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2007年7月の7件の記事

2007年7月30日 (月)

インドのマンゴー【歴史】

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日はマンゴー博士直伝のマンゴーの歴史について。

マンゴーは4000年も前からインドに自生している植物だと言われています。

16世紀にモンゴル人によるイスラム王朝がインドを征服した「ムガール王朝時代」、彼らはインドのマンゴーを大変気に入り、たくさんのマンゴーを植え始めました。

ヤムナ河とガンジス河に挟まれる湿地帯は、平地でマンゴーの栽培に適しています。ほとんどのマンゴー農園は、ムガール王朝時代の末裔(Khan)によって運営されています。

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マンゴーパーティーを主催してくださったムガール王朝の末裔の方々。「フッカ」と呼ばれるたばこを楽しんでいます。

マンゴーの季節は4月頃から9月頃まで。
日本人に最も有名な「アルファンソー」が4月に出荷されるのを皮切りに、インドにはマンゴーのシーズンが到来します。

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インドを北と南に大きく分けると、
南のマンゴーシーズンは4月~9月まで、
北は5月の半ばから9月まで。

マンゴーの栽培に必要とされる、湿気を含んだ肥沃な土地と、十分な暑さ、を持ち合わせた北インド(特に、ヤムナ河とガンジス河に挟まれる湿地帯)は、南インドよりも上質なマンゴーを出荷することで有名です。

特に、ヤムナ河の岸辺は、インドで最もマンゴー栽培に適している場所なのだとか。

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マンゴー農園の周りにはのどかな田園風景が広がります。

まだ十分に熟れていないマンゴーは、
食後に食べると体を冷やす効果があり、灼熱のインドの夏を乗り越える手助けをしてくれます。また、このマンゴーを加熱すると、暑さに強い体になるとも言われています。熱のインドの夏を乗り越える手助けをしてくれます。また、このマンゴーを加熱すると、暑さかに強い体になるとも言われています。

反対に熟したマンゴーは、甘くて美味しいものの、体内に熱をこもらせ、食べ過ぎると湿疹を引き起こします。

そんなときには、牛乳にソーダ水を混ぜたものを飲むと、マンゴーの酸が中和され、湿疹にならずにすむのだとか。

北インドのニューデリーは、只今マンゴーシーズン真っ只中!
街中、どこへ行ってもマンゴー、マンゴー、マンゴー。

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マンゴーフェスティバル

ムガール王朝時代の恩恵に授かり、現在では約275ものマンゴーの種類があり、月単位(もしかしたら週単位)で入れ替わる市場のマンゴーを、今日もインドの人たちは楽しんでいます。

マンゴーフェスティバルは各地で催されていますので、これからインドをご旅行される方も、運が良ければインド全国から集まるマンゴーに出会えるかも!


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2007年7月20日 (金)

マンゴーパーティー【食事編】

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日は、マンゴーパーティーの続き。
食事編です。

マンゴーパーティーの楽しみは「マンゴー」だけではありません。
昼食に出されるご飯も、一味違ったこだわりの一品が出されます。

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4、50人をもてなすための食事は、屋外で煮炊きされます。

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こちらはチキン・ビリヤニ。
インド風炊き込みご飯です。

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クッキング用の火には、
牛糞を平べったくして乾燥させたものが使われます。
乾燥させた牛糞は火力も強く、大変便利。
15年ほど前は、ニューデリーでも、この牛糞をひんぱんに見かけることができたのですが、最近では全く見なくなりました。

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ナンを作っているところ。
土に穴を掘り、釜戸として使っています。

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ナンを壁に貼り付けて炭火で焼きます。



そして、こちらが本日のお昼ごはん。

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左から、炭火焼のナン、チキンカレー、チキン・ビリヤニ。

とてもシンプルなお昼ごはんだけれども、自然の火力で作られた品々はどれも絶品。
特に、炭火焼のナンは、もちもちと弾力があり、釜戸で焼いたピザの生地のよう。炭の香りもして、久しぶりに本格的なナンを頂きました。

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つづく

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2007年7月14日 (土)

マンゴーパーティー

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日は、マンゴー博士と一緒に行った「マンゴーパーティー・その1」です。

ニューデリーから真北に車で約2時間。

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マンゴーの森の道を抜けると



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そこはマンゴー農園。
すでに、大勢の人で賑わっていました。



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マンゴー農園のオーナー主宰のマンゴーパーティー。
樽にいっぱいに入ったマンゴーを、
とにかくお腹いっぱいになるまで



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食べる



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食べる



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食べる!!!



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どのマンゴーが美味しいか、においを確かめ



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食べる。



今回こちらの農園で出されたのは、吸うタイプのマンゴー。
マンゴーのお腹を揉むと、頭が割れて、そこから果汁を吸います。
繊維が多いので、ナイフで切って食べることができません。


吸うタイプのマンゴーだと、思った以上に食べることができてしまい、気がつくと私は10個も食べていました。
マンゴー博士の子ども時代も、この吸うタイプのマンゴーを食べていたそうで、一日10人で500kg。


この日の気温は35度を超える暑さ。
暑さを一気に吹き飛ばしてくれる、面白グッズを発見しました。



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トラクターのお尻に付けられた、巨大な扇風機。

使い方はこちら↓



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マンゴーに熱中している人たちめがけて、強力な風を送り込みます。



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庭のプールでは子どもたちが水遊び。



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真っ青な空と



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みごとなマンゴーの木。



インドでは人にプレゼントをする習慣が今でも残っています。
このマンゴーパーティーもその一つ。
マンゴー農園主が、その年の豊作を祝い、親しい友人家族を招き、採れたてのマンゴーを振舞うのです。

つづく

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2007年7月13日 (金)

マンゴーフェスティバル

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日は、週末にマンゴー博士と行った「マンゴーフェスティバル」です。

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セキュリティーゲートを抜け、会場に入ると、
人、ひと、ヒト。大混雑中です。
(インドは人が集まる場所には必ずセキュリティーゲートがあります。機能しているのかは定かではありませんが)

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会場内には、インド中のマンゴーが大集合。

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籠ごとに、種類の違うマンゴーが入っています。

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全部マンゴー。
大きいのから小さいのまで、すべて食べられるマンゴーです。
種類が豊富!

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こちらもマンゴー。
マンゴーは黄色くて、長細いのかと思いきや、
丸くてルビーのようなマンゴーもあるのです。
私も初めて見ました。

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こちらの男の子が見せてくれているのは
インドが日本向けに輸出しているマンゴー。
デリーのマーケットではあまりみかけない、大きくて立派なマンゴーです。

さて、大混雑しながらも、和やかな雰囲気の会場で、
とてもインドらしい光景を発見。


下の写真は、「デュセリ」と呼ばれる種類のマンゴーが展示されているところ。展示物には触ることができないように、紐でガードされています。
同じデュセリでも、様々な種類があるんだなぁ~と思っている矢先、

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写真右に、触っている人が・・・。



すると、「ピーーっ」と

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笛を鳴らす警備員さんに怒られます。


あぁ、とてもインドらしい。
警備員さんに怒られようが、睨まれようが、好奇心旺盛なインドの人たちにとって、こんな美味しそうなマンゴーが目の前に山積みにされていたら、触らずにはいられないんだろうなぁ。しかも、30秒おきくらいに「ピーピー」聞こえてくるし。
それに何と言っても、マンゴー専属の警備員さんを配置しているところがとてもユニーク。

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会場から出ると、外にはマンゴーを使った食材が売られていました。
マンゴーの漬物、お菓子、ジュースなどなど。

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マンゴーの苗木もお土産に買って帰れます。

先日日本に一時帰国した際、いろいろな所でマンゴーを見かけました。インドからも日本へのマンゴーの輸出が始まり、日本の私たちにとって、もっともっとマンゴーが身近な果物になるかもしれませんね。

さて、次回は、マンゴー博士と行った「マンゴーパーティー」。
これは必見です!!
マンゴー農園を所有するオーナー主宰のマンゴーパーティーは、インドの人でもなかなか体験できないそうです。

次回をぜひお楽しみに!


