マカイバリ茶園訪問記スイリグリ事務所 【その8】
マカイバリ茶園はインド国内ベンガル州に、3箇所の工場、事務所、倉庫をもっています。
1)ダージリン・カーシオンには広大な茶園と製茶工場。
2)スイリグリには国内用のパッキング工場と倉庫。スイリグリは、バグドグラ空港から車で30分、マカイバリ茶園があるカーシオンの町から車で2時間半、山をくだったところにあります。鉄道が通り、昔から栄えていた伝統ある町です。平地ですので夏は暑い。
3)コルカタには、輸出用の事務所とスィリグリ倉庫の10倍の広さの倉庫があります。ベンガル州の首都で、ダージリンから飛行機で約1時間半の場所。
それぞれの事務所、工場、倉庫には100年以上の歴史があります。
ラジャ・バナジー氏はこの3箇所を管轄管理しています。スィリグリ事務所が、去年増築及び、改装されたためと、インド国内もオーガニックブームになり、国内需要が増えてきているために、ラジャ・バナジー氏は頻繁にスィリグリ事務所に、出かけていきます。
≪ラジャ・バナジー氏の執務室。「日本の感覚をとりいれて、すっきり、さっぱりとさせた。」とのこと。南国の雰囲気です。≫
≪壁には茶園内の原始林に生息している虎二頭の写真と、その下には神様。≫
≪事務方。事務所の造りは、現代的な感覚。働いている人は、何代にもわたってマカイバリで働いてきた人。ラジャ・バナジー氏からの信頼も厚く、ラジャ・バナジー氏の前では直立です。≫
≪この2人も、同じく何代にもわたってマカイバリで働いてきた人たち。ラジャ・バナジー氏は、彼らの家族構成から私的なこと何でも知っています。≫
≪倉庫。以前は木箱での包装が多かったのですが、最近はチェンナイより上質のしっかりとした包装袋が届くようになり、倉庫保存も楽になりました。≫
≪ここはシュリパ夫人の管理下でもあります。きめ細かくチェック≫
≪昔からのスタッフと談笑。スィリグリに来るとラジャ・バナジー氏の表情も少し柔らぐように感じました。ストライキは、スィリグリまでは、統率されていないとのことでした。≫
≪改装、増築された事務所の窓から周りをみると、懐かしい昔ながらの建物に囲まれています≫
≪スィリグリの町には、自転車乗り合いリキシャが走っていました。≫
≪デリーでは、すっかり姿を消してしまった牛が、道路に横たわっています。≫
ラジャ・バナジー氏が買い物嫌いと自然からかけ離れた、ショッピングモールを嫌っていましたので、今回は行きませんでしたが、スィリグリにも、デリーと同じようにショッピングモールができました。シュリパ夫人と前回の訪問時に出かけ、あまりの巨大化、近代化の建物及び販売品にビックリしました。
【続く】
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