« インドのコロナ変異株 ゲノム解析 | トップページ | インド 家でのコロナ対策 »

2021年5月 8日 (土)

インド コロナ第三波はくる ワクチン打ちたい

インド・ニューデリーからお届けしている、マカイバリジャパンの「インド駐在ブログ」。
今日も新規感染者数が40万人を超えてしまいました。ここ数日、毎日40万人を超えています。


第二波の感染爆発真っ只中、インドでは第三波が必ずやってくる、と言われています。


ケジリワル・デリー首都圏首相は、「デリー市民が全員ワクチンを打てば第三波は逃れられる。市民が3ヶ月以内にワクチン接種を完了できるよう、プランを立てる」と発表しました。現在デリーでは、1日10万人のペースでワクチン投与が行われています。今まで投与が済んだ人を含めても、このプランを成功させるには今の約3倍のペースで接種を提供しなければなりません。

 

さて、私のワクチン接種予定ですが、4月28日の18歳〜44歳の登録開始日に予約が取れそうだったのに、自分が希望していたワクチンの種類*ではなかったので、もう少し待とう、となんとも呑気な決断をしてしいました。
*副反応の少ないCovaxinを希望しています。


そしてこの10日ほどのデリーの感染状況を見て、流石にお尻に火がつきました。
しかし、もう遅すぎました。


080520211
画面の赤いマークは、「定員数に達している」を示しています。N/AはNot Availableで「まだワクチン配給の予定が立っていない」、を示しています。

18歳〜44歳枠は皆無!!
あまりにも激戦なので、ついには専用アプリまで登場。


希望の接種場所、ワクチンの種類、年齢を入力すると、希望の枠に空きが出た時にWhatsappにメッセージが送られてきます。


080520212

昨日は数時間に一回のペースでメッセージが入っていましたが、今日は0。


メッセージが来て、すぐに登録サイトへ行っても、すでに空きは無し。


ワクチン接種は、自分が希望する州・場所を登録できるのですが、どうやら近隣の州の人たちがデリーで接種をしているそうです。その気持ち、分かります。私もできれば、清潔で最新の設備が整った都会の病院で接種を受けたいですから。たとえ中身が同じワクチンだとしても。

 

ちなみに、下記が45歳以上の登録サイト。
080520213
緑は「可能な接種数」、オレンジは「残りが少ない」を示しています。


45歳以上の枠はガラガラ。選び放題です。


登録時に年齢の枠を設けず、18歳以上だったら誰でも登録可能にすれば良いのに・・・。一つのシリンダーから6人分取れるので、きっと45歳以上の枠は、毎日歩留まりが出ているのだろう、と容易に想像できます。ワクチンが足りずに接種が遅れているのではなく、これは完全に登録システムの問題。


ケジリワル・デリー首都圏首相の発表によれば、デリーの医療酸素不足は解決された、と。しかしこれは病院への供給面だけであって、市民の元まで届きません。ですのでブラックマーケットが横行しています。医療量酸素ボンベや酸素濃縮器が法外な値段で取引されているのです。病院に入院できなかった患者の家族は、命を守るためならお金を払います。昨日、デリーで大規模な闇マフィアが検挙されました。


さらに悪いニュースは、コロナ患者の間でムコール菌症(Mucormycosis、Black Fungus・黒真菌)が流行しているとのこと。致死率が高く、失明したり手術で鼻や顎の骨を削るとか。怖い。


変異し続けるコロナに、ワクチンがどれだけ対応できるのか。
今、コロナの勢いを止めることができるのは、人と接触しないこと、そしてワクチンを打つこと。痛感しています。


2021年5月8日現在
感染者累計:21,892,676人
>新規感染者数
インド全体: 401,078人
デリー: 19,832人
>新規死者数
インド全体: 4,187人
デリー: 341人


ニューデリーより。

|

« インドのコロナ変異株 ゲノム解析 | トップページ | インド 家でのコロナ対策 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« インドのコロナ変異株 ゲノム解析 | トップページ | インド 家でのコロナ対策 »