« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月の14件の記事

2015年10月30日 (金)

小池太陽君のマカイバリ茶園訪問記【2】僕を驚かせた「茶園」の景色

次に僕を驚かせたのは「茶園」の景色。茶園の広さは670ヘクタール(東京ドーム約145個分)。茶畑はその1/3で、茶畑の2倍の広さの原生林を持っています。

原生林にはトラやヒョウ、シカ、サル、ウサギなどの野生動物たちも生息しています。
Photo

マカイバリ茶園というからには、「もう一面茶畑だろう」と、想像をたくましくしていたのですが、実際見渡すかぎりお茶お茶お茶・・・ではないのです!
4


バナナの木があり、桜の木があり、なんということでしょう、コーヒーの木まで。

Photo_2


何故そんなことになっているのかと言うと、それこそがラジャ氏の考えるバイオダイナミクス。

バナナやコーヒーの香りに引き寄せられた虫は、紅茶の葉を食べ尽くすことはない。

また紅茶の木々を囲うようにして植えられているレモングラスという葉からは人間の僕にとってみればすごく心地よい、レモンの香りがするのだけれど、紅茶の葉を食べてしまう虫にとってはとても苦手な香りなのだそう。


また斜面の急な部分には土が流れ出してしまうのを防ぐ「雑草」が人の手によって植えられていた。挙げ出せばきりがない程の工夫の数々。
8


Photo_6


2003年、コルカタオークションにおいて歴代世界最高値を記録し、英国王室御用達百年を誇る「マカイバリ紅茶」の背後に手間暇を惜しまないマカイバリの伝統を僕は見ました。

アメリカやイギリスのテレビ局でも紹介された、満月の夜中に茶摘みされた「シルバーティップス・インペリアル」は、最高峰の紅茶。(神戸特選館にも入荷して販売しています。)


Photo_3


Photo_4


山から見たマカイバリ茶園の工場。100年の歴史があります。今では記念工場として保存対象になっています。
Photo_7


                                          続く

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月29日 (木)

小池太陽君のマカイバリ茶園訪問記【1】自己紹介

小池太陽君の自己紹介からいたします。ある日突然小池太陽君から下記のメールをいただきました。

「私はマカイバリジャパン様にお世話になっている神戸特選倶楽部という小売り業を営む会社の小池毅というものの息子の小池太陽です。

今回、神戸市外国語大学教授の大石高志先生やマカイバリジャパン様の発行されているマカイバリ通信を通してマカイバリ茶園の存在を知り、かねてよりインドへの渡航を希望していたこととまみえ、今回、マカイバリ茶園を訪問させて頂きたく連絡さしあげた次第です。現在、神戸市外国語大学国際関係学科に所属する三回です。」


その後諸々(8月中旬デリーに一人でやってきて最初はカルチャーショック)ありましたが、最後は9月初めモンスーン時期にマカイバリ茶園に予定通り一人で行き1週間マカイバリ茶園でホームステイをして、そのレポートと写真を送ってきてくださいました。自由に使用してくださいとのご了解もいただきましたので何回かにわけてお届けします。21歳,若い感覚で、若者が肌で感じたマカイバリ茶園をお楽しみいただけると思いす。掲載写真はすべて小池太陽君撮影です。

【ラジャ・バナジー氏と太陽君】
22


【小池太陽君のレポート】

はるばるインドへ行ってきました!!

日本から北京を経由してデリーまで15時間!!

長年、親しんだ“マカイバリ紅茶”の故郷ダージリン地方へ・・・
Photo

生まれてこのかた神戸の実家(神戸特選倶楽部)に居候している僕は、いつ頃(記憶がありません)朝食が食パンの時は、マカイバリ紅茶でした。そしてなぜか知らず知らずのうちに、その紅茶に砂糖や、ミルクなど、何も入れずに飲む癖がついてしまいました。

僕は【味覚がダンディーなのかも・・・」と、そう解釈しておりましたがマカイバリ茶園主Rajah Baneree氏の「極上のワインや一級の抹茶に、砂糖やミルクを入れることがありますか? マカイバリの紅茶にも同じことがいえるのです。」という発言を聞き、僕がダンディーなのではなく、紅茶の方がダンディーだったのだと知り、驚愕しました。

実際マカイバリに足を踏み入れ、まず感じたことは、「ここは天然植物園なのか・・・?」と、いうこと。酷暑の空港から窓を開けっ放した軽トラックに、揺られに揺られ、のぼりのぼって小1時間、到着してハッと気づいたのは、真夏だというのにスーッと透き通るさわやかな風、360度パノラマの自然(みどり)。そこで目にしたものは、僕が目にするだろうと思っていた景色とずいぶん違ったものでした。

☆『自然界において動植物は多様性のなかに調和している』☆

化学肥料や農薬を一切使わないマカイバリ。
茶園に一歩足を踏み入れると、まず驚かされるのは、緑のなかに点在する白いわたがし。
遠くから眺めるとあちこちにあって、「あれは一体なんなんだろう・・・」と、近づいてみるとそれは全部蜘蛛の糸。
18

「農薬を使わないために、蜘蛛にとっての【ごちそう(=害虫)】が、そこらじゅうにいるからこそ蜘蛛もそこらじゅうにいるんだよ。」ラジャ氏は続ける。「つまり、オーガニックか否かは、そこに蜘蛛がどれだけいるかですぐに判断できる。」

17

「そうなんですね。でも、マカイバリには蜘蛛だけじゃなくって、コブラとかベンガルトラとかもいるって聞いたんですけど、それって相当危ないですよね。」
「違うよ。君はそういうけどね、ここにいる動物の中で一番危険なのは人間だよ。」

【小池太陽君の自己紹介続き】

現代インドについての授業で大石高志先生がマカリバリ茶園及び、ラジャさんの出演されたテレビ番組を題材に講義されているのを聞いたのがマカリバリ茶園を知るきっかけでした

私の両親が小さな小売り業を営んでいるなかで朝、食パンを食べる時は決まって神戸紅茶か店においてあるマカイバリのダージリンティーを飲んでいたので、授業で紹介されたときはもう嬉しくって仕方ありませんでした!

授業後、母にマカイバリのことを尋ねるとマカリバリ通信を数冊かしてくれ、それを読むなかでぜひとも一度、マカイバリ茶園を訪れたいと思うようになり、マカイバリ茶園を知る以前からインドという国にすごく興味があったので、この機会に訪問させていただこう!ということで、現在にいたります。


【石井洋子記】
大石高志先生は20年前にネルー大学に東京大学大学院インド研究者として3年間留学されていました。ご縁があってデリーで親しくさせていただいていました。今では立派な大学教授として教鞭をとられ若い世代にマカイバリ茶園の取り組みを授業の中で取り入れてくださっていることを知り小池太陽君のような若者がマカイバリ茶園を訪れてくれたことに感激しました。
小池太陽君のご両親が経営されている「神戸特選倶楽部」さんは10年以上前からの弊社のお客様です。酒屋を営んでおられますが、お酒だけでなくこだわりの食品をお店で販売されています。その中の一つがマカイバリ茶園紅茶です。

                               続く

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月28日 (水)

2015年マカイバリ茶園の秋【10】番外編写真集

Photo_5


秋のマカイバリ茶園は、連日快晴。空は高く、遠くまで見通すことができました。緑が多く空気が美味しく、朝晩の寒暖差は15度近いですが、日中は20度前後で快適。インドの年末とお正月のデュセラとデュワリを控えているので、茶園で働いている人々も心なしか浮き浮きしているように見えました。茶園の中をラジャ・バナジー氏と一緒に動き周わるとともに、マネージャーのサンジャイ・ダス氏が、現在進行中のプロジェクトを見せてくれたりで、思いもかけず、写真がたくさんとれました。

写真をみて思うことは、世界中に多くの根強いフアンをもっているマカイバリ茶園の紅茶は、ラジャ・バナジー氏の強力なリーダーシップの賜物と実感しました。

自然と人間が調和する世界~マカイバリ茶園。紅茶に関わる人、動植物、自然、それらすべてが関連し、調和を保ち、良い状態であるときに、すばらしい紅茶が育つ、とラジャ・バナジー氏は考えています。

