インド・デリーの日々【ストライキで水が来ない】
日本でも大きく報道されていると思いますが、この1週間デリーの隣ハリヤナ(Haryna)州で「ジャート(JAT)」と呼ばれるカースト集団による,最初のうちはデモ、その後、暴動がおきていました。ハリヤナ(Haryna)州にあるのが、日本人7割近くが生活しているグルガオン地域です。毎日インドの新聞とテレビで報道されていました。
「ジャート JAT」と呼ばれる農民カーストの人たちの要求は公務員採用等で、ジャート・カーストの人たちへの優遇措置を求めていました。
とうとう昨日は、彼らが最終手段にでて、デリー市全域への水供給をストップしました。デリー市内の学校はすぐに明日休校としました。つまり水がこなければトイレなど不都合が生じるからです。
ハッピー・ハンター店に通ってくる従業員3人がグルガオンからメトロを利用して出勤してきます。グルガオン地域は外出も危険ということで3人を休みにしました。
暴動の鎮圧に向けて、インド政府は21日、兵士ら9000人を出動させました。この暴動による死者は10人、負傷者は150人以上に達しているるとのことです。
連日この話題でした。ポリ容器だったらなんでもと・・・・。我が家も昨日は水をできるだけ貯めました。
朝のニュースで、州政府とジャート指導者との話し合いが行われ、「次の州議会で、ジャートに優先枠を与える法制化を行う」との発表があり、州政府がジャート側の要求を受け入れました。
インド時間午後2時半、水が出ています。ほっとしました。お手伝いさんも水を使用して仕事を始めました。
まずは、日本からもってきた種で栽培している大事な小松菜に水やりをスタートしました。
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