茶園主の奥様“シュリパさん”@マカイバリ茶園
インド・ニューデリーよりお届けしているブログ。
マカイバリ茶園訪問記の最終回をお届けします。
今回の訪問ではラジャ氏の奥様シュリパさんも茶園にいらっしゃいました。昨年は体調を崩されて入院をされたり、次男のお孫さんの出産でオーストラリアに長期間いらっしゃったり、と中々会うタイミングがありませんでした。
久しぶりに会ったシュリパさんはいつもと変わらない明るさとパワーで出迎えてくれました。
19歳の時にラジャ氏とお見合い結婚をされて今年で38年目。ずっとマカイバリ茶園の経営を影で支えてきた大きな存在です。
良い時期だけでなく大変な時期もあったそうですが、マカイバリ茶園の歴史をラジャ氏と共に歩んできました。影で支えるだけでなく、フェアトレードのジョイントボディ(共同委員会)を代表して、フランスでスピーチをするなどのPR活動も最近ではしています。
ダージリンにある80近くあるお茶園でオーナーがいるのは、マカイバリ茶園だけですが、マネージャーの奥様もシュリパさん以外には誰も今はダージリンに滞在していないそうです。それだけ茶園経営を影で支えるということが大変なのでしょう。ラジャ氏曰く、自分の考えを家族で一番に理解してくれるのがシュリパさんだそうです。
茶園には多くのお客さんがいらっしゃいます。自宅に泊めてくださる時はシュリパさんが、食事から部屋のセッティングまで、すべてマネージをします。毎食メニューが異なり、私が泊まるときはできるだチリ(香辛料)を少なくした料理を出してくれます。
愛犬(センチャとジェード)の出産や2人のお孫さんの出産、アメリカにいる妹さんの紅茶ビジネスを手伝ったり、自分のお母さんのお世話をしたり・・といつも誰かのお世話をしているのがシュリパさんです。
≪ジェードの出産の時は徹夜で、獣医さんと共に出産に立ち会いました。≫
シュリパさんの耳にマカイバリロゴのピアスが光っていました。
これからもマカイバリにとってなくてはならない大きな存在がシュリパさんです。近い将来、マカイバリジャパンはシュリパさんをラジャさんと一緒に招待しようと思っています。
次回からはまたデリーの日常生活の様子をお届けします!
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