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2006年12月28日 (木)

インドなクリスマス:ナガランド

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの
インド駐在日記。

インドなクリスマス第1日目
12月23日

私に記念すべき友達ができました。

何が「記念すべき」か、と言いますと、
生まれて初めて「ナガランド州」出身の友達ができたのです。
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画像をクリックすると拡大します。


ナガランド州はインドの北東部。地図の右端です。
ミャンマーと国境を接しています。

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私の新しい友達となったエリザベス(左)。
JNU(ジャワハルラル・ネルー大学)の博士課程で、女性学(特に、ドメスティック・バイオレンス)について研究しています。

エリザベスと出会えたきっかけは、マカイバリ茶園に5ヶ月滞在し、先日デリーに戻ってきた倉重暁さん。暁さんが親しくしていたカーシオンの友人の友人がエリザベスだったのです。


今日はエリザベスのいとこ、ノエルのお誕生日パーティー。

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日本人にそっくり!


インド北東部にはモンゴロイド系の人々が多く、国境も様々な国と接しているので、
「インドの人=濃厚な顔」
とはまた違った人々が住んでいるのです。

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生まれて初めてのナガランド料理。
左からダール(豆カレー)、茹でたほうれん草、筍の炒め物、豚のカレー、薬味。

豚のカレーと言っても、ナガランドの特産「アニシ」と呼ばれる香辛料で味付けしてあり、塩っ辛いのが特徴です。また、ナガランド料理では塩茹でした野菜を毎食食べるそうで、緑の湯で野菜を必ず添えます。



実は・・・私が抱いていた「ナガランド州」のイメージは、もっともっと原始的なものでした。デリーに入ってくるナガランド州の情報と言えば、ほとんどが民族衣装だったり、工芸品のようなもので、そこに飾ってある写真も、森の中で民族衣装を着た人が写っているものでした。


ですので、最初彼女の名前を聞いた時、「エリザベス・・・???」と思ってしまったのです。まったくの勉強不足でした。


エリザベスによると、ナガランド州には数多くの部族の人が、今でも伝統的な生活スタイルで生活しています。それぞれの部族には母語があり、同じナガランド出身者でも言葉が通じないことが多々あるようです。様々な部族が生活するナガランドですが、その住民のほとんどは、1800年代にイギリス人の宣教師によってキリスト教に改宗しました。その後、イギリス植民地下の影響もあり、ナガランドの公用語は英語となっているのだそうです。


新しい友達ができた喜び、そして改めてインドの大きさ、その多様性、歴史を学んだクリスマス第一日目でした。


ナガランドの詳しい情報は
ナガランド州政府公式ページでどうぞ


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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コメント

毎回楽しく拝見させていただいています!

わたしの住んでいるマハーシュトラ州はマラティー語が公用語ですが、カシミール出身の友人はヒンディー語だったりするので、インド人同士でも英語を使っているところをよく見かけます。こちらの方たちは、いくつもの言葉を話せますよね。すごいなぁといつも感心しています。

投稿: natsumi。 | 2006年12月29日 (金) 01時37分

> natsumi。さま
いつも読んでくださってありがとうございます。

こちらの人は、たくさんの言葉を巧みに使い分けて話せますよね。日本語だって、話すだけならば数週間でマスターする人もいるんですよ。恐るべき言語習得力。
「一人が使いこなせる言語の数」をインド全土で統計とったら面白そうだなぁ、なんて思いますが、無謀ですよね。なんせ10億人ですから・・・。(笑)

投稿: 石井博子@ニューデリー | 2006年12月30日 (土) 07時30分

私の事務所にもトンクーナガ族と言う部族のお嬢さんがスタッフいます。 インドのナガランドではアッサム州の方言を基にしたナガミーズという言葉が共通語として使われていると聞いたことがあります。
私がトンクーナガ族の村々を歩いたときは日本の納豆汁と殆ど同じものを毎食出されたのを思い出しました。 インドのナガ族の方のほうが
痩せてる気がするのは気のせいかな?

投稿: 太郎 | 2007年1月 6日 (土) 18時57分

> 太郎さま
いつもコメントをありがとうございます。

> 私がトンクーナガ族の村々を歩いたときは日本の納豆汁と
> 殆ど同じものを毎食出されたのを思い出しました。
言葉だけでなく、食べ物も、インド、ミャンマー、日本と繋がっていて、あらためて「歴史」と言うものに気づかされますね。

> インドのナガ族の方のほうが痩せてる気がするのは気のせいかな?
実は、今回写真に写っているのは「アオ族」の方なんです(笑)。ナガランドには今でもたくさんの部族の方が住んでいて、同じナガランド出身でも、部族が違うと母語はもちろん、食べ物も違ってくるそうなのです。「部族」と言うと、都会の生活から離れたイメージがありますが、ナガランドでは都会の生活をしている人でも、自分がどの部族に属しているのか、を意識しているようです。

投稿: 石井博子@ニューデリー | 2007年1月 7日 (日) 04時33分

> キセツ・フウさま
コメントを頂きましてありがとうございます。
お返事が遅くなり本当に申し訳ございません。

キセツ・フウさまのブログにも立ち寄らせて頂きました。「トイ」が「トウシバ」から由来しているなんて、とても親近感が沸きますね。ナガランドは、昔から日本との関わりがあっただけでなく、今でも多くのナガたちが日本へ来ているそうです。私もナガの友達ができて初めて知りました。

「チーム・マイナス60分」素敵なタイトルですね。
キセツ・フウさんのブログにまた立ち寄らせていただきます。
トラックバックとリンク、ありがとうございました!

投稿: 石井博子@東京オフィス | 2007年3月28日 (水) 16時38分

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