Photo_3


Photo_2


Photo


2


Photo_4


Photo_6

ラジャ・バナジー氏の机の下で一眠りのトフィー
Photo_7

遠くにテレビ塔が見えます。
Terebi

ガテマラグラス
Photo_8

【健全な土壌が、健全な人類を生む】

Photo_13


アメリカCNNテレビ局 イギリスBBCテレビ局、その他世界中多くのメディアで今年もマカイバリ茶園が紹介されました。日本でも本物の紅茶を求めていらっしゃる紅茶フアンの方々にご評価をいただいています。つたないマカイバリ茶園訪問記でしたがご愛読ありがとうございました。どうぞ今後ともマカイバリ茶園紅茶をご愛飲いただけますようにお願いいたします。                     マカイバリジャパン 代表 石井 洋子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月27日 (火)

マカイバリ茶園の秋【9】茶園に住んでいる人達

マカイバリ茶園は1840年代からイギリス人により創業された、ダージリン地方で長い歴史を持つ茶園の一つです。1856年、商業目的としてダージリンで最初に紅茶農園を始めたイギリス人・サムラー大尉によって始められたマカイバリ茶園は、1857年にG.C.バナジー氏に営業権が譲渡され、同年に製茶工場設立、1859年にはマカイバリ茶園(Makaibari Tea Estates)の名が正式登録されました。以後、現4代目茶園主スワラージ・クマール・バナジー氏(通称ラジャ)に至るまで、バナジー家が茶園の人々と一緒に生活し、茶園経営を行っています。 
マカイバリ茶園は4つの山にまたがり、7つの村からなっています。680人のコミュニティー(茶園主は従業員と呼ばず、コミュニティーと呼びます)と、その家族1,700人が茶園の敷地内で暮らしています。茶園には政府系の小学校が2つあり、茶園の子どもたちはその小学校に通っています。

ラジャ・バナジー氏は、茶園の中を毎日歩くことを日課にしています。途中で会う茶園の人々に話しかけ飴玉をプレゼントします。写真の若い女の子は大学に通っています。
Photo_3

子どもをだっこした若いお母さんに飴のプレゼント
Photo_4

ラジャ・バナジー氏が赤ちゃんをあやしています。
Photo_5


この2人の女の子はコンピュータの学校に通っています。
Photo_6


この2人は茶園の外で働いています。
Photo_7

2人でコンピュータの学校に通っています。
Photo_8

大学に通っている青年。ラジャ・バナジー氏から飴をいただきます。
Photo_13


赤ちゃんを抱いた若いお母さん
Photo_9


保育園の子どもたち
Photo_10


先代のバナジー氏の頃から働いている人
Photo_11


66歳元茶摘み女性。60歳が定年。しかし茶園が忙しい時期には今でも現役で仕事のできる人です。
Photo_12

4代前から茶園に代々働いている人々がほとんどです。家族の誰かがマカイバリ茶園で働いていれば土地と家を支給されます。茶園の中で会う人が成長して世代交代をしたとラジャ・バナジー氏の話でした。支給されている家。
Photo_14


Photo_15


ラジャ・バナジー氏を一家の長とする1700人もの家族集団あるいは王国のようなマカイバリ茶園です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月26日 (月)

2015年マカイバリ茶園の秋【8】先客万来のマカイバリ茶園訪問者

先客万来のマカイバリ茶園訪問者です。年間5000人以上と云われています。4~5年前までは、ダージリン地方は独立運度が盛んでストライキが頻発していました。観光客が一時全くダージリンに入れない時期がありました。
しかし、2~3年前より政情も安定してきて、インドはもちろん海外から多くの観光客が訪れています。飛行機の便はデリー⇔バグドグラだけで、一日5便あります。観光シーズンには常に240人乗りの飛行機が満席です。

スイスの大学に通う女子大学生4人がホームステイでマカイバリ茶園を訪れました。
Photo

ラジャ・バナジー氏も事前に連絡を受けていたようで、近づいて行き話をしました。
Photo_2


茶園の中を車で移動していたら、彼女たちのホームステイ先を車がとおりかかり再会しました。
Photo_3

ホームステイのプログラムの中に試飲があります。観光客用に味、香りなど変化のある茶葉が選ばれていました。
Photo_4

マカイバリのエプロンをつけてラジャ・バナジー氏のレクチャーを聞き、質問に答えながらのテイスティングです。
Photo_5

【紅茶を出し終えた後の茶葉の香りをかぎます。非常に大切なプロセスです。】
Photo

【別のグループもテイスティング】
Photo_2


この日はオーストラリヤからも団体の方が来られました。
Photo_6


夜にはイタリヤからの団体客に挨拶のためダージリンの町まで行きました。団体客の方がマカイバリ茶園に来られる日にラジャ・バナジー氏はコルカタ出張で留守のためホテルへお詫びの挨拶にきたのです。
Photo_7


