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2012年6月の10件の記事

2012年6月29日 (金)

アッサム紅茶の製造工程 (ジャリンガ茶園)

インド コルカタからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

プロペラ機に乗って、コルカタに戻ってきました!
コルカタは38度。熱気と湿気と喧騒が一気に押し寄せてきます。


さて、ジャリンガ茶園の続きです。


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左が、ジャリンガ茶園とベルサリ茶園のオーナー ラビンドラ・パテルさん。
右が、ジャリンガ茶園のマネージャー ナレッシュさん。

ラビンドラさんは、コルカタから飛行機に乗って同行してくださいました。


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アッサム紅茶は、インドに自生していたアッサム種から作られます。ダージリンは中国から持ってきた中国種です。アッサム種の特徴は、葉が肉厚で大きいこと。畑も、ダージリンのように山の急斜面ではなく、平地か穏やかな丘にあるため、生産量はダージリン紅茶の約100倍にもなります。


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茶摘みの女性は籠を背負わず、茶摘みの最中は大きな布を三角に折って袋変わりにして背負い、茶摘みが終わるころには、上の写真のように袋が一杯になり、計量場所へ向かいます。

計量後、茶葉はトラックで製茶工場へ運ばれます。


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萎凋(いちょう)
約20時間かけて茶葉に含まれる水分が30%になるまで乾燥させます。台の下から風が流れています。


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どの区画から摘まれ、いつ萎凋が始まったのかが書かれたボード。


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裁断
萎凋の後、機械で茶葉を細かくねじ切ります。


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CTCの機械で成形
CTCとは、Curl, Tear, Crush の頭文字。
茶葉をつぶし、引き裂き、丸める工程です。


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CTC機械の刀のアップ
この工程を行うことで、茶葉の組織が壊れ、葉の表面積が増えることで、より香り・色・味の強い茶葉に仕上がります。


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発酵
紅茶は100%発酵(全発酵)させます。ちなみに、緑茶は無発酵、ウーロン茶は半発酵(50%発酵)。

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発酵前のCTC
綺麗な緑色です。


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発酵後のCTC
1時間20分の発酵で、CTCはきらきら輝く赤茶色になります。


つづく

マカイバリジャパンマカイバリ茶園アジア・日本総代理店

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2012年6月28日 (木)

マネージャーさんのお宅

マネージャーさんのお宅
マネージャーさんのお宅
マネージャーさんのお宅
マネージャーさんのお宅
rインド アッサムからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

写真は、私が宿泊させてもらっているジャリンガ茶園マネージャー・ナレッシュさんのお宅。

庭が綺麗に手入れされ、牛舎には牛が13頭も! ちょうど朝ごはん中です。

子牛は2ヶ月。牛たちはとても人なつっこい。大切に育てられているのが伝わってきます。

ナレッシュさんのお宅では、毎日絞りたてのミルクをいただきます。濃厚で美味しい!

今日のフライトでコルカタへ戻ります。ジャリンガ茶園がとても心地よい場所だったので、本当はもう少しお邪魔したいのですが。。。またすぐに戻ってきたい、そう思わせてくれるお茶園でした。r


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2012年6月27日 (水)

ジャリンガ茶園

インド・アッサムからお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


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私は今、ジャリンガ茶園に滞在中です。

アッサムで2番目に大きい街、Silcharから車で1時間半。
Cachar(カチャール)という、茶畑が広がる地域に、ジャリンガ茶園はあります。

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日本でマカイバリジャパンが販売しているベルサリ茶園の紅茶は、このジャリンガ茶園とオーナーが同じです。

ジャリンガ茶園は2001年にすべての敷地をオーガニックに転換し、牛フンやヴェーダ(インドに古くから伝わる経典)からヒントを得たハーブを使った無農薬農法を実践しています。
そして2006年には、アッパーアッサムに位置するベルサリ茶園も、同じ農法に切り替わりました。

その意味で、ここジャリンガ茶園は、オーナーのラビンドラさんがオーガニックに転換するにあたって、様々な試行錯誤を行った場所です。オーガニック農家のために、ハーブや農法の研究を行う研究所とタイアップし、たい肥作りや茶木の天敵となるヘロパントやレッドスパイダーをよせつけないハーブの開発に多くの時間を掛けたそうです。

そして、ジャリンガ茶園が成功し、ベルサリ茶園も同じ農法ですべての敷地をオーガニックに切り替えたのです。


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敷地の至るところで、牛とヤギが放し飼い。
もしかしたら、人間よりも牛やヤギの数の方が多いのでは?と思うほどです。


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茶畑には小川が流れ、魚とりをしている子どもがいました。
水が汚染されていない証拠ですね。


とにかく空気がおいしく、周りから聞こえる音は、鳥と動物の声だけ。
今はちょうど雨季なので気温が23度ほどで、クーラーもファンも必要なく、夜は8時間ぐっすり眠りました。


今は夜の7時。
外は陽が落ち、窓からは虫たちの声が聞こえてきます。


マカイバリジャパンマカイバリ茶園アジア・日本総代理店

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2012年6月26日 (火)

Assam 到着!

