インド・コロナ 第三波前の穏やかな日々
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの「インド駐在ブログ」。
デリーは今週からようやく!モンスーン(雨季)に入りました。例年ですと6月下旬がモンスーン入りなのに、今年は7月12日まで連日40度を超す猛暑でした。
お陰様で、日本でも報道されていたインドのコロナ第二波は、ようやく終息の光が見えてきています。全国の新規感染者は依然日々4万人前後ですが、州によって偏りがあり、デリーは日々50人前後までおさまっています。またワクチン接種率はインド全体で22.7%。デリーに関しては40%は達成しているのではと思います。
私の周りでも、「ワクチンを打たない」選択をした人以外は、45歳以上はほぼ全員接種済み、44歳以下も1回目を接種済みです。
私の周りの人たちで意見が一致しているのが「第三波は絶対来る。多分10月頃」。
なぜ10月頃?
それは、北インド最大のお祭り「ディワリ」とその前に行われる「ダシェラ」があるから。
今年は10月15日にダシェラがありますが、正確には親戚一同が集まり祈りを始めるのがダシェラの9日前から毎日。そしてダシェラのお祭り後もディワリまでの21日間は北インドが最も賑やかになる時期で、人々が親戚や友人の家を訪れパーティーをしたりプレゼント交換をします。
そう。この1ヶ月は、人々が一年で最も密になり、お酒を飲み、大声で笑いあう時期なのです。コロナでなければ、なんとも楽しい1ヶ月なのですが。。。
最近は、マスクをしていない人や、大勢が集まってパーティーをしている光景を目にします。モンスーンが始まったデリーは、これから蚊を媒介してマラリヤ、デング、チックングニヤが伝染するシーズンです。コロナだけでなく、蚊にも注意をしないといけない。
以下の写真は本文とは関係ないですが、穏やかなデリーの一角を写しました。
ココナッツウォーターが美味しい季節。ココナッツの引き売りはデリーの風物詩です。
上階の店舗から降りてくるクーラーの風に当たって熟睡中のワンコ。
ニューデリーより。
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