計画性のないデリーでの生活2
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。
まったくもって、計画性のないデリーでの生活 その2。
先日このブログでもご紹介した我が家のドライバー、あっと言う間に辞めていってしまいました。その後、次の運転手を探す気力もなく、タクシーとオートリキシャの生活をかれこれ数週間。
そしてこれまた突然、先週の土曜日に新しいドライバーが決まりました。
思わず「お父さんっ」と呼びたくなってしまう、この道20年のベテラン ドライバーです。
今日は初仕事の日。
あれっ?と思ったら
スワミが~!(スワミ:ヒンドゥー教の聖者、指導者)
我が家の車で、初の神様グッズです。
よく見ると、いいお顔をしていらっしゃるので、先行き明るいのか!?
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インド生活の明暗を分けるひとつに、「働いてくれる人に恵まれるか、否か」があります。
もちろん、良い人に働いてもらえることも重要ですが、実は案外難しいのが辞めてもらう時。インドの場合、被雇用者の権利が手厚く守られていて、もし揉めた末に裁判になった時には雇用者が100%負けます(例外もあります。例えば被雇用者が違法なことをした場合など)。
もちろん、問題なくお互いが離れられるのが一番ですが、(日本人的感覚で)理不尽なことが起きたとしても、相手を必要以上に攻撃しないことが大切だと思います。
インド生活でいらいらすること、いっぱいあります・・・。
最近学んだこと、それは、どうしても我慢できない時は日本語で相手に返事をします。無表情で相手の目を見て。相手が一瞬キョトンとした隙に、「じゃ、ナマステ」と言って出直します。自分の感情と置かれた立場を守るための、必死の手段です。
でも、インドの人の良いところは、次の日にはカラっと忘れていて、「やぁやぁ、ナマステー」とがっちり握手をしてくれます。
(辞めたドライバーは円満に退職しましたのでご安心ください。デリーでルームシェアしていた友人がいなくなり、ひとりでは家賃が高すぎるので、グルガオンへ引っ越ししたのが退職理由です)
web:マカイバリジャパン
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