マカイバリ茶園訪問記:2104年春 森を歩く
マカイバリ茶園には茶畑の2倍の広さの森があります。この森には野生のトラが生息しています。
日中はトラは活動しないので、歩いても大丈夫だそうです。(・・と言っても森奥深くまではいきません)。
今回、フランスからミシェル・フィンコフ氏が来ていたので一緒に歩くことになりました。
ラジャ・バナジー氏は連日海外からの訪問客が絶えず、一緒に歩くことはできませんでした。
この日も数多くの人がヨーロッパから訪れ、ラジャ・バナジー氏がマカイバリ茶園の話をします。
ミシェル・フィンコフ氏はフランスの総代理店。マカイバリジャパンと同じ頃にラジャ・バナジー氏と出会い、友だちとなりました。マカイバリ以外でもセイロンやイランなどの紅茶を扱っています。彼の紅茶テイスティングは一流です。紅茶の本も出版しているほど。
茶畑を下ります。かなり急な道で、足元ばかり見るために景色を楽しめませんでした。フィンコフ氏も慎重に歩いていました。
しばらく歩くと橋がかかっていました。川には残念ながら水は少なかったです。
途中の道で発見した鳥の羽。きっとキツネか豹に食べられてしまったのでしょう。自然界で生きていく厳しさです。
茶摘み女性たちとも遭遇。毎日、こんなに険しい道を歩いて茶葉を工場まで運びます。
森が終わり、茶畑に入りました。ここでもスプリングラーから水が出ていました。
この日は5km近く歩きました。ラジャ・バナジー氏も時間がある時はそのくらい歩くそうです。
マカイバリの自然を存分に満喫できた日だったと思います。パーマカルチャーと言われるように、紅茶以外にも様々な植物が共存し、Diversity(多様性)の中で美味しい紅茶がつくられるのだな、と実感しました。
続く
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