Assam 到着!
インド アッサムからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


コルカタからプロペラ機で1時間半。Lower Assam のSilcharに到着しました!

オーナーのラビンドラさんと、日本でも大好評のジャリンガ茶園へ向かっています。
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14年越しの願いが叶った!!!

インド・ダージリン マカイバリ茶園からお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


嬉しいことが起こりました!
ラジャさんも、茶園のスタッフも、そして私も、大・大・大興奮!!

なんと、14年越しの願いが叶ったのです。


それは、こちら。



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ホーンビル(Great Hornbill)。
インドでは、「鳥の王様」とも呼ばれている、全長1.5mの大きな鳥です。

茶園ではレンジャー部隊や茶園のスタッフたちが何度も見ていますが、カメラにおさめたのは今回が初めて。マカイバリの地図には必ずホーンビルが描かれるほど、マカイバリの森に住む2頭のベンガルドラに並んで、マカイバリのシンボルとなっています。

では、写真をどうぞ。


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巣を作り、ひなに餌を運んでいます。


ホーンビルの家族が住んでいるのは、こんな森。

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茶畑と原生林の境目には、小川が流れています。

ラジャさんは、「ホーンビルがいるのは、その森に数百種類の鳥たちが住んでいる証拠なんだ」。

そして、「1羽しか見なかったのは、さらに嬉しいことだよ。それはメスがヒナを育てている証拠。マカイバリにまたホーンビルが増える。自然がくれた大切なプレゼントだ!」。


マカイバリの地図を見る度「この幻の鳥にいつか出会ってみたい」と思っていました。


マカイバリと関わりはじめて14年。
ようやく、ようやく、願いが叶いました。

***   ***   ***

モンスーンのつかの間の晴れ間。


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茶畑では、きらきらと輝く茶葉が摘み取られています。

***   ***   ***

只今コルカタに滞在中。
明日からアッサムへ行ってきます!


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マカイバリ茶園アジア・日本総代理店

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2012年6月22日 (金)

僕たちはあきらめない

インド・ダージリンからお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


夕方、「今日は茶畑に行っていないから、一緒に散歩に行こうか」とラジャさんが誘ってくれたので、一緒に茶畑を歩きました。

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オフィスから歩いて10分の距離。
朝のテイスティングで、素晴らしい夏摘みを堪能した後でしたので、茶葉の生育が楽しみでした。


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しかし、目の前に広がっていたのは、赤くカサカサになった茶木。
3月と5月に全く雨が降らず、Red Spider と呼ばれる小さな虫にやられてしまったのです。

「雨さえ降れば・・・。この春は2回も旱魃に襲われてしまった。この茶葉は収穫できないから、今年は生産量が落ちてしまうな」とラジャさん。


「でもね、茶葉を良く見てごらん」


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赤茶けた葉から新芽が!
こんな状態でも、芽吹いてくれいたのです!


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こんなに新芽が!


「あと10日もしたら、ここ一体は生まれ変わるよ」
そう力強く言うと、区画のリーダーに携帯で指示を出しました。

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「今日、この区画に連れてきたのは、ここが一番ひどい打撃を受けたから。それを博子に見てもらいたかった。そして、こんなにひどい状態になっても、僕たちはあきらめず、復活するために全精力を注いでいることを見てもらいたかったんだ。ほら、茶木は僕たちの気持ちに応えてくれいるでしょ」。

ラジャさんが、いつも冗談をこめて言っていることがあります。
「過酷な状況がマカイバリを前進させてくれた」と。


農業に大切な水は、茶畑よりも下の方にあり、
雨はいつも、山の斜面の裏側まで来て、マカイバリには来てくれない。

今でも水には困窮しているけれど、お陰で「マルチング」を知り、今では豊かな土を手に入れることができた。


1970年代は、インドの農業が先進的な「農薬」に向いていた頃、勇気を出して、すべての茶畑を有機栽培にすることで、今では旱魃にも負けない茶畑を手に入れた。 当時は、変人呼ばわりしたけれどね。


僕たちはあきらめないよ。


農薬を少量でもまけば、きっと害虫はすぐに解決するでしょう。
でも、それは絶対にしない。


インドで働くことの大変さを身にしみて理解している私にとって、40年もの間、「自然」と「人間」を相手に経営を行ってきたラジャさんの言葉は、とても心に響きました。

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茶畑はフル稼働!

インド・ダージリン マカイバリ茶園からお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


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霧が立ち込める茶畑。


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旱魃を乗り越え、ようやく恵の雨・モンスーンの時期に入ったマカイバリ茶園。


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茶木は待ちに待った雨を吸い、ぐんぐんと成長していきます。
しかし、新芽が成長しすぎると、ダージリン特有の繊細な味を損ないます。
そのため、茶畑では茶摘みの女性たちがフル稼働。
新芽が伸びすぎる前に摘みとらなければなりません。


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笑顔!


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笑顔!


「また茶園に来たんだね!」と、いつもの笑顔で私を迎えてくれます。


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この夏も、健康な茶葉が収穫できました。


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傾斜が激しく、雨で滑りやすい茶畑、そして雨が降ったりやんだりの中での重労働。そんな環境でも、笑顔で鼻歌を歌いながら茶摘みをしてくれる彼女たちに感謝です。ハッピーな人の手によって摘まれた茶葉は、きっと幸せを届けてくれるはずだから。

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2012年6月21日 (木)

茶畑から

茶畑から
茶畑から
霧と晴れ間が交互に訪れています。

柔らかい涼しい風、茶摘み女性たちの楽しそうな話し声、森から聞こえてくる鳥の声、滝の音、そして雨音。

マカイバリの茶畑で、心地のよい時間を満喫しています。


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2012年6月20日 (水)

セカンドフラッシュ真っ最中!

インド・ダージリン マカイバリ茶園からお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


セカンドフラッシュの茶摘み真っ最中の、マカイバリ茶園へやってきました!
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茶園主ラジャさんとはいつも電話で話していますが、会うのは5月の東京以来。今日もたくさんの訪問客が訪れ、雑誌の取材も2件ありました。


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紅茶やラジャさんについて質問する記者の方へ
「なぜ、博子(私)が紅茶のブローカーを通さず、自ら茶園に来て買い付けをしているか分かりますか?」と問いかけました。

「マカイバリの紅茶は、飲んでくれている人々へ茶園のストーリーを伝えることが大切なのです。オーガニックやフェアトレードの茶園の取り組みを知ってもらうことで、マカイバリの活動が世界中に広がっていくのです」、とラジャさんは、マカイバリジャパンが発行しているダイレクトメールを見せながら説明しました。


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現在ラジャさんは、ダージリンだけでなく、アッサムやニルギリの茶園へも、有機農法の指導を行っています。先週はニルギリの茶園へ行き、南インドの人の勤勉さに驚いたことや、立地条件の素晴らしさを私に話してくれました。久しぶりに馬に乗って茶畑をまわれたことも嬉しかったようです。


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今日のマカイバリは22度。
日差しと霧が交互に訪れ、茶栽培に最適な条件を作っています。
3月と5月は旱魃に悩まされ、そのため夏摘みが遅くスタートしましたが、いつも以上の土づくり、技術の改良、機械の導入で、香りが豊かで、ぶれのないクリアーな味の夏摘み紅茶が仕上がりました。


今朝、10種類ほどの夏摘みをテイスティングしましたが、どれもマカイバリらしい甘味と深みのある紅茶でした。皆さんに召しあがって頂ける日が楽しみです。


さて、これからラジャさんと昼食をとり、茶畑に行きます。


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2012年6月 5日 (火)

デリーから近況報告

インド・ニューデリーからお届けしているインド駐在ブログ。


インドから久しぶりの更新です。
ご訪問下さっていた皆さま、申し訳ございませんでした。


本格的な夏真っ盛りのデリーから、近況報告など。


今年のデリーは暑い!!
最高気温が46度にも達し、外を歩くと暑いよりも、痛い。
日傘をさしても、地面からの照り返しで、肌も眼も痛い。

そんな暑さから、停電続き。
電力供給が足りない普段の停電(突然やってくる無計画停電)に加え、
暑さで電線がおかしくなってしまい、10時間もの停電。

自家発電のあるホテルの喫茶店へ涼みに行こうかと思うも、
余りの暑さで、身なりを整えて玄関から出ることすら長すぎる工程。
結局、23時に電気がくるまで、じーっと我慢しました。(日曜日の出来事で助かりました)


そして、暑さのあまり、電化製品や車がおかしくなり、修理工場は長蛇の列。
車の修理は、通常は数時間で終わるのに、8時間もかかりました。


で、やっぱり感情豊かなデリーの方々(私も含め)は、
この暑さでいらいら度がマックスに達したと思えば、次の瞬間ヒートし過ぎてショート状態。
体力的にも精神的にも厳しい日々を送っています。


暑い話はここまで。


で、最近の私の近況ですが、


実はオフィスの引っ越しを計画しています。
現在は物件探し中。

いえ、本当ならば6月1日から新しいオフィスをオープン予定だったのですが、契約前日に白紙に。
いや~、いろいろ勉強になりました。そして授業料も少々払いました。
そんな訳で、現在は物件周りの日々です。

あと、近々、家族が増える予定です。
交通事故に遭った犬をレスキューしました。
今は病院で入院しています。(インドの獣医さん、 18歳で歯石とり )

この話は長くなりそうなので、また次の機会に。

今、朝の7時半。
外からは、ラッフィングヨガの笑い声や、鳥たちのさえずり声が聞こえてきます。
今日もデリーは暑くなりそうです。

*コメントへのお返事について
コメントを頂きありがとうございます。お返事ができずに申し訳ございません。
頂いたコメントは、大切に読ませて頂いております。

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