マカイバリ茶園訪問記 「秋の茶園風景」 その1
石井洋子が、9月27日から10月1日までマカイバリ茶園を訪れてきました。その報告をお届けいたします。
45日間のゴルカ(Gorkha、またはグルカ・Gurkha)の政治ストライキが行われていたダージリンで、9月10日ストラキが解除されました。次回は10月20日からのストライキが通告されています。
ダージリンは西ベンガル州に属していますが、この広大な州から(州都のコルカタからダージリンまでは飛行機で約1時間)、ゴルカが多く住むダージリン一帯を、ゴルカランド自治州として独立したい、というのが、ストライキ理由です。
ゴルカは、ネパール山岳部に住む民族ですが、1840年代にダージリンの紅茶産業の働き手として、ダージリンと国境を接するネパールから移り住み、現在でもその末裔が茶園で働いています。
ストライキ中は、観光、食事、買い物、交通などすべてのサービスが停止されます。店はシャッターを閉め、エンジン付きの車両は動かせず、学校も休校となります。すべてのダージリンの茶園は出荷停止です。茶摘みと工場の稼動は許可されています。
ストライキは、ここ30年以上続き、そのことでダージリンの紅茶産業がダメージを受けていることも事実です。
今回も 観光客の激減、寄宿舎学校の学生の半分以上が転向、学校も長期にわたり休みになりますから学力低下の問題、・・・・。 産業は紅茶と観光だけで、港も天然資源もない小さなダージリンです。
今年は3月11日の初摘み茶、 5月24日からの白内障キャンプ、 そして今回の訪問とマカイバリ茶園訪問が3回になります。偶然に春 夏 秋と訪れることになりました。
マカイバリ茶園の季節の移り変わりを茶園の中で体験できた贅沢な訪問でしたが、心痛む問題も実際に見聞きしてきました。その問題も報告いたします。
まずは秋真っ盛りの茶園の写真です。私はこの落ち着いた 緑深い トンボや蝶が飛び、草花が花開き、空はどこまでも澄み切って・・・、湿気がすくなく、気温は暑くもなく寒くもなく、快適なマカイバリ茶園の秋が一番好きです。
≪茶園の中に入っていく道。両側は秋に咲く黄色の花が満開。茶花は蕾をもっていてまもなく咲きます。≫

【続く】
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