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2007年3月の14件の記事

2007年3月28日 (水)

700年前へタイムスリップ

マカイバリジャパンのインド駐在日記。


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ここはどこか分かりますか?

実は、ここもデリー。
我が家から車で10分ほどの距離にある、
Hauz Khas Village(ハウズ・カース・ヴィレッジ)に隣接する公園「ディア・パーク(鹿公園)」。


この公園一帯は、1303年、イスラム教であったスルタン王朝(奴隷王朝)に建設された都市「シリ」が栄え、当時はサファイアやラピス・ラズリで彩られていたそうです。


私が住んでいる地域も、昔はシリの一部でした。


上の写真は当時、学問所として建てられ、夏は涼しく、冬は暖かい構造になっています。

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こちらは僧侶の住居跡。

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2人で甘いひと時を楽しむ者もいれば


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男7人、ただひたすら無言で太陽を見つめる者もあり。

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当時は都市の貯水池として使われていた池のほとりでは、パンジャビドレスにスニーカーを履いた女性がウォーキングを楽しみ、

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この池の奥へと続く生い茂った林には、たくさんの鹿が野生のまま生息しているのだとか。

デリーの街にひっそりと残されたオアシス。
この空間を訪れると、700年前のシリにタイムスリップした気分になります。

インド旅行中に静けさが恋しくなったら、是非Hauz Khas Villageのディア・パークへ。



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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日本へ一時帰国

マカイバリジャパンのインド駐在日記。


実は只今、日本に一時帰国中です。
4ヶ月ぶりの日本。
空気が綺麗だなぁ、というのが素直な感想です。
東京の街だって、デリーの排気ガスに比べれば、雲泥の差。



カンカン照りの太陽や、うるさいうるさいクラクションの音、それに人懐っこいインドの人たちが恋しくもありますが、ほんの少しの間、日本の情緒溢れる春を楽しんでいきたいと思います。



しばらくの間、インドの情報を東京オフィスから発信いたします。
引き続き、当ブログをよろしくお願いいたします。


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2007年3月23日 (金)

2007年クリスタルフラッシュ

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの
インド駐在日記。

本日は、マカイバリ茶園オリジナルの紅茶
2007年クリスタルフラッシュのテイスティング・レポートです。

寒い冬にしか作ることのできない紅茶「クリスタルフラッシュ」。
2007年2月17日、ダージリンに大雪が降り、マカイバリ茶園には寒波が訪れました。

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2007年2月17日 ダージリン・グームに降った雪


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雪に覆われたダージリンの街とヒマラヤ山脈(カンチェンジュンガ)
上の写真は2枚とも茶園主の奥様シュリパさんが送ってくださいました。


2007年2月17日、マカイバリ茶園に訪れた寒波に耐え、太陽の訪れとともに芽吹いた新芽がクリスタルフラッシュの主役。

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2003年の白内障キャンプで大雪が降った夜、
ラジャさん宅のリビングルームでは、米谷先生、ラジャさんご夫妻、そしてマカイバリジャパンのスタッフ3人でアイスワインの話に華がさき、そこからクリスタルフラッシュは誕生したのでした。


アイスワインでは寒暖差が糖度の凝縮を、
クリスタルフラッシュは寒さに耐え芽吹いた新芽にエネルギーを凝縮させるのです。

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テイスティングはラジャさんと工場長のデブさん。

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今年のクリスタルフラッシュは2007年3月1日に摘まれました。

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きらきらと輝くクリスタルフラッシュの茶葉。
今年は例年になく豊富な雨量に恵まれたため、新芽が大きくしっかりしています。


2007年摘みのクリスタルフラッシュは、「クリスタル」の名にふさわしく雑味がなく、雨が多かったお陰で、味・香りともにギュっと凝縮され、力強さを感じます。



ハーブティーのように柑橘系の香りの印象を持つこのお茶を、紅茶と呼んでよいのだろうか、といつも思うのですが


ラジャさん「クリスタルフラッシュはクリスタルフラッシュ。紅茶でもハーブティーでもない、クリスタルフラッシュと言うお茶なんだよ。これは大自然とマカイバリの大地が作り上げた賜物。この季節の新芽だからこそ、こんな神秘的な紅茶に仕上がるんだ」。