今年の秋摘み茶葉です。この茶葉が翌々日のテイスティングに登場してきます。最高の贅沢です。
Photo_8


「日本人も時々来る」と工場前にある店主オーム氏の話です。マカイバリジャパンを宣伝してくださっています。
Photo_9

ラジャ・バナジー氏のオフイスには日本に関するものが沢山飾られています。

「舞妓の茶」さん会長夫人田宮博子様や玉露名人グル山下壽一様の写真も飾られています。
Photo_10

ダイレクトメールも毎回額に入れてかざってくれています。
Photo_11


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月24日 (土)

2015年マカイバリ茶園の秋【7】マネージャー・サンジャイ・ダス氏

活気に満ちている今年のマカイバリ茶園の大きな力の一つが3年前より働き始めたマネージャー サンジャイ・ダス氏です。ラジャ・バナジー氏のまさに右腕です。

10日ぶりに茶園に戻ったラジャ・バナジー氏の私邸にサンジャイ・ダス氏が呼ばれて仕事の打ち合わせ。其の後ウイスキーを一緒に飲んで、にぎやかに冗談を言って自宅に帰って行きました。ラジャ・バナジー氏お気に入りのウイスキーをご馳走してくれました。グレンモーレンジ (Glenmorangie)。 シングルモルトで、ブレンド用には一切供給されないそうです。マカイバリ茶園紅茶の理念と同じです。華やかな香りで味わい深かったです。
Photo


自宅はマカイバリ工場の隣。家族は奥さんとお嬢さん、息子さん、犬のトフィーです。家族一緒に生活しています。サンジャイ・ダス氏が茶園の中で、家族一緒の毎日が仕事がやりやすいと希望して新築した家です。1階がパッキング工場になっています。
Photo_2


ラジャ・バナジー氏の話ではマネージャーの募集をした時に31人応募者があり一番若く元気でエネルギーがあった。特に紅茶に詳しかったこと、オーガニックを理解共感していたので採用したと言っていました。その通りの人で
整理整頓大得意。ラジャ・バナジー氏の机上やまわりも綺麗に整理整頓されていました。次々にプロジェクトを早い速度で実施して成果をだしています。インテリでもあります。
Photo_3

女性が中心の最終工程目視とふるいわけ。
Photo_4

茶葉を自慢するサンジャイ・ダス氏
Photo_5


子どもが描いた茶畑の絵を工場に飾っていました。アイデアマンでもあります。
Photo_6

美味しい紅茶をつくるティーマスターのニル氏いつも笑顔です。
Photo_7

サンジャイ・ダス氏の自宅1階が国内用のパッキング工場。整理整頓されています。
Photo_8

サンジャイ・ダス氏の家からは茶畑の全貌が見えます。
Photo_9

犬のトフイのご主人はラジャ・バナジー氏ではなくサンジャイ・ダス氏でした。
Photo_10


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月23日 (金)

2015年マカイバリ茶園の秋【6】195,000本の植樹

今年は天候に恵まれて春摘み 夏摘み 秋摘み、どれも美味しく、量も多くとれました。昨年から外部の資本参加があり茶園は経済的にゆとりができたこともあり、多くのプロジェクトが茶園の中で実施されていました。茶園全体が活気に満ちていました。ラジャ・バナジー氏も「どうだ!」ということで機嫌よく生き生きとしていました。

マカイバリ茶園では多種多様な植物の中で紅茶栽培を行うパーマカルチャーを実践しています。 1975年より、マカイバリ茶園では6層からなるパーマカルチャーが行われています。

第1層
原生林

第2層
マカイバリ茶園に常植しているマメ科で、日陰をつくる木(ネムノキなど)

第3層
一時的に植えるマメ科で、日陰をつくる木(インディゴなど)

第4層
マメ科の果実の木(ニーム、ガテマラ、ネピアグラスなど)

