マカイバリ茶園訪問記 日曜日の茶園【その7】
マカイバリ茶園は、1994年、ドイツ・ボンに本部を置くFLO(Fairtrade Labelling Organizations Internationl)にフェアトレード生産者として加盟しました。
マカイバリジャパンでは、マカイバリ茶園の紅茶はすべて前払いで購入し、売り上げの一部(奨励金)を、茶園のコミュニティーの口座に直接入金します。
マカイバリ茶園ではフェアトレードによるプレミアムを下記のように使っています。
●茶園に2つある政府系の小学校は、フェアトレードによる奨励金で建てられました。教育費と教材費も奨励金でまかなわれます。また、子どもたちが将来の選択肢を広げられるように、コンピューター教室も開きました。
●マカイバリ茶園では、牛からさまざまな副収入を得ることができます。牛糞はバイオガスや堆肥に活用され、ミルクは高値で売ることができるのです。茶園の人々にとって大切な牛を買う際、フェアトレードによる奨励金から、無担保・無利子または低利子(マイクロクレジット)でお金を借りることができます。
●お母さんが安心して茶摘みに専念できるように、と茶畑のそばには、フェアトレードによる奨励金で建てられた託児所があります。無料で利用できるこの託児所システムは、茶園で働く女性の声から生まれました。
●フェアトレードによる奨励金で建てられた茶園内の診療所では、無料で診療を受けることができます。必要な薬や、子どもたちの予防接種などもすべて無料です。
紅茶に関わる人、動植物、自然、それらすべてが関連し、調和を保ち、良い状態であるときに、すばらしい紅茶が育つ、とバナジー氏は考えています。
茶園訪問日が日曜日をはさみました。日曜日の茶園の様子をお伝えします。
≪ラジャ・バナジー氏が、惑星の色に合わせて月曜日から土曜日まで着ていた制服から、くつろいだ私服になりました。着ていたのはフェアトレードのロゴの入ったTシャツでした。≫

≪今日は日曜日で茶畑は休み。茶畑に行く車が仕事休みで敷地内に駐車。≫
≪工場の敷地内から外に出て散歩をすることにしました。マカイバリ茶園の売店も今日は休み≫

≪自宅の庭でご主人とくつろぐ茶園内診療所の看護師シーラさん≫

≪シーラさんの隣の家を除いたら子供が駆け寄ってきてポーズ。≫

≪茶園の人が経営している売店。この近隣で生活している人はすべてマカイバリ茶園で家族の誰かが働いています。ラジャ・バナジー氏と同じく4世代、5世代目。≫

≪ホームステイをかねたエコツアーなどの企画をジョイントボディの人たちがしていますが、その事務所。竹の足場が組まれて工事中。今回のストライキでホームステイが200人、キャンセルになったそうです。≫

≪少し歩くと竹林。ダージリンはジャンボサイズの竹が多いです。さまざまに活用されています。≫

≪茶摘み女性が背中に大きな荷物をしょって・・。 ストライキにそなえて買出しをしてきたとのこと。≫

≪茶園には7つの村があります。その村の家々。≫
このようにすべてが、マカイバリ茶園です。ラジャ・バナジー氏はこの1700人の人たちの頂点で、日々仕事を している人になります。歴史の重みを実感しました。
【続く】
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