【南インド・ケーララ(11)】茶の苗木を購入
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南インドはコーヒーの産地としても有名です。山岳地ではコーヒー農園をよく見かけました。インドは世界最大の紅茶生産国ですが、コーヒーでも世界7位348,000トンの生産量があります。因みに1位はブラジル 3,019,051トン, 2位ベトナム 1,460,800トン、 5位のエティオピア 469,091トンです。インドも7位で頑張っています。(2016年統計)
ケーララ州は紅茶とともにコーヒーも栽培しています。厨房ではコーヒー用やかん(左)と紅茶用やかん(右)が区別しておかれていました。
どのカフェでもコーヒーと紅茶のどちらかを選ぶようになっています。ブラックでも飲みますが、ミルクと砂糖をいれたミルクコーヒーが出てきます。甘くて美味しい(^^)
勿論オーガニック・コーヒー農園もあります。マカイバリ茶園よりオーガニック・コーヒー農園を紹介されていて日本での販売を頼まれていますので、現在勉強中です。
1992年からのデリー駐在生活の時、生豆がデリーで売っていました。その緑豆をほうじ茶を煎る要領で生豆を煎って適当な色にして焙煎(?)して、お客様に飲んでいただいたことを思い出しました。好評でした。その当時のデリーは、ほぼ99%紅茶文化でしたので、日本からのコーヒー好きなお客様には食後の飲み物で苦労していた時代に、この緑豆のコーヒーはよい香りがして、美味しかったことを思い出しました。現在のデリーはコーヒー文化が普及してきています。
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インド地図をみるとわかるようにケーララ州首都のコーチンは天然の入り江や湖に恵まれた風光明媚な港町です。古くからフェニキア人や古代ローマ人、アラビア商人等が訪れていました。16世紀以降は、ポリトガルやオランダ、イギリスに支配されました。現代のコーチンは、インド有数の国際貿易港として発展を続けています。
ヨーロッパ文化の影響を受けた街並みや建物など、インドではない文化を感じる街でした。
フランスのパン屋をまねたパン屋さん。
フランス料理を食べました。パンも最高。魚も野菜も新鮮でした。
お酒は80%の関税がかかるので非常に高いです。インド産ワインを堪能しました。
芸術家が経営しているオーガニック・カフェ兼オーガニック・レストランです。お酒類は出しません。オーナーが所有している畑で育てた野菜類を使用します。健康によい食材のみを提供しています。
店の中
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ケーララ州の首都 コーチンを探索。インドでありながらヨーロッパの雰囲気を醸し出しています。大航海時代にポルトガル人が上陸して拠点を築き、その後からもオランダ、イギリス、フランスも来て、ヨーロッパとの交易で栄えました。
1524年にコーチンで死んだヴァスコ・ダ・ガマの墓がある聖フランシスコ教会。遺体はその後故国に送られました。
オランダ人がコーチンを占拠した1663年以降、教会はプロテスタントに変わり、ここで死んだオランダ人が多く埋葬されています。
ジナーゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)。 ユダヤ人は紀元1世紀頃からインドにも到来し、南インドの港町などに到来し、コーチンには「ユダヤ人町」(ジュー・タウン)と呼ばれる一角ができ、一時は香辛料貿易を一手に引き受けるほど活躍しました。その富を注いで世界各地から材料を集めて造ったユダヤ教の礼拝堂(ジナゴーグ)が建っています。1948年イスラエルが建国され、多くのユダヤ人が『故郷」を選んで現在は数家族が残るのみとのことでした。
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アールヴェーダ・マッサージを受けた後に、アーユルヴェーダ薬草園に行きました。
説明をしてくれている女性がアーユルヴェーダ医師。お医者さんの話ではアーユルヴェーダは4000年の歴史があること、それぞれの植物の効能を説明してくれました。ほとんどの病気がアーユルヴェーダのハーブで治せるそうです。
カカオの実。チョコレートの原料です。インド産チョコレートは美味しいです。
コーヒーの実。ケララはコーヒー産地(アラビカ種)でもあります。
ケララの人は40代 50代でも白髪が少ない。これはアーユルヴェーダの油を使用しているからとのこと。皺も少ない。これもアーユルヴェーダの油のお蔭。早速購入して現在試し中。
植物のことを知らなすぎと、改めて自覚しました。
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今まで、ラジャ・バナジー夫人シュリパさんは、お買いものというと近代的ショッピングモール地域に私たちを連れていってくれました。ところが、今回自分たちで近くを散歩するとデリーではあまりみられなくなってきた伝統的インドの市場がありました。とても懐かしく、市場の中を散策しました。
ラジャ・バナジー氏宅には夕方到着したので、夜の賑やかな市場です。
スィリグリの街は、バグドグラ・空港からは、車で30分程のところにあります。何百年も昔からある古い街です。スィリグリは現在のマカイバリ茶園オーナー・ラクシュミー・グループが大開発をしている地域でもあります。デリーに匹敵するほどのショッピング・モール街や、近代的病院が建てられていて、以前のスィリグリーの街を知っている人間には、隔世の感があります。コルカタから、鉄道でダージリンに来る人は、このスィリグリ駅に到着します。
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マカイバリ茶園からバグドグラ飛行場に行く途中、元マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏の自宅兼事務所があります。マカイバリ茶園の時と同じように自宅に泊めてもらいました。
執務室で仕事をしていました。ラジャ・バナジー氏はシッキム政府の要請を受けてテミ茶園・ブランド・アンバサダーとしてフランスに3日後の出発を控えていました。ヨーロッパの大学からも講演依頼があり、先日まで
ヨーロッパにいました。
新しく立ち上げたブランド「RIMPOCHA(リンポーチャ)」のお茶も、インド国内での売れ行きが好評だそうです。
インド全体をオーガニックにする夢に向かって、幅広く活躍されていました。ラジャ・バナジー氏を心酔して秘書として働いているラム氏。大変優秀な方です。私どもも安心して相談をすることができます。事務仕事がスムーズに進みます。
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マカイバリ茶園を訪れる目的の中の一つに生産者にフェアトレード・プレミアム金を渡す仕事があります。
マカイバリジャパンではティーバッグをプレミアム付きにしています。お客様がご購入されると自動的にお金が換算されて、私どもが年に一度そのお金を届けています。銀行振込でもよいのですが、弊社は年に何度か茶園を訪ねるので、インド・ルピーにチェンジをして直接生産者に手渡しをしてきました。銀行送金手数料もかかりますので、フェアトレードの精神で直接手渡しをしています。
そのフェアトレードのお金で茶摘み女性のための保育園を運営しています。
フェアトレードのお金で学生に奨学金を出しています。その名簿です。その他、診療所を運営したり、貸付をしたりと様々な活動をしています。過去2年間で、日本も含めて合計日本円にして200万円をいただいたそうです。インドの物価価格では、かなり高額になります。女性がすべて運営しています。ラジャ・バナジー氏は茶園を離れる時にジョイント・ボディーの女性たちに株10%を譲渡しました。
子どもたちへのお土産に「わさび味のおかき」を沢山もって行きました。インドではわさびが有名で、インド人は大好きです。日本というとテレビで「わさび」というので、わさびをお土産にしました。
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いよいよ秋摘みテイスティングと今年のマカイバリジャパン秋摘みの選択になります。今まではラジャ・バナジー氏が最高の茶葉を選んで送ってきてくれましたが今年からは我々で選ぶことにしました。
まずはテイスティングをします。すべてクラシックグレードです。
マネージャー・サンジャイ・ダス氏が昨年までのマカイバリジャパンのテイストにあう茶葉を選んでくれていました。
クラシックはその日に茶摘みをされた最高グレードになります。世界中に最高級茶葉として出荷されていきます。昨年まではラジャ・バナジー氏に選んでもらっていましたが今年から自分たちでテイスティングをして選ぶことにしました。この日、選んだのはクラシック・グレード茶葉DJ-475です。MJLはマカイバリジャパンの略称です。11月初旬に日本に入荷予定です。お楽しみにしてください。茶葉の感想は改めてお知らせします。
マカイバリジャパンのヴィンテージ、シルバーティップスは特別に限られたチュンゲ茶畑から茶摘みをされて、温度管理そのほかすべてティー・マスター・ニル氏の力量によって製造されます。
因みにDJ(ディー・ジェー)ナンバーは、3月の1番茶から始まって秋の終わりまでに毎日出荷した番号が付けられます。初摘み茶はDJ-1(ディー・ジェー・ワン)、秋になると今回のクラシックはDJ-475と数が多くなります。
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タイガー・ヒルで日の出を拝んだ後は更に上ってダージリンの街に行きました。早朝のダージリンの街は静かで趣がありました。
途中に有名なティベットの僧院イガ・チョリン・ゴンパ(yiga choringgompa)を通り過ぎました。1850年創建で、ダージリンで最も見ごたえがある僧院といわれています。
イギリス人が避暑地として開発したので、植民地時代の名残を留める洋館や教会、学校が多いのです。
朝早い商店街は店も閉じていて静かです。日中は多くの観光客で賑やかな場所になります。
世界遺産にも登録されているダージリン・ヒマラヤ鉄道、通商「トイ・トレイン」。
観光用に一日1便昔ながらの石炭で動きます。他の便はディーゼルで動きます。
トイトレインの走る行程の地図。開業は1881年でアジアで最も古い登山鉄道。標高差2000mあまりを7時間30分かけて上ります。線路幅はわずか610㎜。
ダージリンの街も人と動物が共存しています。
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マカイバリ茶園に夜到着。翌朝3時に起きて町の南にある標高2590mのタイガー・ヒルの丘に行きました。4時30分に到着。日の出前に到着するように、マカイバリ茶園から車を出してもらって頑張って早起きして行きました。
今回はタイガーヒルズからカンチェンジュンガを見ることができました。寒くて震えながら待つこと1時間。5時30分に太陽が昇ってきました。
太陽を拝むことができました。寒い中、待っていた甲斐がありました。感激でした。
待望のカンチェンジュンガ(8586m)が見えました。西にかなり離れてエヴェレスト(8848m)も見えるとのことです。
タイガー・ヒルは観光場所にもなっていますので多くの人が来ていました。
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マカイバリ茶園は秋摘みの季節になりました。石井道子がマカイバリ茶園に出かけました。フェイスブックでリアルタイムで写真をアップしていますが、同じ写真を、日本でブログでもアップしていきます。
今日は初日です。マカイバリジャパン姉妹会社ハッピーハンター訪問です。
マカイバリジャパンとハッピーハンターはそれぞれ独立したオーナー会社ですが、姉妹会社でもあります。珍しく姉妹2ショットの写真が送られてきました。
バーラット。ハッピーハンターオープン時よりのスタッフ。成長しました。まとめ役。
ダヌー。裏方、在庫管理そのほか雑用すべて。バーラットの友人。2人で協力して誠実な仕事をします。
ロールケーキ。日本人の女性パテシエが指導をしています。おいしいです。
紅茶。熱い湯を捨てる容器も用意されてテーブルで本格的に紅茶を淹れて楽しめます。
その他に優秀な女性スタッフが何人かいます。インドでも女性はよく働きます。
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インド亜大陸の最南端コモリン岬(カニャクマリ)は、アラビア海、インド洋、そしてベンガル湾、3つの海がここでひとつになりますので、3つの海洋を一度に見ることができる場所でもあります。
コモリン岬は太陽が朝、東の空インド洋から昇り、夕方西の空、アラビア海に沈むインド唯一の場所です。
日の入り
敬虔なヒンドゥー教徒はここを聖地とし、朝は東の空から白み始めた頃、夕はアラビア海に真っ赤な太陽が沈むのを拝みながら、この聖なる海水で沐浴をします。聖地としての歴史も大変古く、ギリシャのローマ史書には「聖なるコモリ」と記されているそうです。
20年以上前に私も訪れましたが、日の出を拝むことはできませんでした。写真を提供くださったAさんはインドの方からみると日の出、日の入りを拝むことができた幸運な方になります。
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マカイバリ茶園紅茶愛飲者Aさんが南インド旅行をされました。目的の一つは12年に一度咲く「クリンジ」という花を見にいくことでした。今年がその花の咲く年なのです。Aさんの許可をいただいて「クリンジ」の花の写真をお届けします。
この「クリンジ」の花はニルギリ地方にだけ咲きます。ニルギリ地方は、ダージリン、アッサムと並んでインド3大銘茶産地として有名です。
ニルギリとはインド語で「青い山」を意味し、12年に1度咲く「クリンジ」の花が山一面に青紫色の花を咲かせ、麓から見ると山全体が青く見えることからその名が付いたそうです。
12年に一度、それもニルギリ地方にしか咲かないという何とも神秘的な花です。
弊社スタッフが明日からインドに出張します。
前半はダージリン地方マカイバリ茶園訪問。後半は南インドニルギリ地方のコーラクンダ茶園訪問と、クリンジの花を見に行きます。こちらのクリンジの花の写真もお楽しみにしてください。
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