マカイバリ茶園 in Autumn
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。
先週はマカイバリ茶園を訪問しました!
ダージリンはまさに秋。太陽は燦燦と輝き、空は高く、そして茶畑はしっとりとした落ち着きを放っています。季節によってその姿を変えるマカイバリ茶園。私はマカイバリ茶園の秋の時期が一番好きです。
モンスーンがあけた9月下旬より秋摘みオータムナルフラッシュの茶摘みが開始されました。
今年のモンスーンは雨の量が非常に多く、気温が低かったそうです。
10月に入るとモンスーンはあけ、一気に気温が上昇したとか。昨年と比べると7度も高くなったそうです。
これも世界規模での温暖化の影響かもしれません。
茶園主ラジャさんはいつものように温かく迎えてくれました。
ダシェラ、ディワリの時期とあって人々はお正月の準備で忙しそうでした。1年で一番人々が活気づくときでもあります。ラジャさんもフランスからのテレビ局のインタビュー、アメリカのお客さんの接待などで忙しかったそうです。
今回もいつものようにラジャさんと茶畑を歩きました。今回は上級者のコース。茶畑は東京ドームの100倍近くの広さがあり、すべてを歩くことは不可能なので、いつもコースを選んで歩きます。
ラジャさんは私のペースにあわせて歩いてくれますが、どんどんその差は広まるばかり。途中で野鳥がでてきたり、遠くで猿の声が聞こえたり、犬がでてきたり、、。マカイバリ茶園はまさに動物たちにとっても楽園です。誰もが、モンスーンがあけた秋晴れを楽しんでいるかのように見えます。子どもたちも元気です。私たちをみると学校からでてきました。
茶摘みの女性たちも秋摘みオータムナルフラッシュの茶摘みの書き入れ時。籠にはたくさんの葉が入っています。これらの葉が紅茶となって日本にも届くのです。
茶園の中で見つけたポインセチア。 日本ではクリスマスの時期に花屋でみかけますが、マカイバリ茶園では自然の木のままで見ることができるのです。これからもっと花が赤くなるそうです。茶園には秋に咲くサクラの木もあるのです。
約7km近く歩いた後は、汗だくになりましたが驚くほどに心地よい疲れでした。きっと、マルチングのために足元に敷き詰めたガテマラグラスや雑草のお陰でしょう。
秋摘みオータムナルフラッシュは現在、コルカタで出荷を待っています。インドのお正月の時期とあって今の時期は誰もお休みをとってるのです。
11月には日本に到着します。2008年の秋摘みオータムナルフラッシュも、マカイバリのエッセンスがぎっしりと詰まった紅茶に仕上がっています。深い味わいの中に、まろやかな甘さと花を思わせる香りが特徴です。
どうぞ楽しみにしてください!
続く
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)