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2012年6月22日 (金)

僕たちはあきらめない

インド・ダージリンからお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


夕方、「今日は茶畑に行っていないから、一緒に散歩に行こうか」とラジャさんが誘ってくれたので、一緒に茶畑を歩きました。

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オフィスから歩いて10分の距離。
朝のテイスティングで、素晴らしい夏摘みを堪能した後でしたので、茶葉の生育が楽しみでした。


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しかし、目の前に広がっていたのは、赤くカサカサになった茶木。
3月と5月に全く雨が降らず、Red Spider と呼ばれる小さな虫にやられてしまったのです。

「雨さえ降れば・・・。この春は2回も旱魃に襲われてしまった。この茶葉は収穫できないから、今年は生産量が落ちてしまうな」とラジャさん。


「でもね、茶葉を良く見てごらん」


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赤茶けた葉から新芽が!
こんな状態でも、芽吹いてくれいたのです!


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こんなに新芽が!


「あと10日もしたら、ここ一体は生まれ変わるよ」
そう力強く言うと、区画のリーダーに携帯で指示を出しました。

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「今日、この区画に連れてきたのは、ここが一番ひどい打撃を受けたから。それを博子に見てもらいたかった。そして、こんなにひどい状態になっても、僕たちはあきらめず、復活するために全精力を注いでいることを見てもらいたかったんだ。ほら、茶木は僕たちの気持ちに応えてくれいるでしょ」。

ラジャさんが、いつも冗談をこめて言っていることがあります。
「過酷な状況がマカイバリを前進させてくれた」と。


農業に大切な水は、茶畑よりも下の方にあり、
雨はいつも、山の斜面の裏側まで来て、マカイバリには来てくれない。

今でも水には困窮しているけれど、お陰で「マルチング」を知り、今では豊かな土を手に入れることができた。


1970年代は、インドの農業が先進的な「農薬」に向いていた頃、勇気を出して、すべての茶畑を有機栽培にすることで、今では旱魃にも負けない茶畑を手に入れた。 当時は、変人呼ばわりしたけれどね。


僕たちはあきらめないよ。


農薬を少量でもまけば、きっと害虫はすぐに解決するでしょう。
でも、それは絶対にしない。


インドで働くことの大変さを身にしみて理解している私にとって、40年もの間、「自然」と「人間」を相手に経営を行ってきたラジャさんの言葉は、とても心に響きました。

マカイバリジャパンマカイバリ茶園アジア・日本総代理店

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