【2019デリーの日々3】地域飼い犬 タイガーの思い出
インドでの犬の話の続き。
3年ほど前までこのブログで、時々登場していた、地域飼い犬、タイガーについての話です。
我が家で夕食を出していたタイガーは、常に家の前で娘の送り迎えをしていました。
そのタイガーについて、「事実は小説より奇なり」のインド版を思い出として書きます。
午後4時には娘が出す食事を他の地域飼い犬とともに必ず食べていました。
夜は娘の帰宅を見計らって出迎えてくれました。ある日レストランで夕食をして夜10時前後に帰宅した時も外で
待っていてくれました。

時々ふっと姿が見えなくなることがあり、娘も家の門番も「タイガーはどこに行ったんだろう。」と心配をするほどでしたが、必ず戻ってきました。5年近くタイガーは我が家で午後4時の食事を食べていました。
ある日、娘が同じグルモハールのコンパウンドに住んでいる国連スタッフの女性に用事がありお宅に出かけました。玄関に入って待っていると、タイガーが家の中から出てきました。タイガーは娘の姿を見てびっくりして固まってしまい、娘もびっくりして言葉がでませんでした。今でも娘はその時のタイガーの吃驚している姿が忘れられないと言っています。
国連スタッフの女性はタイガーが、娘の家の地域飼い犬になっていることを全く知りませんでした。仕事が忙しく海外出張も多いため使用人にタイガーの世話をまかせていたそうです。
この日以降、タイガーは全く娘の前に姿を見せなくなりました。
現在は違う犬が我が家の夕食を食べています。
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