私「では、他の紅茶と違って、クリスタルフラッシュには何か特別な製造工程を加えるのですか?」


ラジャさん「もちろんクリスタルフラッシュは、通常のマカイバリの紅茶とは違う作り方をするけれど、人間の小手先の技術なんて、大自然が作り出した新芽の味や香りを変えることはできない。正直言うと、僕もマカイバリの茶木には驚かされているんだ」。

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秋摘みでも、春摘みでもない紅茶、クリスタルフラッシュ。
一つの茶木が季節を変えるだけで、ここまで変身する自然の神秘。


私自身、マカイバリには年に何度も訪れ、その度に茶葉が季節の変化に逆らわず素直に変化していることに驚いています。茶園の人はまるで子どもを育てるかのように、毎日茶畑を見て周り、それに応えて茶木が新芽を芽吹かせる。


当たり前ですが「茶木も生き物なんだなぁ」と感じるのです。


大自然がマカイバリに恵んでくれた神秘的な紅茶、クリスタルフラッシュ。2007年摘みクリスタルフラッシュは、4月初めの販売を予定しております。
是非一度、お楽しみください!


クリスタルフラッシュの詳しいページ(2006年)



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2007年3月22日 (木)

DJ-1のテイスティング

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの
インド駐在日記。

更新が遅れて申し訳ございません。
本日はいよいよ2007年度初摘み紅茶「DJ-1」のテイスティング・レポートです。


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2007年3月14日に摘まれた葉は、摘まれてから24時間後に紅茶に生まれ変わりました。そしてこの紅茶こそが、2007年度マカイバリ茶園から出荷される第一号の紅茶「DJ-1」ヴィンテージ。


春摘み・ファーストフラッシュの特徴は、緑の葉が多く含まれていること。休眠から目覚めた春の葉には水分が少ないため茶葉は緑色が多くなります。これが秋摘みに近づくほど、葉には水分が多く含まれ、茶葉は銅褐色を帯びます。

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テイスティングルーム。
まずはテイスティングの準備から。

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茶葉は2g

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湯は200c。
注いでから4分半待ちます。

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水色(すいしょく)は、秋摘みの褐色とは一変し、薄黄色っぽくなるのが春摘みの特徴です。テイスティングは、カップに注がれてからすぐに始めるのではなく、完全に冷めた状態で始めます。紅茶が空気に触れる(冷める)ことで、紅茶の味や香りが開ききり、その紅茶の持つ特徴が正確に分かるのです。

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テイスティングは紅茶だけではありません。
抽出された後の葉の形状を見ることも非常に大切です。
色、形、香り。
水分に触れたことで、より一層、茶葉の持つ香りが引き立ちます。

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さて、ラジャさんとゴッシュさんによるDJ-1のテイスティング。
写真のラジャさんの嬉しそうな表情からもお分かりのように、マカイバリ茶園の2007年度の始まりにふさわしい、上出来の紅茶に仕上がりました。


例年にないほど、2月に降ったたくさんの雨は、マカイバリが力を注ぐ土の栄養分を、茶木の根に行き渡らせてくれました。そしてその栄養を存分に吸収した茶葉は、マカイバリらしい華やかな香りと、春摘みの特徴である青くエネルギッシュな味を強く持つ紅茶に仕上がりました。


私もテイスティングをしましたが、昨年のDJ-1よりも、さらに味が凝縮されていて、春摘み紅茶がお好きな方には是非お薦めしたいと思いました。


きらきらと輝かしいDJ-1の茶葉は、それ自体が竹のような香りがし、マカイバリの豊作を物語っています。


マカイバリ茶園で最も深刻な問題が水不足。南東を向いているマカイバリは、この時期いつも水不足に悩まされ、北西を向いている茶園は豊富な雨に恵まれます。しかし、マカイバリはこの水不足から、マルチングやパーマカルチャーなど、今のマカイバリを支える農法を生み出しました。


「僕の茶人生に一度あるかないかの雨量だよ!」

ラジャさんが大興奮するほど、今年はたくさんの恵みの雨がマカイバリに降り注ぎました。

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茶摘みから3日後、3月17日。
DJ-1ヴィンテージは、日本へ向けて出荷されました。

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マカイバリのシリグリ・オフィス→コルカタ・オフィスを経由し、飛行機で成田に到着するのは3月末の予定です。


さあ、マカイバリジャパンもその準備で今から大忙しです。
発売開始日は、ホームページ、メルマガ、そしてこのブログでお知らせ致しますので、どうぞお楽しみに!