第5層
紅茶

第6層
様々な種類の雑草、ツル植物、土の下の植物

パーマカルチャー(Permaculture)とは、単一作物を栽培するモノカルチャー(Monoculture)に対して使われる言葉です。

今年もパーマカルチャー実践のために茶畑に植樹がされました。今年は合計で195,000本の苗木を茶園の中に植樹しました。植えた苗木の種類は下記になります。


【茶の苗木50,000本。】
Photo


【植物は雑草なども含めて70,000本】
Photo_6

【果物は25,000本】 バナナの木もありました。
Photo_3


コーヒーの木も植えられていました。
Photo_4


【ガテマラグラス25,000本】
ガテマラグラスを使って“マルチング農法”を茶栽培に取り入れたのはマカイバリ茶園が世界で最初です。この独特な農法マルチング農法とは、グァテマラグラスを土表に敷き詰める農法です。この農法は降水による衝撃を緩和し、土壌の流出を妨げます。同時に、雑草の成長を制御します。旱魃時期には土壌の水分を保湿し、やがてグァテマラグラスが枯れると土壌の表面に還り肥沃な土となります。今後はバイオガスの原料としても使用される予定です。

Photo_5


黄色の花(CRORABWA)25,000本
Photo_7


その他にリサイクル用のゴミ箱400個新設。茶畑の中はごみひとつおちていません。

ホームステイ用の水洗トイレは22個になったそうです。海外からのホームステイ客は先客万来です。とにかく茶畑の中と工場とラジャさんのオフィスと・・・人が多いです。


パーマカルチャーは「自然との調和」を理念に、ホリスティックな紅茶栽培を育むマカイバリ茶園の根本的理念とも言えます。今年もパーマパーマカルチャー実践のために大量の植樹がされました。おいしい紅茶ができる原点です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月21日 (水)

2015年マカイバリ茶園の秋【5】コミュニティに寄付

今回の茶園訪問目的の一つが、茶文化研究家「マカイバリ茶園親善大使」の湯浅薫様からの寄付金を届けること、フェアトレードのプレミアムのお金をジョイントボディの皆さんに届けることの仕事がありました。


訪問日の翌日にラジャ・バナジー氏が午後4時にジョイントボディ役員の人達を集めてくれました。イタリヤ人のフイオレンザさんも同席でした。彼女は、マカイバリ茶園でとれるハーブのワークショップを近日中にマカイバリ茶園で開催するので、そのお知らせもかねていました。
Photo_4

1

ラジャさんから詳しい湯浅さんのこと、フェアトレードのプレミアム金のことの説明がありました。
Photo_5


ジョイントボディ会計担当の女性に手渡しをしました。日本円で30万円。
3


ラジャさんから湯浅さんに記念品を差し上げるということでダージリン地方のゴルカ族民族衣装を準備して自分で試着しました。その様子です。
5


ラジャさんはズボンまで試着しました。このゴルカの民族衣装は日本にもちかえりました。湯浅さんにお送りします。

4


寄付金授与式の2日後同じ場所でNGOの若い人2人がジョイントボディメンバーと打ち合わせをしていました。女性の自立、子供の教育、健康問題など、日々の生活の問題点を出し合って解決をしていくのだそうです。定期的にミーティングをもっているということでした。
Photo_7


私も仲間にはいって記念撮影。農薬を使用する茶園では、茶摘み女性の指紋がなくなってきていたり、未熟児の出産が増えてきていること、妊娠をしたら茶摘みをしないことなどが問題点としてあるそうですが、マカイバリ茶園はありがたいことに全茶畑がバイオダイナミック農法ですので、農薬を使用する他のお茶園のような問題はありません。
Photo_8


ジョイントボディの人たちからのメッセージです。
「湯浅さん、マカイバリ茶園紅茶を日本の皆様に紹介くださること感謝いたします。このように多額の寄付をいただきありがとうございました。是非マカイバリ茶園におこしください。皆でお待ちしています。もっともっと日本の皆さんとの距離を短くして交流をしたいです。」


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月13日 (火)

在日本国大使館にてモトワニ教授外務大臣表彰伝達式

ネルー大学日本研究センター教授プレム・モトワニ教授が平成27年度外務大臣表彰を受賞されました。10月12日(月)午後7時よりインド・デリー在日本国大使館にて伝達式が執り行われました。伝達式の様子をお伝えいたします。


モトワニ教授はインド情報まぐまぐメルマガ「インド・ガネーシャ通信」http://www.mag2.com/m/0000073045.htmlにて【インドを知る】の題で、インドと日本を比較した原稿を毎月1回送ってきてくださいます。わかりやすい見事な日本語で28回にもなりました。読者の方々からは「インドの池上彰さん」と言われています。管理人は石井洋子です。是非メルマガのご登録をいただき読者になっていただけましたら嬉しいです。

では、伝達式の様子を写真でお届けします。


【会場】
Photo


【式の始まるのを待つ】
Photo_2


【駐インド国特命全権大使八木毅大使のご挨拶】
モトワニ教授について詳しい心温まる数々の履歴を披露くださいました。日本で出版された本も紹介されました。時にユーモアを交えての英語でのスピーチでした。
Photo_3


【伝達式】
Photo_5


【授与】
Photo

【表彰状を皆さんに披露】
Photo_6


【モトワニ教授恩師のご挨拶】
教え子が受賞されたことを大変に晴れがましく、喜ばれておられる様子がうかがわれました。

Onnsi


【元朝日新聞専属カメラマン中村氏のご挨拶】
モトワニ教授学生時代から36年間友情を続けて来られました。数々の思い出を話されました。今回はこの式典に参列するためにインドに来られました。
Photo_8

【中村氏の日本語挨拶を「日本語センター」代表名須川典子氏が通訳】
Photo_3


【駐インド日本国特命全権大使ご夫妻の前でのモトワニ教授の挨拶】
奥に座っておられるピンク色サリー姿の方が奥様のアニタさんです。
Photo_10


特に奥様、ご家族、恩師の先生、日本の友人の方々、大使館担当の方等多くの方々に感謝を述べられました。


Photo_9


【乾杯!】
大使ご夫妻と!
Photo_11


会場を移してパーティー


【大使のご挨拶】
Photo_14


Photo_15


モトワニ教授息子さん、お嬢さんアルパナさん、大使館担当の方、恩師の先生(左から)
Photo_17


お嬢さんアルパナさんと石井博子
Photo_18


外務省のHPより

【外務大臣表彰は,多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。】http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000115.html                              

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月12日 (月)

2015年マカイバリ茶園の秋【4】ラジャ・バナジー氏10日ぶりの出勤風景と乗馬

茶園主ラジャ・バナジー氏が10日間茶園を留守にしていました。10日ぶりの出勤です。


まずは工場のある玄関でいつもの門番さんの笑顔で迎えられます。
Photo


茶園の神様ガネーシャへお参りです。犬のトフィーもラジャさんを待ちわびていました。
Photo_2


トフィーが事務室の前の階段で先回りをしてラジャさんを待っています。
Photo_3


最初にトフィーにビスケットをあげるラジャさん。
Photo_4


マネージャーのサンジャイ・ダス氏と会計士プラティッシュ・ゴッシュ氏から留守中の報告を受けます。
Photo_5


エコツアー担当ナラヤン氏とマネージャーのサンジャイ氏から報告を受けます。
10


ラジャさんがとにかく早く行きたいところがあるのです。その場所まで歩きです。途中茶葉の状況をじっくりみています。
Photo_6


今ラジャさんが夢中になっているのが乗馬で、唯一の趣味です。愛馬チェンダーがこれからラジャさんをお迎えに行きます。
Photo_7


人懐こい馬で、目がきれいにすんでいました。
Photo_8


調教師さんからほうずりしても問題なしと云われて顔をつけてみました。
Photo_9

ラジャさんは茶園にいるときは、いつも茶園の中を一周するとのことでした。
Photo_9

元乗馬チャンピオン調教師の方も一緒に馬で茶園一周に出発。
Photo_10

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月10日 (土)

2015年マカイバリ茶園の秋 【3】 茶摘み風景 

広大な茶畑の中へ茶摘み女性が散らばっていきました。今年は春摘み、夏摘み、そして秋摘みと年間をとおして気候に恵まれて素晴らしい紅茶が出来上がっています。ラジャ・バナジ-氏も非常に機嫌がよく茶園の中が生き生きとしていました。順次その様子をお届けします。茶摘み風景の続きです。

Photo_12


Photo_8


Photo_9


Photo_10


Photo_11


マカイバリ茶園の中には7つの村があります。茶畑もそれぞれの村のそばにあります。この茶畑に行くのに私は徒歩では無理で途中まで車をだしてもらいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年マカイバリ茶園の秋【2】 茶摘み女性とリーダー

茶摘み女性が茶摘み前の準備をして待っていてくれました。

Photo_5


昨日の会合で飴一パックプレゼントをすること約束していました。ラジャ・バナジー氏が茶園の中で出会う人に話しながら飴をあげているのです。「私も」と冗談のつもりで言ったのですが、皆待っていてくれました。飴をもっていってよかったです。案内の男性がわたしてくれました。
Photo_2


今日の茶摘みリーダー 「ジャムニ・モンゴ」さんです。ひとりひとりへの気配りが素晴らしい。
Photo_3


飴をポケットにいれていよいよ茶摘みに出発。
Photo_4


広大な茶畑
Photo_6


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 8日 (木)

2015年マカイバリ茶園の秋 【1】  茶畑

4泊5日の茶園滞在を終えてデリーに戻りました。

いつもは1週間以上滞在するのですが、今回はデリーでの用事を控えていたので短い滞在でした。茶園主
ラジャ・バナジー氏や茶園のスタッフからは「今回はもう帰るのか!短か過ぎる!」という嬉しいメッセージを何度ももらいました。茶園とは20年近いお付き合いです。

まずは秋の茶畑の緑深い情景からお届けします。


昨日摘み取った後にすぐに新芽が伸びてきています。
Photo_3


秋の茶畑
Photo_8


茶摘み
Photo_9

茶畑の木陰で休む茶摘み女性たち
Photo_4


「健康な土壌が健康な人間を育てる」とマカイバリ茶園の理念である標語があちこちにかかっています。この地域の茶畑にはコーヒーの木も植えています。
Photo_5


鶏夫婦が出迎えをしてくれました。
Photo_6


今回の茶園訪問は茶園で働いている人、生活をしている人との交流が多くありましたので順次お届けします。

今回茶園にはコンピュータをもっていきませんでした。山の中ですのでインターネット環境がいまひとつです。折角素晴らしい自然の中での生活ですから、思い切ってもっていきませんでした。電話での連絡ですませました。茶畑と自然と、そこで生活する人と時間を大切にした短い日々でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 3日 (土)

インドでの飼い犬「しろ」の続き

サイババ寺の前で交通事故に遭遇し、大手術をしてインドの我が家で生活することになった「しろ」。

シャムネコ「たま」を15年間診察してくださった獣医さんは「しろ」のことを「フレンドリーで性格がよい!」と言ってくださいましたが、まさにそのとおりと思うことが多々あります。

「しろ」は「人間大好き! 犬大嫌い」です。


人間特にインド人が大好き。インド人が来ると誰かれかまわず笑顔でしっぽをふっていきます。
Photo


ですから番犬になりません。お寺お参りの人たちに可愛がられていたのでしょう。「三つ子の魂百まで」という諺がありますが、「しろ」と生活をしていると「犬も同じなのでは」と思われます。
Photo_2


「しろ」は犬大嫌い!

この性格が私たちにとって苦労しました。

最初の頃、夜鳴きするのは、以前に育った野良犬時代が恋しいのかと思っていましたが、2年半我が家で生活してもこの性質はかわりません。外を通る犬に反応してものすごい大きな声で吠えます。夜中は吠えないように厳しいしつけをしたことと、夜中は家の中に閉じ込めておきました。素直に従ってくれました。しかし、散歩に行き犬に出会うと突然「しろ」は弱いのに喧嘩をふっかけていきます。他の犬にかまれたこともあります。「しろ」専門のインド人の散歩がかりが必要です。
Photo_3

よく皆さんに褒められるのが、「しろ」一匹で留守番をさせる時に、寂しそうな顔をして見送りをしてくれます。決して後追いをしません。可愛そうになる時もありますが、お互いに共存していかなければなりませんから「しろ」には我慢をしてもらいます。出かける前の玄関で、「しろ」の常駐場所で、座って、寂しそうな顔をして見送りをしてくれます。この顔の表情をみると早く帰ってきてあげなくてはと思うのです。
Photo_6


インドで犬「しろ」との日々の生活です。

明日からマカイバリ茶園に行ってきます。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »