« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月の4件の記事

2013年6月28日 (金)

第7回ダージリン白内障キャンプ

第7回ダージリン白内障キャンプ
2013年5月25~29日
ダージリン地区カーシオン病院にて


配信が大変遅くなりまして申し訳ございませんでした。

6月30日(日)BS朝日 「いま世界は」午後7時から8時54分生放送でダージリン白内障キャンプが放映されます。

●特集 インド企画第2弾「日本人医師の白内障手術ボランティアに密着」
ネパール国境に近いインド北部、西ベンガル州ダージリン。2000メートルを超える高地は世界最高の紅茶の産地としても知られる。10年前からここで白内障手術のボランティアを続けている日本人医師に密着した。保険制度の不備や公営病院の不足など、著しい医療格差が生じているインド。衛生状態も医療機材も不十分な中で、医師の手術で光を取り戻した患者は170人に近いという。(BS朝日より) http://www.bs-asahi.co.jp/imasekaiwa/


【コメンテーター】
藤原帰一 (東京大学大学院教授)
高橋進 (日本総研理事長)
宋文洲 (経営コンサルタント)


ご高覧いただけましたら幸いです。


米谷新先生(よねや・しん 埼玉医科大学病院アイセンター 教授・センター長)と15社の企業の皆様のご協力により、第7回ダージリン白内障キャンプが無事に終了致しました。今回は26人の方の手術を終えましたので、第1回から総計しますと合計171人の皆様の手術を成功させてきました。
過去6回までの白内障キャンプの様子→ http://www.makaibari.jp/projects/hakunaishou111.html

Dsc_5798_2

今回初めて、ボランティアで看護師の斉藤和代さんが加わってくださいました。
日本では白内障手術を主とした病院で働いてこられた方ですから白内障手術に関してはまさにプロ中のプロでした。米谷先生との息も合い、カーシオン病院の看護師さんたちとも親しくなりお互いに情報を交換しあっての4日間でした。
Dsc_5802


第1回のダージリン白内障キャンプから参加してくださっているゴッシュ先生も転勤先のコルカタ国立病院から休暇をとってダージリンまで駆けつけてくださりキャンプに参加してくださいました。
Dsc_5793


手術を受けた患者さん方は、手術後新しい人生が開け、その後のいろいろな日々の物語を米谷先生に感謝とともに伝えてくださいます。そのお話しは米谷先生にとられても、励みになり最近の日本では忘れられている面でもあり、医者としての原点と重みを実感されたキャンプでもありました。
米谷先生が過去10年間でインド・ダージリンの山の中のカーシオン国立病院で合計7回の白内障キャンプを最新医療機器、最高の技術で実施なさったことにより、いくつかの成果がみられるようになりました。

≪白内障キャンプの成果≫

1)第1回から参加くださっている眼科医ゴッシュ先生が、3年前から仲間を募って自らボランティアでアイキャンプを組織して村々に出かけて行き村人の目のチェックをし、簡単な薬を処方しています。米谷先生のボランティアの精神を受け継ぎ実行しています。
2)カーシオン病院内は年々整理整頓がよくなされるようになり、掃除が行き届くようになってきています。
3)近隣の3か所の病院で白内障超音波乳化吸引装置を使用した、最新の白内障手術ができる環境になってきています。

≪キャンプ終了の決断≫

米谷先生ご自身は、大学病院の定年退職を2年後に控えている事情と、ある程度ご自分の役割を終える時期にきていると判断をされて今回を最後のキャンプと決断をされました。手術後すべての残りの資材をカーシオン病院に寄付してまいりました。


≪役割分担≫

1)米谷先生:日本で資材を準備なさり、現地で自ら手術。
2)マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏:現地ダージリンで病院側との交渉及び米谷先生や私たちの受け入れ、米谷先生の手術が成功をするように奥様のシュリパさんとともに組織力と行動力と現地での有力者であるラジャ・バナジー氏の大きな力を発揮してキャンプ成功の鍵として貢献。
3)マカイバリジャパン:米谷先生とマカイバリ茶園主とダージリンをつなぐ役目。及び事務処理そのほかの雑用。ダージリンでは米谷先生の手術手伝いと裏方仕事。


≪金銭面≫
すべて各自個人負担。米谷先生は団体や国からの寄付を受けることを嫌われました。理由はマハラジャ手術と銘打って最高の手術をするために最高の資材を企業より寄付していただき手術を実行してきました。(たとえば眼内レンズ1個約15万円など)。ところが政府関係や団体から現金寄付をいただくと手術内容に制約ができることとキャンプ後レポートを提出しなければならないのが煩わしいとの理由で、現金寄付を一切いただきませんでした。マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏も私どもも米谷先生の理念に共鳴し、実施してきました。


≪カーシオン病院との交流≫

2003年から始まったダージリン白内障キャンプも、回を重ねるごとにカーシオ病院スタッフの方々と心の繋がりが深くなり、患者さんとの交流も増えてきました。看護師さんたちは転勤がないので毎回同じ看護師さんにお会いしてきましたので、家族のような親しい関係になりました。
手術中は常に待機して、消毒面でのサポートや、患者さんのケアなどプロの看護師としてのきめ細かいケアを笑顔でしてくださいました。夜中まで手術がのびても気持ちよく対応してくれました。昼食は米谷先生がお好きなメニューの もも(餃子)と焼きそばと鶏ガラからとった野菜スープを準備してくださいました。ミルクティーは頃合いを見計らって出してくださいました。

Dsc_5788


≪ご協力頂いた企業の皆様(順不同)≫

私どもが継続してこのような活動が7回まで続けてこられましたのも、15社の企業の皆様、そして応援して下さる皆様のお陰です。 


埼玉医科大学病院眼科学教室

1.カール ツァイス株式会社   2.日本アルコン株式会社 3.株式会社平和医用商会 
4.参天製薬株式会社  5.明治製菓株式会社  6.ファイザー株式会社
7.アラガン株式会社  8.わかもと製薬株式会社  9.シオノギ製薬株式会社 
10. 株式会社はんだや  11. 株式会社イナミ  12. 千寿製薬株式会社
13. ルフトハンザ航空  14. 大陸旅遊  15. 中央産業貿易株式会社

 

2004年第1回白内障キャンプの時に寄付頂いた、手術用大型顕微鏡と白内障超音波乳化吸引装置、2008年に新たに寄付頂いた細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)、A,Bモード超音波検査装置2台、空気眼圧計は、白内障キャンプ時以外でもカーシオン病院の日々の医療で活躍してきました。また、眼内レンズや薬品、手術用品も、大切に活用されてきました。
 

マカイバリ茶園、マカイバリジャパン一同、心より感謝申し上げます。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年6月10日 (月)

シルバーニードルズを番組で淹れました!

昨日はBS朝日「いま世界は」の番組でマカイバリ茶園が放映されました!

Main


内容は目覚ましい経済発展を遂げるインド。中間層は貧困層から脱出しつつありますが、まだインドの人口の3割近い人々は貧困層と言われ農村で生活をしています。その農業の分野で、40年近く前から改革をすすめてきたマカイバリ茶園が紹介されました。

茶園主ラジャ・バナジー氏は、マハラジャの家系で育ち英国で教育を受けましたが、自らが茶園経営に携わり、茶園で生活している異色の経営者です。彼へのインタビューで「ダージリンの土地は、大地に触れ、人々に接触しないとその神秘はわからない」と語っていました。
Img00430201306092021

従業員をコミュニティーとよび、家族として彼らの生活向上のために様々な努力をしています。その一つが女性の活用で、マカイバリ茶園では女性の監督者を積極的に採用しています。インドの保守的な伝統や慣習への大きな変革です。ラジャ・バナジー氏のメッセージが伝わる内容だったと思います。

Dsc_5111
番組内で女性監督者として紹介されたスジャータ(左)です。

コメンテーターのロバート・キャンベルさんは「フランスではビオやオーガニックと広く受け入れられ、人々は大地を大切にして自然を守り、働いている人々へもフェアトレード的な貿易で生活向上を目指している。マカイバリ茶園のような取り組みがひとつのモデルになるのではないか」と話していました。

番組では世界最高級の紅茶である「シルバーニードルズ」を淹れて、コメンテーターの人たちに飲んでいただきました!「香りが良い」「雑味のないピュアな本当のダージリンの味がする」と好評でした。

Img00425201306091952
美味しい紅茶を本番で淹れるために何度もリハーサルをしました。

Img00429201306092018
番組は生番組であるために、緊張します。

Img00431201306092109

番組収録後はスタッフの方々にも飲んでいただきました。色々とありがとうございました!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 7日 (金)

マカイバリ茶園がテレビで放映されます!

マカイバリ茶園がテレビで放映されます!