さて、ずっとご報告しておりませんでしたが・・・
今年もクリスタルフラッシュを販売することが決定いたしました!!

なかなか皆さんにご報告できなかったのは、クリスタルフラッシュは気候条件やその他様々な条件が合った年にしか収穫できず、またマカイバリ茶園を代表する紅茶ですので、ラジャさんも太鼓判を押せるまでは「出荷OK」の返事をくれなかったのです。


明日はクリスタルフラッシュのレポートです。
どうぞお楽しみに。


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2007年3月19日 (月)

マカイバリからデリーへ

インドからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

本日、マカイバリ茶園より戻ってきました。

現地からのブログ発信が途中で途絶えてしまい、申し訳ございません。実は、無線回線があまりにも遅く、一つのブログをアップするのに4時間もかかってしまい、途中で断念しました。

また、コメントをくださった皆さまには、お返事ができず申し訳ございませんでした。必ずお返事をさせて頂きますので、今しばらくお時間をください。

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さて、一週間を過ごしたマカイバリ茶園。


2007年度のはじまりは

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豊作に恵まれ

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茶摘みの女性たちは生き生きとし

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託児所の赤ちゃんも

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子どもたちも皆、笑顔に満ち

マカイバリ茶園全体が活気に溢れていました。


茶園を後にし、飛行場へ向かう途中

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茶園の敷地内を走る国道の両脇には多種多様の木々が生い茂り、カーブに差し掛かる道の脇には

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ホームページでもおなじみのティーカップが、道行く人にご挨拶。
(マカイバリの森にはトラが住んでいるのでクラクション禁止)

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眼下にはマカイバリの山々が広がり
今さらながら、マカイバリの緑の豊かさ、大きさに驚きました。



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「マカイバリ茶園をここまで築き上げたラジャさんはすごいですね」と周りの人から言われると、ラジャさんは、

「僕は茶園で働いている一人にすぎません。茶園の人は僕のパートナーで、僕は皆に教えてもらい、そして支えてもらいながら、皆でこのマカイバリを築き上げたんです」と答えます。


ラジャさんの言葉は決して外向けのコメントではなく、心からの言葉だと実感しています。この一週間、私は茶園の人々と行動を共にし、ラジャさんの言葉の重みを知りました。


茶畑では一年中、日差しの強い日も大雨の日も、山の急斜面で人々が茶摘みや土の手入れをし、工場では毎日運ばれてくる葉によって製造工程を変え常に研究を怠りません。毎日夕方には、各仕事場のリーダーが集まり、日々の成果を報告し、茶畑や森の動物の少しの変化にもすぐに対応する体制を作っています。


茶園を運営している人は茶栽培だけに限りません。
女性が中心となるフェアトレードのジョイント・ボディーでは、コミュニティーの人への資金援助や医療充実など、奨励金の運用を行っています。


それぞれの持ち回りの人が、経営者の自覚を持って仕事をしているからこそ、7つの村からなるマカイバリ茶園は茶の栽培も、人々の生活も充実しているのでしょう。


そして何よりも、ラジャさんと言うリーダーが常に彼らと共に茶園で生活しているからこそ、茶園の人は安心して仕事に取り組むことができるのだと思います。



ラジャさんが茶園を引き継いだ70年代初め、有機農法に転換することに大反対した茶園の人々は今ではラジャさんの大切な経営のパートナーとなりました。そしてその波はダージリンの他の茶園にも広がり、ラジャさんの指導のもと、バイオダイナミック農法に転換する茶園が増えました。


この一週間を通して、「経営者」としてのラジャさんに接し、私自身ラジャさんから学ぶことが多い日々でした。



今週は、マカイバリ茶園滞在記をお届けいたします。
明日は、前回の続き「DJ-1」のテイスティングです。
どうぞお楽しみに。


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2007年3月16日 (金)

マカイバリ茶園:番外編

マカイバリ茶園からお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

番外編です。

毎週木曜日は、ラジャさんが大切にしている牛と馬にご飯をあげる日。

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牛たちには、サトウキビで作られたお団子を、

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愛馬トゥルーパにはニンジンをあげました。


牛たちは、茶園の人々に美味しいミルクを提供し、牛糞はバイオガスやバイオダイナミック農法にとって大切な役割を果します。


そして愛馬のトゥルーパは、毎日ラジャさんを背中に乗せて、起伏の激しい山道を軽やかに走ってくれます。


人だけでなく、動物たちも、このマカイバリ茶園を支えてくれている大切なパートナーだとラジャさんは考えています。日ごろの感謝と、これからも茶園を守ってくれることを願って、彼らの大好物をあげました。


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DJ-1:紅茶の製造工程

インドからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日もダージリン・マカイバリ茶園から更新中!
昨日に引き続き、日本の皆様へお届けする初摘み紅茶「DJ-1」の紅茶リポートの続きです。


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昨日茶摘みされたDJ-1の葉は、その日のうちに茶畑から工場へ運ばれます。


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摘んだ葉を搬送用の籠に移し、

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茶畑の区画ごとにどれだけ収穫できたかを、区画のリーダーが測り、記録します。写真は、1994年にマカイバリ茶園で第一号の女性リーダーとなった、マヤ・デビ。今では彼女を筆頭に、男性の部下を持つ女性リーダーが、数多く活躍しています。

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午前の茶葉を届けた後はお昼休み。
茶摘みの女性は朝7時半から夕方4時半までが勤務時間です。

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計量された茶葉はすぐに工場に運ばれ、一晩中かけて葉に含まれた水分のほとんどを乾燥させます。


ここまでは昨日の工程。
ここからが、今日の工程です。


朝一番で、水分の少なくなった茶葉を、ローリングにかけます。

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その後、板の上で発酵させます。
紅茶は完全発酵、ウーロン茶は半発酵、そして緑茶は不発酵。
同じ茶の葉でも、製造工程によって大きく異なる茶に仕上がります。

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完全に発酵させた後は、火入れです。
火入れの温度、時間の違いによって茶葉の仕上がりは様々に変化します。
マカイバリ茶園の茶葉のほとんどは、収穫する前から買い手が決まっているので、買い手の市場がどの国なのか、輸送は飛行機なのか船なのか、顧客の手に渡るまでどのくらいの日数を要するのか、によって温度と時間を変えます。

例えばマカイバリジャパンの場合は、茶園から出荷後、数週間で日本市場で販売が開始しますので、茶葉の特徴を損ねず、香りと味を最大限に引き出す温度と時間で火入れをします。これは最も高級で贅沢な紅茶の作り方です。

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火入れが終わると紅茶の出来上がりです。


その後、ふるいにかけ、茶葉の大きさによってグレード分けをします。

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人の手によってゴミ取り作業が行われ、最後は金属探知機にかけて終了。

茶摘みから最終工程まで、約24時間で紅茶の出来上がりです。
そして、このブログで撮影されている紅茶は、「DJ-1」として日本の皆さんにお届けされます!

茶摘み、乾燥、ローリング、発酵、火入れ。
どれをとっても、毎日同じになることはありません。
どの茶畑のどの区画から摘まれたのかによって、その後の工程は変わってきますし、さらには買い手のニーズによっても温度や時間も変化させなければなりません。


毎日茶畑を歩き、一日の終わりにミーティングを行い、常に生き物である「茶」と真剣に向き合っているマカイバリ茶園の人たちだからこそ、摘まれた後の茶葉にも最大限の努力と研究を惜しみません。



「マカイバリの紅茶はこんなふうに作られていたんだなぁ」と少しでも関心を持って頂ければ、これほど嬉しいことはありません。遠く日本に住む私たちに届けられるマカイバリ茶園の紅茶には、多くの人が携わり、作り手の想いが込められているのです。日本の皆さんが興味を持ってくだされば、マカイバリ茶園の人も喜ぶことでしょう。


さて、明日はいよいよDJ-1のテイスティング!
日本の皆様へお届けするDJ-1がどんな紅茶に仕上がっているか楽しみです。



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2007年3月15日 (木)

DJ-1の茶摘み開始!

