地域飼い
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。
日中、20度以上になるニューデリー。すっかり春の気候になりました。
今年のホーリー(水と色のお祭り)は3月19日。
ホーリーを過ぎると、一日ごとに1度あがる、と言われるほど、一気に夏に突入です。
そんなデリーですが、夜はまだまだ肌寒い毎日です。
と、あるマーケットのクリーニング屋さん。
注意深く中を除くと
ワンコが気持ち良さそうに眠っています。
機械の排気口から温かい空気が出るのを知っているのでしょう。
お店の人も、お客さんも、犬を追い出すことはありません。
デリーでは、至るところで犬を見かけます。一般的には野良犬と呼ばれますが、善意有る人が餌やり、手術、首輪つけ、冬にはジャケットを着させるなどの面倒をみてくれています。また、その犬が住んでいる場所(主に住宅地やマーケット)では、犬も住民の一部として追い出すことはせず、みんなで温かく見守っています。地域飼いと言うのでしょうか。
このマーケットの犬たちは、肉屋さんがお世話をしています。みんな、毛並みも体格も良すぎるくらい。
昨年10月に開かれたコモンウェルス・オリンピックでも、会場となった場所に住んでいた犬達は一時的に郊外に避難させられ、大会が終わるとまた元の場所に戻されました。
犬だけでなく、猫も牛もリスも猿も、みんなデリーの住民。人間と共存している姿を見ると、いつも心が穏やかになります。
web: マカイバリジャパン
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