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2020年2月13日 (木)

2020年南インド出張 (ニルギリ紅茶農園訪問 ⑨ コーラクンダ茶園)

オーガニック農法を実践しているコーラクンダ茶園。170頭の牛を飼い、糞は豊かな土を作るために欠かせません。
バイオダイナミック農法のディメーター認定も取得していましたが、気候が認定基準に合わないということで認定取得は断念しました。しかし、今でも独自のハーブを使用したバイオダイナミック農法は実践しています。

ポアブスコーヒー農園でもそうですが、南インドは広い敷地があるために牛だちは放牧されて自由に草を食べれます。

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170頭の牛からはこれだけの糞が集められます。

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 こちらでミミズを用いたコンポスト(肥料)をつくります。一つのタンクで約2トンのコンポストができます。
ミミズの上に牛ふんをのせ、ミミズが上に来たらコンポストの出来上がりです。約90日ほどかかります。
1㎏の牛の糞に50gのミミズが必要です。

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ミミズは豊かな土づくりに欠かせない生物です。

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こちらはCPPとよばれるもので、レンガで囲まれた中で牛の糞をピザ生地くらいの固さになるくらいにこね、その中に卵の殻や石の粉をまぜます。更にバイオダイナミック農法の調合剤をまぜて30日から60日で完成します。これを水にまぜて紅茶にまくことによって、紅茶の成長を促進させます。

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コーラクンダ茶園では紅茶のほかにペパーミント、カモミール、ジャスミン、トウルシー、ユーカリオイル、イチゴやにんじんも栽培しています。
これらはハウス栽培でつくられています。すべてオーガニックです。
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イチゴは好きなだけ食べてよいよ、と言われたのでいただきましたが酸味と甘みが絶妙な美味しいイチゴでした。

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ハウス栽培の中ではAZOLLA(アゾーラ)という藻の一種も育てられていました。
これはインドの昔から伝わる植物で牛に与えると牛乳が良くでるそうです。

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コーラクンダ茶園の見学が終わった後に紅茶をテイスティングさせてもらいました。コーラクンダ茶園のマネージャーのラジェッシユさんが色々と教えてくれました。

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コーラクンダ茶園のニルギリ紅茶は標高の高いところでつくられているため、ダージリンのように香りが良い紅茶がつくられます。
透明感があり、雑味がないのも特徴です。柑橘系に近いアロマがあります。

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大地の恵みをたくさんに受けてつくられた紅茶ですが、牛、ハーブなどの植物、人間、すべての力が美味しい紅茶をつくりだしているのだと思いました。コーラクンダ茶園を訪問できて良かったです。

 

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