マカイバリジャパンのインド駐在日記。

本日もダージリン・マカイバリ茶園からお届けしています。


今日、3月14日はマカイバリ茶園の2007年度の初摘み日。
一年の豊作を祈り、茶園の人々がパンディット(ヒンドゥー教の司祭)にお祈りをしてもらいます。

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マカイバリ茶園では11月に茶摘みを終え、約5ヶ月にわたって土や茶木の手入れに専念します。そしてダージリンに春が訪れ、土、茶木、気候のすべての条件が合致した日が、新しい年度の茶摘み開始日となるのです。

そしてこの日は、マカイバリ茶園の茶だけでなく、茶園で働く人々にとっても、一年のスタートであり、大変神聖な日なのです。


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初摘み日には、毎年茶園主ラジャさんから働いている人々へプレゼントが贈られます。

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プレゼントは傘とお菓子。
きまぐれな山の天気には傘は必需品。
それに、日差しの強い斜面で茶摘みをする女性には日傘としても活用でき、大変重宝する物です。

茶園で働くすべての人が、一人一人名前を呼ばれ、ラジャさんから直接プレゼントを渡されます。


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茶摘み女性には、新しい籠が3つづつプレゼントされました。



さあ、いよいよマカイバリ茶園の2007年度の茶摘み開始です。

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初摘み日の今日摘まれた茶葉は、「DJ-1(ディージェーワン)」と呼ばれます。「DJ」とはダージリン、「1」はロット番号の意味で、DJ-1は2007年度マカイバリ茶園から最初に出荷された紅茶で、大変希少価値の高い紅茶なのです。


もちろん、今年もマカイバリジャパンではDJ-1の販売を行います。
そう、今このブログに写っているこの茶葉が、数週間後にDJ-1として日本に入荷するのです!

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マカイバリ茶園の2月、3月は、例年にない豊富な降水量に恵まれ、雨と晴れの繰り返しの天気のお陰で、新芽が勢い良く育っています。


昨日歩いた茶畑が、今日再び訪れると、新芽のカーペットできらきらと輝いていました。みなぎる茶木の生命力を感じた瞬間でもありました。

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24時間、いえ、それよりももっと早い単位で様子を変える茶木は、摘み取るタイミングを逃すと質の良い茶にはなりません。そのため、ラジャさんはいつも以上にキメの細かい指導をします。

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山の急斜面でも茶摘みは行われます。


新芽に勢いがあり、人々も生き生きとして、マカイバリ茶園がいつも以上に活気付いているように感じます。ラジャさんは270ヘクタールの茶畑すべてを毎日車で見回り、次の日の茶摘みの畑を決めるのに大忙しですが、とても嬉しそうに見えます。


紅茶の神様ティー・ディバにも、ヒマラヤ・キジにも出会うことができました。


「人と動物と自然がハーモニーを奏でているんだよ」とラジャさんが言うとおり、新しい年を迎えたマカイバリ茶園では、人も動物も自然も、みな生き生きと共生しているように感じました。


明日は、今日摘まれた茶葉が紅茶へと生まれ変わります。
どうぞお楽しみに!



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2007年3月14日 (水)

明日は初摘み日

インドからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

本日も、ダージリン・マカイバリ茶園から更新です。

2007年の初摘み日を翌日(3月14日)に控えたマカイバリ茶園。
茶畑に出てみると、

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土の手入れの真っ最中。

茶摘みが休み中でも、茶摘みの女性たちは土の手入れや茶木の手入れをしています。

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マカイバリ茶園では、日曜日と祝祭日以外、一年中皆働いています。農作物の成長には夏休みも正月休みもありませんから。

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きらきら輝く新芽。

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茶畑はまるで新芽のカーペットのように、一面黄緑色の新芽で覆われています。


ラジャさんが興奮するのが良く分かります。
茶木にとって、雨はまさに「恵みの雨」です。
バイオダイナミック農法による調合剤(肥料のようなもの)が土に埋められ、雨が降ることで土の奥深くまで浸透していきます。そして、雨が降ることで気温が下がり、翌日太陽が出て気温が上がると、一気に新芽が芽吹くのです。


2月には寒波が訪れ、さらに積水量が17cmにおよぶほどの雨が降りました。雨による土砂崩れなどの問題も、マカイバリではマルチングによる土作りが入念にされていますので、全く心配ありません。


今日の夕方も茶園には雨が降り、マカイバリの人々は大喜びしていました。

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毎日夕方から行われるミーティング。
明日のDJ-1ヴィンテージの収穫を、どの茶畑から行うかを決めました。



明日は朝7時から、開園の儀式が行われ、その後、ラジャさんから680人の働いている人々にボーナスとプレゼントが贈られます。そしていよいよ初摘み開始。



夜の9時には、バグドーグラの飛行場に近い、マカイバリのシリグリ・オフィスから、明日のための現金とプレゼントが届きました。

プレゼントの準備は万全に整い、後は明日を待つのみです。



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2007年3月13日 (火)

こんなところから更新!!!

インドからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。


なんと、本日は

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マカイバリ茶園からお届けしています!

マカイバリ茶園の2007年度の初摘み日が3月14日に決定したと聞き、早速デリーから飛んできました。


ダージリンの玄関、バグドーグラ空港までデリーから直行便で約2時間半。
今回のフライトはアッサムのゴハーティ経由だったので、4時間もかかりました・・・。


バグドーグラ空港では、マカイバリ茶園のドライバー・ボベッシュさんが出迎えてくれ、1時間半でマカイバリ茶園へ。


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ウェルカム・ティー。

深い深呼吸をしたくなるマカイバリ茶園の空気に包まれながら頂くマカイバリ紅茶は、気まぐれな山の天気で大揺れした飛行機の疲れも、一気に吹き飛ばしてくれました。

そう言えば、とふと思い立ち、ひょっこり顔を出してみると、やはり皆集まっていました。

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夕方5時から毎日行われる、日々の成果ミーティング。
まだ時間が早いので3人だけですが、もうすぐすると20人くらいのスタッフが集まります。ミーティングは茶園主ラジャさんと一緒に行われ、その日の成果、茶葉の育成状態が報告されます。そしてその報告に基づいて、次の日の茶摘みの区画や、その区画からどんな茶葉を作るのかを決めていくのです。


今年は雨がたくさん降ったので、茶葉の生育が大変良く、ラジャさんも14日の初摘み日を楽しみにしています。そして、記念すべき2007年度の初摘み紅茶「DJ-1」は、今年もマカイバリジャパンにすべて送ってくれるとのこと。今から楽しみです。

今回のブログは、無線を使って更新しています。

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昔は、手書きのレポートを日本にファックスし、日本スタッフがそれを打ち込んでメルマガやホームページで流していたのに、今では茶園から直接ブログを更新中。変わりゆくインドの恩恵に与っています。

そう言えば、今になって気がつきました。せっかくマカイバリに来たのに、茶園主ラジャさんの写真が一枚もアップされていませんでした。


理由は単純。撮り忘れ。


これから一週間マカイバリに滞在しますので、ラジャさんの写真はもちろん、DJ-1や茶摘みの様子など、どんどんお届けいたします。


どうぞお楽しみに!


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2007年3月11日 (日)

お気に入りの店

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

ホーリーが過ぎてから日に日に気温が上昇し、夏に向かっているデリーです。暑くなれば、当然衣類も衣替え。

今日は夏の服を買いにお気に入りの店に行ってきました。

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ここの店はジャイプール州特産のウッドプリントでつくられたパンジャビドレスなどを売っています。ウッドプリントとは、手彫りの木版に自然の植物で染料をつけ、一色ずつ手作業で版押しをしてつくる手工芸品です。味わいのある模様や色が特徴です。

店のオーナーはインド人とイギリス人のデザイナーカップル。最近、インドではヨーロッパのデザイナーが活躍しています。洋服だけでなく、家具やバッグ、靴などインドの古来からある手工芸品にヨーロッパのデザインが加わると素敵になります。


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インドでの服選びはシンプルです。ある程度デザインは決まっているので、色と柄、そしてサイズを選ぶだけです。しかし、大量には生産しないので気に入ったときに購入しないと次回来た時には売り切れということもしょっちゅうです。

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パンジャビドレスは上下とドゥパタ(上の写真)という首にかける3点が1セットです。昔はこのドゥパタをせずにパンジャビドレスを着ていましたが、インドでは日本の着物を帯をつけずに着るくらいに変だということを教えてもらいました。

パンジャビドレスはコットンで肌触りも良く、機能的でインドで着る服として最適です!

マカイバリの紅茶袋でもウッドプリンを使っています。
↓          ↓         ↓
http://www.makaibari.co.jp/shopping/tea/woodprint.html

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2007年3月 7日 (水)

ナチュラル志向のホーリー

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

3月4日は水と色の祭り「ホーリー」でした。お祭りが明けた翌日でも、まだ人々の顔や手には色が残り、色が濃い人ほどホーリーを楽しんだことが想像できます。

ホーリーに使う粉の色は鮮やかな色ですが、こんなナチュラル志向向けの粉もありました。

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いつも我が家が買うオーガニックショップのお店で売っていました。

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色は天然の植物から抽出しています。

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「毒素がなく、肌にもやさしい、そして環境にもやさしい!」というキャッチフレーズで売り出しています。ナチュラル志向の人にはぴったりの商品です。

ちなみに我が家のホーリーは・・・

我が家で働くマドウーが、「形だけでもお祝いしましょう」ということで

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こんな色の粉をおでこに付け合いました。

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何といっても水と色のお祭りですから、少しはカラフルにならないといけませんね。

とてもおとなしい地味なホーリーを過ごしました。



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2007年3月 5日 (月)

Happy Holi!!

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

今年もやってきました!今日はインドの祭りのひとつである「ホーリー」です。毎年3月上旬の満月の日にインド全土でなされる大きな祭りです。

色と水の祭り「ホーリー」。カーストや性別、年齢に関係なく水風船や色のついた粉を誰彼かまわず投げあいます。

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こんなドギツイ色の粉などを誰彼かまわず付け合います。この日だけは無礼講も許されるため、外出を控える人も多いです。

しかし、お祭り好きのインド人。ガードマン(門番)だって、仕事よりもホーリーに参加します。

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我が家の下の階に住む大家さんの子供たちも屋上で、ホーリーをしています。

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こんな小さな子供まで参加します。

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カメラを向けると「一緒に参加しない?」といわれましたが、「No Thank you(結構です)」
と遠慮しました。

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だって、こんなすごい色になるのですから・・・。

大家さんの犬までホーリーに参加(?)です。

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家の前のクラブでは朝から音楽がなり、水風船や粉を投げ合う人たちの歓喜が響き、インドらしいお祭りでした。

インドではこの日を境に1度づつ気温が上昇すると言われます。日本のような穏やかな春の気候はなく、これから夏に向かいます。

水とこのカラフルな色が灼熱の夏を象徴しているかのように見えました。



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2007年3月 4日 (日)

牛の昼飯時

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

デリーのオフィス街のランチタイム。デリーで働く人はお弁当を持っていくか、屋台の食堂でお昼を済ませるのが一般的です。

こんな感じの屋台がいくつかあります。お昼時は人だかりができる程の大盛況。

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メニューはもちろん、カレーにチャパティ。そして簡単な野菜の盛り合わせ。


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屋台の裏方はチャパティを作るのに大忙し。かなりの枚数のチャパティを焼きます。

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そこに現れた一頭の牛さん。チャパティの香りにつられてやってきたのでしょう。
しかし、そう簡単にチャパティはもらえません。

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「チャパティがもらえないのなら水をもらっちゃえ!」と、溜めてあった水をゴクゴクと飲みだしました。

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牛に寛大なインド人でも、やはりお昼時の忙しい時にはかまってあげられません。
とうとう諦めた牛さんは、ゴミをあさってお昼にしていました。

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明日は水と色の祭りである「ホーリー」です。デリーの牛たちも色の粉でカラフルになることでしょう。



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