インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。
日曜日の「地球アゴラ」への出演、お陰様で無事に終えることができました。
ご覧になって下さった皆様、メッセージを下さった皆様、
そして今回お世話をしてくださったNHKの皆様には、
心から感謝を申し上げます。
番組の中で、インドでバイオガスを普及させるためには
「環境に良いから、と言うだけでなく
農村の人々の生活が改善される、
そしてその改善されたことを肌で感じられることが大切」、と
お話させて頂きました。
番組が終わった今、このことは、今回番組で紹介されたすべてのことに共通しているように感じています。
人間が感じる「豊かさ」とは十人十色です。
私がインドと関わり、マカイバリ茶園と関わり、感じるようになったことは、
「自由になる豊かさ」です。
マカイバリ茶園の人々は、バイオガスを導入したことで
女性と子どもは薪を運ぶ重労働から解放され、
ミルクも野菜も、市場の値段を気にせずに、自分たちの牛の恵みから新鮮なものを手に入れることができるようになりました。
しかし、それだけではなく、バイオガスを導入したことで
「自分たちでエネルギーを作り出す自由」を手に入れたのです。
日本では当たり前のように電力やガスが供給されますが、
インドでは供給不足で停電になったり、ガスボンベのガス補充ができなかったりし、第三者が配給するエネルギーをひたすら待つしかありません。
農村に住む人々にとって、バイオガスで必要な時に必要なだけのエネルギーを作り出せることは、生きていく上での不安が一つ解消されただけでなく、自立できている、という自信にもつながります。そしてこれこそが第三者の意図に束縛されることなく、日常生活を送ることのできる「豊かさ」の一つだと思うのです。
現在、インドの人口の約60%(6億)もの人々が、未だに薪などの伝統的な燃料に頼って生活をしています。これらの人々がバイオガスに切り替わったのなら、彼らの生活はより豊かなものになるだけでなく、世界の自然環境も変わってくることでしょう。
息の長い環境への取り組みとは、豊かさの延長にあるように思うのです。
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生放送の舞台裏
電力配給待ちの私は
インターネットのサーバー会社へ移動し、
そこから生中継で番組に登場しました。
日曜日なので人もまばら。
リハーサル後の風景。
パソコンの上についているウェッブカメラを見ながら話をするのですが、
ガラス越しに働いている人と目があったり、気がつくと周りにギャラリーができていたり・・・。
チャイ、ありがとう。
『地球アゴラ』 環境スペシャル
放送局:NHK BS1
放送日:2007年6月10日(日)
放送時間:20:10~22:00 (2部構成)
http://www.nhk.or.jp/agora/index.html
マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン