インド:インドビジネスの根本
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。
本日も、ニューデリー 紅茶専門店Happy Hunter から。
今日は前回の続き。
我が社の会計士、ナゲッシュさんの仕事術について。(インド流ビジネスの根本、かもしれません)
ナゲッシュさんは、代々続く会計事務所をご家族で経営されています。
大きな企業のクライアントを数多く抱え、ご自身の部屋だけでも30人以上のスタッフをマネージするナゲッシュさんですが、いつ行っても、全く忙しい素振りはなく、反対に私が突然会いに行っても、おしゃべり好きな性格もあり、喜んで長話してくれます。(私の小さな会社がナゲッシュさんにお世話になった経緯は、前回の記事で)
でも、それでいて、仕事は超特急。
そして、絶対に負け戦はしない。
どんなに困難なケースでも、必ず勝ち取って帰って来てくれます。
頼もしいのひとこと!
彼の仕事のモットーは、「自分をフリーにすること」。仕事の中での「役割分担」をはっきりさせ、自分はブレイン的な仕事と、人脈づくりに徹する。この2点を非常に大切にされているそうです。
そしてこれをシステマティックにするために最も必要なことは、仕事はじめとおわりのスタッフとのミーティング。ノートに書かせることで、可視化し、確実に仕事をこなしていく。
自分はいつもスタッフの仕事具合を把握している。
上記のことは、一見、ビジネス書にも書いてありそうですが、「このインド」でそれを日々実践し、結果を残しているのは、私から見ると尊敬のひとことです。
「自分をフリーにする」=「仕事の分業化」なのですが、極端なところでは、資料を一部だけホチキスで留めるにしても、担当の人が来るまで待つこともありました。
私がインドで働いていて、毎日葛藤しているのは、まさにこの「分業化」です。
インドには古くからカースト制度が残っています。カースト制度は、身分というよりは、仕事の区分けで、スタッフを採用する際も、その人の名字から、だいたいこの仕事を任せられるな、と予想をたてて採用します。
反対に、その人には任せられない、任せてはいけない仕事もあり、これは敏感に考えなければなりません。(私は今までたくさん失敗してきたので・・・)
ただ、日本人の感覚だと、トイレ掃除からデスクワークまで、オールマイティーにこなすのが普通だと思ってきたため、この点で毎日壁にぶつかっています。「なぜ、その仕事をしてくれないの!」と心の中で思うこと、毎日。結局、オールマイティーに動ける私がひとりでオフィスを駆けずりまわり、私が疲れる。
日本人がインドビジネスを始める第一歩は、インドならではの分業制になじむことなのかもしれません。これは、どんな本を読んでも駄目で、自分自身が体験して、自分のことばで答えを見つけて、初めてみにつくのだと思います。
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インドならではの分業制。分かっていながらも、いざとなると難しい。
スタッフとのミーティング、「ほう・れん・そう」。こちらは忍耐と気力で、毎日続けるよう努力(私が)していますが、分業制はまだまだ時間がかかりそうです。
今日は写真がないので、ナゲッシュさんと我が家のキューピッド、デリーゴルフクラブの食事の写真を。
サービスでついてくるサラダ。と、言うよりも、「玉ねぎの輪切り」がしっくりくる一品。マサラ(香辛料)を添えて。左は、ミントとヨーグルトのソース。
右は、ローガンジョーシュ。カシミール地方のカレーで、軟らかいラム肉にカルダモンを中心とした香辛料たっぷりのグレイビーが美味。
下は、ライタ。ヨーグルトに野菜のみじん切りが入っています。お肉と一緒に頂くと、口がさっぱりします。
左は、ホウレンソウのグラタン。洋風なものが食べたかったので、特別参加で登場。
上は、ナン。チャパティーはフライパンで焼きますが、ナンは釜焼きで作ります。
バタースコッチアイスクリーム。
インド料理のメニューで必ずと言っていいほど登場するのが、バタースコッチのアイスクリーム。気になったので注文したら、思った以上に美味しかった! どこか懐かしいステンレスの容器もナイス。
Happy Hunter@ニューデリー
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