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2018年5月の3件の記事

2018年5月31日 (木)

アッサム・ハティクリ茶園&ダージリン・マカイバリ茶園訪問記 Vol.3 2018夏

ハティクリ茶園2日目です。茶畑を歩いた後は工場へ。工場は茶畑のすぐ近くにあります。

大きな近代的な工場です。ハティクリ茶園の名前の下にトレードマークである象のマークが入っています。

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入り口には従業員が足と手を綺麗にして、消毒する場所もありました。

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衛生管理を徹底しています。

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残念ながら工場の中は撮影は良いのですが、ソーシャルメディアにアップすることは禁止されています。工場の中も最新の機械が何台も並べられており、大量の紅茶が製造されていました。

なるべく人の手を使わずに、最新鋭の機械で紅茶がつくられています。

ハティクリ茶園はオーソドックスタイプだけかと思っていましたが、CTCも製造されていました。
CTCとはCrush(押しつぶす) Teas(引き裂く)  Curl(粒状に丸める)の意味で、茶葉がコロコロした形でチャイに向いている紅茶です。

インドの紅茶需要だけでなく、世界中から注文がくる中で大量に良質な安全な紅茶を供給するためには、最新鋭の機械は必要です。アッサム紅茶の供給力に驚くばかりでした。

工場見学の後はテイスティングです。こちらが工場の横にあるテイスティングルーム。

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ラジャ・バナジー氏は驚くスピードでテイスティングをしていきます。いくつかの茶葉の大きさが違う紅茶をテイスティングしました。

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ティップスがたくさん入っているグレードもありました。マカイバリジャパンが扱っているいるグレードは最高級グレードで、ストレートでも飲める紅茶です。

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味についてもチャンドン氏とラジャ・バナジー氏は色々な話をしていました。

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工場の横には従業員のための食堂(キャンテーン)があります。

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栄養のバランスがとれた食事が食べられます。従業員の健康は何より大事です。

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チャンダン氏の自宅では目覚めるとモーニングティーを部屋まで運んでくれます。
部屋で飲むのはもったいないので、開放的なリビングルームで朝の紅茶を楽しみます。最高に贅沢な気分です。

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続く

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2018年5月30日 (水)

アッサム・ハティクリ茶園&ダージリン・マカイバリ茶園訪問記 Vol.2 2018夏

ハティクリ茶園に到着した翌日は、早速にマネージャーのチャンドン氏が茶畑や工場、そして様々なプロジェクトを案内してくれました。

ハティクリ茶園の広さは687ヘクタールで茶畑の広さは467ヘクタール。マカイバリ茶園は山岳地帯ですが、アッサムは平地なので見渡す限りが広い茶畑です。UNESCOの世界遺産であるカジランガ国立公園に隣接し、反対側が森となっています。

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野生の動物たち、特に象が茶園に来ることは有名ですが、牛やヤギ、鶏たちも自由に茶園の中を歩き回ります。

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牛やヤギたちは雑草を食べてくれるだけでなく、糞も落としていくので堆肥にもなります。

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ヤギや鶏は村の人たちにとって貴重な食料(マトンカレーやチキンカレー)にもなります。
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村の人たちの集落は茶園の中にあります。マカイバリ茶園と同じです。

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動物との共生だけでなく、植物の共生もありました。こちらはコショウです。木に絡まって、しっかりと実をつけていました。

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ハティクリ茶園ではコショウを年間2トンも生産しており、これらは村の人たちの収入にもなっています。

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オーガニック農法を実践しているハティクリ茶園では、ヘロパントという害虫に悩まされていました。農薬を使えば解決しますが、自然の力で何とか克服する方法をラジャ・バナジー氏から聞いていました。

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茶摘み女性たちとも遭遇。

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アッサム種の葉は大きいです。そのためか、茶摘み女性の籠も丸みを帯びています。

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もうすぐ夏摘みセカンドフラッシュの茶摘みになります。

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ラジャ・バナジー氏も茶摘みをして、葉の質を確認していました。

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今の時期は雑草とりも大変です。ハティクリ茶園でも女性たちはよく働きます。

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マカイバリ茶園ではバイオダイナミック農法を実践していますが、ハティクリ茶園では独自の有機農法を実践しています。周りのジャングルから集めたハーブの抽出液でつくられた調合剤や虫によってつくられた肥料をつかっています。

ポンガミアやニームなどの植物から抽出液をつくっていました。

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こちらがバクテリアによってつくられる肥料です。
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アッサムはもともと肥沃な土地ですが、ハティクリ茶園では独自の有機農法によって更なる豊かな土で紅茶づくりがなされています。茶畑のいたるところに大きなミミズの糞が見られました。

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「百聞は一見にしかず」です。ハティクリ茶園のスケールの大きさに驚くばかりでした。

続く


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2018年5月28日 (月)

アッサム・ハティクリ茶園&ダージリン・マカイバリ茶園訪問記 Vol.1 2018夏

インド出張より戻りました。今回は長年の夢であったアッサム・ハティクリ茶園を訪問することができました!またマカイバリ茶園の夏摘みセカンドフラッシュの時期とも重なり、マカイバリ茶園にも訪問しました。
これから訪問記をアップしていきます!ご高覧いただけましたら幸いです。

ハティクリ茶園はマカイバリ茶園創業者ラジャ・バナジー氏が紹介してくれました。今回はラジャ・バナジー氏、そしてデリーHappy Hunterの店主石井博子の3人で行きました。

ハティクリ茶園にはデリーからジョルハットという空港に降ります。デリーの空港でスターバックスに入ると、偶然にもハティクリ茶園の紅茶が販売されていました。

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飛行機の上空からのジョルハットの景色。デリーと違い、建物よりも緑が多いところです。

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ジョルハットの飛行場でラジャ・バナジー氏と待ち合わせ。田舎の小さな飛行場で、ラジャ・バナジー氏は30分後にシリグリから到着しました。

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飛行場の外にはハティクリ茶園から迎えの車が来てくれていました。デリーも暑かったけれども、アッサムも暑い。太陽の光が強く、肌が焼けるような暑さです。

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ハティクリ茶園までは飛行場から車で2時間。車から見える風景はのどかな田園風景です。途中で街らしいところに入ると、牛とヤギと人。人間と動物が共生しています。

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途中、ドライブインらしきところに立ち寄り、お茶を一杯。でてきたお茶はアッサム紅茶。もちろん甘いミルクティーです。

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いつもダージリンを飲んでいるラジャ・バナジー氏がアッサム紅茶を飲む姿は珍しいです。

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運転手さんが「もうすぐハティクリ茶園ですよ」というと、何と視界に象の姿が!!

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ハティクリ茶園は周りをカジランガ国立公園に囲まれており、象(ハティ)が頻繁に(クリ)に訪れるために茶園名がつけられました。動物たちのために有機農法に切り替えたアッサムでもユニークな茶園です。
写真の象は野生ではなく飼われている象ですが、雨が降ると国立公園から象たちが森に行くために茶園の中を通るそうです。象のために柵もありません。

今回の宿泊はマネージャーのチャンドン氏のご自宅に宿泊させてもらいました。国立公園の真ん中にあり、ハティクリ茶園の目の前にご自宅はあります。ラジャ・バナジー氏は、植民地時代の面影を残すバンガローだと言ってました。

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広い庭にはマンゴーやライチなどの果物の木があります。鳥たちが果実を食べに来るそうです。

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開放的なリビングです。窓を開くとカジランガ国立公園が見えます。

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夕方になるとマネージャーのチャンドン氏が茶園から戻ってきました。ラジャ・バナジー氏と色々な話をしました。何とチャンドン氏はまだ41歳。36歳の最年少でマネージャーに抜擢された凄腕のマネージャーです。

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インドでは夕食の前にお酒を飲みます。ウィスキーを飲みながら、ラジャ・バナジー氏が冗談を交えて話を続けます。チャンドン氏はハティクリ茶園に来て5年目になります。ハティクリ茶園のオーナーはインドの財閥タタグループです。常にコルカタ本社に連絡・報告を欠かさず、日々の業務に励みます。

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インドでは夕食では11時頃。この日は旅の疲れもあるので10時でした。
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チャンドン氏の奥様が素敵にコーディネートされた洗練されたダイニングルームでの夕食。
ベジタリアンとノンベジタリアンの食事がテーブルに並びます。この後にも様々な食事が運ばれました。

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夕食後はすぐに就寝。それぞれの部屋の色は違い、私が宿泊した部屋は紫色で統一されていました。石井博子の部屋は水色、ラジャ・バナジー氏の色は黒でした。奥様がすべてデザインされたそうです。

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明日はいよいよハティクリ茶園見学です。

続く。

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