地球アゴラ:インドのコンビニ
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。
本日は、10月21日(日)に出演させて頂いたNHK BS1「地球アゴラ」のご報告です。
今回のトピックは「インドに初登場!24時間コンビニエンス・ストア」。
日本ではすっかり日常の風景に溶け込んでしまっているコンビニですが、実はインドに初めて登場したのが2005年6月。
91年に経済鎖国を解いてから、14年の年月がたってからの登場です。
実は、今回コンビニを取材するにあたって、大きな障害がありました。
それは、「一切の撮影禁止」。
なぜ???
その理由は、後日のブログで。
何はともあれ、無事に撮影を終え放送へ。
実は、コンビニの全貌が日本で公開されるのは、
今回の「地球アゴラ」が初めて。
大変貴重な映像です。
インドで初めて登場した24時間営業のコンビニエンス・ストア
「Twenty Four Seven」。
2005年6月にニューデリーにオープンしたこのコンビニは、
2006年6月に2店舗を増やし、現在3店舗が営業中。
近日中に、デリーとその近郊に175店舗を開業予定です。
広い店内。
セブンイレブンを参考にして開発が進められた店舗は、
照明を明るくし、商品の陳列方法にも客の目線や動線を研究し、工夫を凝らしています。
「おしゃれ」で「かっこいい」と、若者が多く訪れます。
コンビニで売られている物のほとんどは、街の小売店でも買うことができますが、このコンビニ独自に開発された商品もあります。
パックされたサンドイッチやサラダ。
それに、お弁当。
このほかに、電子レンジで温めればすぐに食べられる
ピザやシシカバブなどなど。
これらのパックされたお弁当類は、インドでは新しいコンセプト。
コンビニの一番の売れ筋商品となっています。
24時間の営業は、IT産業やコールセンターなどと言った、
働く時間が深夜だったり不規則だったりする人にも大変重宝されています。
コンビニの概念はまだインドでは新しく、
首都デリーでもほとんどの人たちは、今でも市場や街の小売店で買い物をしています。
インドは近年、急激に経済成長を遂げていて、
それに伴って人々の生活スタイルも変化しつつあります。
24時間営業のコンビニは、人々の生活スタイルが確実に変化しつつある、その現れの一つのように感じます。
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番組では上記の内容をお伝えしました。
次回のブログでは、番組ではお伝えしきれなかった、
「インドのコンビニあれこれ」をお届けいたします。
つづく。
『地球アゴラ』
放送局:NHK BS1
放送日:2007年10月21日(日)
放送時間:21:10~22:00
http://www.nhk.or.jp/agora/index.html
番組の放送詳細はこちら↓↓↓
http://www.nhk.or.jp/agora/yotei/07-1021.html
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