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2007年7月 9日 (月)

マンゴー博士

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

私の知り合いにはマンゴー博士がいます。
いえ、正確に言いますと、マンゴー博士の息子です。

その昔、マンゴー博士であったお父さんは、夏になると
子どもたち10人に、毎日500kgのマンゴーを買っていたそうです。
もちろん、子どもたちはすべて完食。

そんなお父さんの講義を聞きながら、たらふくマンゴーを食べていた息子は、
間違いなくマンゴー博士だと私は思っています。

さて、そんなマンゴー博士からある日、贈り物が届きました。

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もちろんマンゴー。

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ぎっしり。
これを全部私に?
(到底一人で消化できる量ではありません・・・)

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でも、美味しそう。
マンゴーの甘い香りが漂ってきます。

もちろん、マンゴー博士の贈り物はこれだけではありません。

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どーん、と大きなマンゴー。

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こちらの普通サイズのマンゴーと比べると
その大きさがお分かりいただけると思います。

大量のマンゴーを目の前に、さて、どれから食べようかな、
なんて迷っているとマンゴー博士から電話が。

マンゴー博士「マンゴーは洗ってから、水に4~5時間浸しておくように。今のマンゴーは、甘くするために皮に薬品をつけているからね。その後は、柔らかいマンゴーは冷蔵庫に、硬いものは暖かい場所に置いて完熟するのを待つように」。

さすがマンゴー博士。
マンゴーをプレゼントするだけでなく、食べ方にも指導があるのですね。

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指示通りに実行中。

************
後日談。

さすがマンゴー博士の選ぶマンゴーは美味しかったです。
あまりの美味しさに、というよりも食べるのに熱中しすぎて、
写真に残すのを忘れました・・・。


美味しさは皆で分け合おう、ということで
大家さん家族におすそ分けしました。

さて、そんなマンゴー博士、
週末にマンゴーパーティーと、マンゴーフェスティバルに連れて行ってくれました!

その様子は、次回お届けいたします。
お楽しみに!!

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2007年7月 6日 (金)

チキン屋さん

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

週に一度、三女のごはんの具材を仕入れるために、チキン屋さんに行きます。

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日本では「肉屋さん」といえば、牛や豚や鳥が売っていますが、インドでは鳥だけを扱う「チキン屋さん」が圧倒的に多く、その他の肉も扱うお店は少数派です。



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チキン屋さん。
チキンはすべてさばいてあるので、安心・・・。(市場では生きた鳥がそのまま売っていて、目の前で絞めてくれるので・・・)

お肉は500g単位で小分けされているのですが、
以前、日本の感覚で「200gください」と言ったら、
「・・・?」の目をされました。

やはり大家族のインドでは、最小単位も大きいのです。

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ここのチキン屋さんは、農園と提携しているので、新鮮なお肉だけでなく、生みたての卵や、野菜なども置いています。



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その他、手作りのピザや、サラダ、マヨネーズやペースト類なども販売。



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ホームメイドのブラウニーも!
ブラウニーと銘打っていながらも、ほとんどさっぱりとしたチョコレートケーキ。
ごてごてのケーキが主流のインドでは、貴重なケーキです。

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こちらはオーガニックの蜂蜜。
さらさらしているのですが、コクがあって美味しい。
今までで食べた蜂蜜の中で、これが一番美味しかったかも。
ラベルが手書きなのもニクイ!



チキン以外に、様々な食材を扱うこのチキン屋さんですが、
日本人の感覚からすると意外なものも置いてあります。

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ベジタリアン(菜食主義者)のための食材です。

インドでは宗教的にベジタリアンの人、
または自主的にベジタリアンの人がいて、
自宅でパーティーを開くときには、まずはその人がその日、
「何が食べられないか」を聞くことから始まります。

曜日によっては、いつもはお肉を食べる人も、
宗教的(神様にお願い事をする曜日があります)に、
その日だけベジタリアンになる人もいます。

ですので、ベジタリアン用の食材があると、
突然のベジタリアンの来客時にも重宝するわけなのです。

お国が変わると、お肉屋さんも随分と変わってくるのです。

*チキン屋さん情報*
DERA FARM
D-429 Defence Colony
tel: 24643491
川沿いにある民家の1階

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2007年7月 3日 (火)

インドの伝統健康法

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

すっかり更新が滞ってしまい申し訳ございません。元気にしております。ご心配をお掛けいたしました。
コメントを下さった皆様、お返事が遅くなり申し訳ございません。必ずお返事致しますので、今しばらくお時間をください。

こちらデリーはようやくモンスーンを迎えました。
日本の梅雨のように、一日中しとしと雨が降るのではなく、一日の中で集中的に雨が降り→太陽が出て、の繰り返しがインドのモンスーンです。

さて、先日出演させて頂いたNHK BS1「アジア・クロスロード」のご報告です。

Topic_asiacrossroads_1
「インドの伝統健康法」
放送局:NHK BS1
放送日:2007年6 月29日(金)
放送時間:17:30頃~
http://www.nhk.or.jp/asia-cross/index.html

今回のトピックは、アーユルヴェーダに基づいたインドの人々の生活。

日本で「アーユルヴェーダ」と言うと、オイルマッサージやヨガのイメージがありますが、実はアーユルヴェーダは、人生のすべてに関わります。
人間が生まれてからこの世を去るまで、人間らしく健康に生きるにはどのようにしたら良いのか、がアーユルヴェーダに書かれているのです。
ですので、オイルマッサージもヨガもアーユルヴェーダのほんの一部なのです。

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我が家から歩いて5分の距離にある公園。
写真左に写っているのが、シリ王国の遺跡。
今でも公園の一部として大切に保管されています。

朝6時の公園は、健康管理のためにウォーキングをする人やジョギングをする人、

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クリケットをする若人
(平日の6時に・・・元気だなぁ)

などが汗を流しているのですが、やはり一番多く見られるのが

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ヨガをしている人たち。
呼吸を意識しながら、精神統一をしています。

アーユルヴェーダでは食事も重要な役割を果します。
インドには「病は台所で治る」という諺があるくらい、バランスよく食材を食べることが健康に繋がると考えます。

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これはカレーを作るための香辛料の一部ですが、6つの味(塩気、甘味、辛味、酸味、苦味、渋み)をバランスよくとることが健康の秘訣であり、実はインドの家庭料理には、これらが実にみごとに使われているのです。
(詳しくは後日ご紹介いたします)

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撮影にご協力くださった、我が家の大家さん家族。
オーガニックの食材にこだわる、大変健康意識の高いご家族です。

この他、日常生活の中でも健康になる秘訣はたくさんあります。

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8種類の金属からできたポット。
このポットに一晩水をため、朝一番に飲むと、ミネラルが体に補給されて体に良いのだとか。これを実践している人は思いのほか多く、このポットを売っていたお店の人もお客さんも皆さん実践者でした。

この他にも、鼻洗い(衝撃的だったようで反響多数アリ)や舌洗い、歯磨き方法など、今でもインドの人々の日常で行われているアーユルヴェーダによる健康法についてご紹介いたしました。

私も取材して初めて知ったことが多く、楽しい撮影でした。
後日、少しずつこのブログでご紹介していきます。
どうぞお楽しみに。

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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