★日時:6月9日(日) 19時~20時54分
★番組名:BS朝日 「いま世界は」 BS 5ch
“世界の今”を読み解くグローバルニュース番組です。

529733_461418957258972_864396391_n

***6月9日の放送予定内容(一部 「いま世界は」webより抜粋 )****** 
●インド特集 第1弾 「成長を続けるインド、そして未来を占うある紅茶園の挑戦」
急速に経済発展を遂げるインドの現状を紹介。 インド政府が発展の礎として力をいれている農業改革。そのインドで、古くから世界にその名を知られてきた農産物が「紅茶」である。 ダージリン地方で独特の手法で改革に挑戦する茶園を密着取材。 そこには時代の先を行く"哲学"があった・・・。 さらに、世界最古の山岳鉄道ダージリン・ヒマラヤ鉄道から見た絶景も。

【コメンテーター】
手嶋龍一 (外交ジャーナリスト)
ロバート・キャンベル (東京大学教授)
川村晃司 (テレビ朝日コメンテーター)

報道番組ですので、緊急ニュースなどで放映が延期されることもございます。ご了承ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 6日 (木)

オーガニック農園 “百姓農園”を訪ねて

昨日、千葉県成田市にある“百姓農園”を訪問しました!
百姓農園は、マカイバリ茶園と同じくバイオダイナミック農法で旬の野菜を栽培しています。

こちらが農園主の弓木野毅(ゆみきのたけし)さんです。弓木野さんのトラックで畑を案内していただきました。
P1010528

バイオダイナミック農法は、ワインの世界では有名になってきましたが、バイオダイナミック農法で野菜づくりをしている人は日本では非常に少なく、その一人の弓木野さんの畑に今回、訪問することができました。

こちらが畑です。百姓農園には6か所の畑(合計3ha)があり、60種類以上の旬の野菜を育てています。
Img00393201306051401

バイオダイナミック農法では、農薬・化学肥料を使用しないだけでなく、地球を取り巻く天体の動きに合わせて種まきをしたり栽培管理を行います。弓木野さんも「種蒔カレンダー:ぽっこわぱ耕文社」や「調合剤」を使用して農作業を行っています。地球上のすべての生物は、宇宙のリズムの影響を受けており、その中で調和しながら生きていくというシュタイナーの考えがあります。

弓木野さんの話は、マカイバリ茶園主ラジャ氏と共通することが多いです。「自然との調和」。弓木野さんは、生命の力と調和を体で感じられるそうです。畑には雑草が生えており、雑草を見ると植物の様子がわかるそうです。
周りには無数の蝶が飛び、ひばりや鶯もいて、一つの生態系をつくっています。きっと土には無数の微生物がいるのでしょう。土は歩くとふかふかとやわらかいです。

弓木野さんがさっそくに野菜を収穫してくれました。
Img00397201306051412

こんなに立派な赤かぶです。新鮮です!
Img00406201306051427

こちらはカラシサラダ菜です。
Img00405201306051426

日本には有機農法の生産者が1%もいないそうです。弓木野さんも3.11以降、風評被害でお客さんが激減し、厳しい状況にあります。弓木野さんの畑では放射能検査を行ったところ、放射能は検出されませんでした。バイオダイナミック農法には土を浄化させる力があるのです。弓木野さんはぶれない信念を持ち頑張っています。近い将来にはオーガニック和食カフェをオープンさせ、野菜本来の味とバイオダイナミック農法を伝えていきたいと話していました。また、バイオダイナミック農法を若者に指導し、地域循環型の農業を目指しています。

弓木野さんのお話をうかがい、色々と学びました。環境問題が叫ばれる今、私たち消費者がもっともっと、環境のこと、そして農業のことを知るべきだし、正しい選択をすることが大切だと思いました。生産者が有機農法のような持続維持可能な農業を継続できるためには、消費者が支えていかないといけないです。

マカイバリジャパンも弓木野さんと共に持続維持可能(Sustainable)な農法であるバイオダイナミック農法をもっと多くの人に伝えていきたいです。マカイバリ茶園のような取り組みをしている百姓農園さんを、マカイバリジャパンも微力ながら応援させていただきたいと思います。弓木野さん、色々とありがとうございました!

★百姓農園さんのホームページです。旬の野菜セットの宅配を行っています。野菜のレシピや説明書もついてきて、箱を開けたときにサプライズです。
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
オーガニック農園“百姓農園”ホームページ


| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »