マカイバリ茶園訪問記2018春 「恵みの雨」 (1)
ブログの更新が滞ってしまっておりまして申し訳ありませんでした。
マカイバリ茶園訪問(2018年3月12日~21日)を終えて日本に帰国いたしました。
これから茶園訪問など今回のインド出張のことをアップしていきたいと思います。ご高覧いただけましたら幸いです。
マカイバリ茶園では今年は、3月14日に初摘みDJ-1の茶摘みが行われました!
毎年、今の時期は雨が降らずに旱魃(かんばつ)に悩まされてきたマカイバリ茶園でしたが、今年は何と3月12日、13日と2日間続けて大雨が降りました。誰もが待ち望んでいた雨です。
私がバグドグラ空港からマカイバリ茶園へ行く途中でも、黒い雨雲が見えてきて、ちょうどマカイバリ茶園に入ると同時に雷が鳴り、大雨が降りました。雨がこんなにも喜ばれるということを日本では考えてもいませんでした。今は雨に心より感謝です。
茶園に到着すると、スタッフの人々の歓待を受け、あたたかいマカイバリの紅茶をいただきました。いつも飲んでいるマカイバリの紅茶ですが、マカイバリ茶園で飲むと旅の疲れも忘れるほどにほっとします。
14日は初摘み日です。昨年のストライキの影響を受けて、人々は冬の間は伸びきった茶木を整備したり、雑草を取り除いたり、例年の倍以上に働いたそうです。ストライキの間は当然に給与は支払われないために、皆厳しい状況です。
上の写真が昨年のストライキが終了した直後の10月に撮影したもの。下の写真が今回撮影したものです。あれだけ伸びきった茶木を剪定していつもの高さになっていました。
ラジャ・バナジー氏が実践していた「働いている人々は雇われ者ではなくて、パートナーとして経営に参画している」姿が見えました。
新芽は雨のお陰でよく育ち、初摘み日を待っているかのようです。
明日は初摘み日の状況をアップします!
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