフたちに感謝します。そして、このキャンプが行われていた48時間、停電することなく手術に必要な電力を送り続けてくださった政府の電力部門に感謝します。このキャンプが、多くの人によって支えられていることを、どうか忘れないでください」。

今回私たちは、細々と始まったこの白内障キャンプが、カーシオンの街を越え、車のこない山奥の村にまでその噂が広がっていることを知りました。このキャンプの27人目の患者さんは、村の人と病院のスタッフがストレッチャーでかつぎ、山から運ばれてきたのだそうです。人を助けることに労力を惜しまないダージリンの人に心が熱くなりました。この患者さんは白内障だけでなく他の症状もあったため、米谷先生は特別の手術をしてくださいました。術後診察の際「今回は特別のレンズがなかったので、今は眼鏡が必要ですが、次回私が来たときにはもう一度手術しましょう。眼鏡がなく、しっかりと眼が見えるようになりますから」、とおっしゃってくださいました。米谷先生の温かいお人柄に感謝せずにはいられませんでした。

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また来年お会いしましょう。

多くの人に支えられ第4回目のダージリン白内障キャンプが幕を閉じました。米谷先生、カーシオン病院の方々はじめ、私どもの活動にご賛同くださった14社の企業の皆様に心からの感謝を申し上げます。そして応援のメールをくださった皆様方に感謝申し上げます。

第5回目を迎える2007年のキャンプに向け、日本側ではすでに準備が始まりました。

協賛企業
プレスリリース(2003年版)
2003年第1回ダージリン白内障キャンプ
2004年第2回ダージリン白内障キャンプ
2005年第3回ダージリン白内障キャンプ
埼玉医科大学眼科学教室のホームページ

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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