Dussehra ダシェラ
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。
日曜日(10月17日)、自宅の屋上で洗濯物を干していると、飛び込んで来た光景。
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うわ〜、シュール。
ついに、あの日がやってきたか。。。
それにしても今年は随分、ひっそりとやってきたな。
コモンウェルス・オリンピックで燃え尽きたのか?
で、何の日かと言いますと、インドのお祭り 「Dussehra (ダシェラ)」でした。
ダシェラを手短に説明しますと、ラーマーヤナという叙事詩の中で、ラーマ王が、さらわれた妻を救いに、現スリランカに遠征に行き、10日目に悪者を倒したことを祝うお祭りです。
ダシェラとは「勝利の10日」と言う意味で、前9日間はラーマヤナの劇が上演され、最終日のダシェラ(ヒンディー語で10はダス)に、大きなお祭りが行われます。
夜、我が家の前にあるコミュニティークラブに行ってきました。
人、ひと、ヒト・・・。
(朝に見えたのは、3人の悪者の張りぼて。実は3体もあるのです)
そして、屋台も。
そしてフィナーレは、
3体の悪者に火をつけて燃やします。
張りぼての中には、たくさんの花火と爆竹が詰め込まれています。
耳がつんざくような音。
大きな歓声と拍手の中、3体の悪者は消えていきました。
悪者を燃やすことは、「善が悪に打ち勝つ」ことを象徴している、と言われていますが、インドの人の話によれば、「悪者を燃やすことは、自分の中に存在する悪やエゴを燃やし去る」ことらしいです。そして悪やエゴを燃やし去ったこの日は、新しいことを始めるのに一番良い日なのだとか。
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この日、たくさんの家族連れがダシェラのお祭りを楽しんでいました。
なんだか、小さかった頃、少ないお小遣いを握りしめて目を輝かせた、神社の夏祭りを思い出しました。
Website: マカイバリジャパン(マカイバリ茶園アジア・日本総代理店)
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