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2007年3月16日 (金)

DJ-1:紅茶の製造工程

インドからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日もダージリン・マカイバリ茶園から更新中!
昨日に引き続き、日本の皆様へお届けする初摘み紅茶「DJ-1」の紅茶リポートの続きです。


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昨日茶摘みされたDJ-1の葉は、その日のうちに茶畑から工場へ運ばれます。


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摘んだ葉を搬送用の籠に移し、

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茶畑の区画ごとにどれだけ収穫できたかを、区画のリーダーが測り、記録します。写真は、1994年にマカイバリ茶園で第一号の女性リーダーとなった、マヤ・デビ。今では彼女を筆頭に、男性の部下を持つ女性リーダーが、数多く活躍しています。

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午前の茶葉を届けた後はお昼休み。
茶摘みの女性は朝7時半から夕方4時半までが勤務時間です。

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計量された茶葉はすぐに工場に運ばれ、一晩中かけて葉に含まれた水分のほとんどを乾燥させます。


ここまでは昨日の工程。
ここからが、今日の工程です。


朝一番で、水分の少なくなった茶葉を、ローリングにかけます。

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その後、板の上で発酵させます。
紅茶は完全発酵、ウーロン茶は半発酵、そして緑茶は不発酵。
同じ茶の葉でも、製造工程によって大きく異なる茶に仕上がります。

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完全に発酵させた後は、火入れです。
火入れの温度、時間の違いによって茶葉の仕上がりは様々に変化します。
マカイバリ茶園の茶葉のほとんどは、収穫する前から買い手が決まっているので、買い手の市場がどの国なのか、輸送は飛行機なのか船なのか、顧客の手に渡るまでどのくらいの日数を要するのか、によって温度と時間を変えます。

例えばマカイバリジャパンの場合は、茶園から出荷後、数週間で日本市場で販売が開始しますので、茶葉の特徴を損ねず、香りと味を最大限に引き出す温度と時間で火入れをします。これは最も高級で贅沢な紅茶の作り方です。

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火入れが終わると紅茶の出来上がりです。


その後、ふるいにかけ、茶葉の大きさによってグレード分けをします。

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人の手によってゴミ取り作業が行われ、最後は金属探知機にかけて終了。

茶摘みから最終工程まで、約24時間で紅茶の出来上がりです。
そして、このブログで撮影されている紅茶は、「DJ-1」として日本の皆さんにお届けされます!

茶摘み、乾燥、ローリング、発酵、火入れ。
どれをとっても、毎日同じになることはありません。
どの茶畑のどの区画から摘まれたのかによって、その後の工程は変わってきますし、さらには買い手のニーズによっても温度や時間も変化させなければなりません。


毎日茶畑を歩き、一日の終わりにミーティングを行い、常に生き物である「茶」と真剣に向き合っているマカイバリ茶園の人たちだからこそ、摘まれた後の茶葉にも最大限の努力と研究を惜しみません。



「マカイバリの紅茶はこんなふうに作られていたんだなぁ」と少しでも関心を持って頂ければ、これほど嬉しいことはありません。遠く日本に住む私たちに届けられるマカイバリ茶園の紅茶には、多くの人が携わり、作り手の想いが込められているのです。日本の皆さんが興味を持ってくだされば、マカイバリ茶園の人も喜ぶことでしょう。


さて、明日はいよいよDJ-1のテイスティング!
日本の皆様へお届けするDJ-1がどんな紅茶に仕上がっているか楽しみです。



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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コメント

こんにちは
ブログいつも楽しく読ませていただいております。

いよいよ07年の御茶摘の始まりですね^^

DJ-1がすごく楽しみです。

日本の農村のどこかにいそうなネパール系お茶摘おばさんたち
彼女たちの笑顔は最高ですね。
グアテマラ・グラスを山ほど積んで運ぶ顔
御茶摘の手を休めたチョット恥ずかしそうな顔
いつみても心が洗われる思いがします。

ますますマカイバリ・エステートのファンになってしまいます。^^

また、楽しい通信を待っています。

それでは、今年も良いお茶ができますように!!

投稿: juju | 2007年3月16日 (金) 21時12分

> jujuさま
コメントをありがとうございます。
お返事が遅くなり本当に申し訳ございません。

> ますますマカイバリ・エステートのファンになってしまいます。^^
嬉しいです!ありがとうございます。
マカイバリの人たちは皆いつも笑顔で、私も訪れる度に温かい気持ちになって帰ってきます。それに、私たちと顔が似ているので、デリーの人たちよりも、マカイバリの人たちに親近感が沸くんですよね。

これからもいろいろなインドをお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします!

投稿: 石井博子@東京オフィス | 2007年3月28日 (水) 16時59分

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