« 2024年2月 | トップページ | 2024年5月 »

2024年4月の10件の記事

2024年4月29日 (月)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その10

選挙日の今日は、茶園がお休み。
マカイバリ茶園のマネージャー・サンジャイさんとそのご家族が美味しいベンガル料理のランチに招いてくださいました。
Img_1579
奥様のスレシュナさん、長女のサッタークシちゃん、長男のスクローくん。
今はお子さん達の教育で、飛行場のある街シリグリで3人で生活をされていますが、お子さん達が小さかった頃は、家族一緒に茶園で生活をしていました。

今は学校が長期休暇で、6月末まで茶園に滞在とのこと。
家族思いのサンジャイさんは、大喜びです。

本当に仲の良いご家族です。
久々にお会いできて嬉しかった!

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その9

インドは今、史上最大とも言われる総選挙中。
国土が大きいので1ヶ月半にわたって各地で選挙が行われます。
Img_1572_20240429231001
今日はダージリン地区の選挙投票日。
マカイバリ茶園のオフィスが、茶園に住む人たち専用の投票所になっています。
Img_1573
投票所には、政府が事前に監視カメラを設置し、昨日午後から今日の夜まで、この場所は警察官の管理下に置かれ、投票する人以外は立ち入り禁止になりました。
Img_1575
インドの選挙権は18歳以上。
マカイバリ茶園の有権者は719人です。

投票時間は7時から19時。
私が12時頃に行った時には、既に449人が投票を済ませていました。
マカイバリ茶園では、投票率が毎回ほぼ100%なのだとか。

投票所に携帯電話の持ち込みは禁止。
受付で携帯を預けてから投票所に入ります。

投票が終わると爪にインクを塗ります。
投票をした証です。
Img_1576
デリーでもそうですが、選挙の後はみんな人差し指にインクが塗られていて、お互いに自慢し合っています。インドは日本と違って、政治や選挙にみんなが興味を持ち、活発に話し合います。
Img_1577_20240429231001
今回の選挙はインドの政権交代にも影響が出る総選挙。
デリーの選挙日は1ヶ月後の5月25日です。

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その8

インスタの更新がなかなかライブで追いつかず。。。
Img_1568_20240429231001
ひとまず、今目の前に見えている景色をアップします。泊まっているホテルのベランダ。
日陰に座っていると肌寒いです。
Img_1569
今日はダージリン地区で選挙のため、茶園は休みです。
Img_1570_20240429231001

Img_1571
この後、投票場所となっているマカイバリのオフィスへ行き、その後マネージャーのサンジャイさんとその家族と一緒にランチ。

ランチ後はクマールさんと一緒に原生林を歩きます。

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その7

茶摘みの後は計量。
誰がどれだけ茶摘みしたか、計量器と連動しているアプリで顔認証し、さらに記録帳に手書きで記入します。
Img_1559
多く摘んだ人には、量によって給料が加算されます。
Img_1560
マカイバリに男性の茶摘みが一人いる、とずっと前から知っていましたが、今回は10人ほど増えていました。女性チームには混ざらず、男性チームだけで茶摘みをし、ずっと一緒に行動をしていました。
摘んだ茶葉を見せてもらうと、とても丁寧な茶摘みをしています。
Img_1561

Img_1562_20240429225701

Img_1563
ダージリンの紅茶産業は、機械での茶摘みを禁止しています。
Img_1564_20240429225701

Img_1565_20240429225701

Img_1566_20240429230401
「茶摘み」と言うと女性のイメージがありましたが、これからは男女関係なく、良い手仕事をする人がどんどん茶畑に増えてほしいと願っています。

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その6

茶摘みは、「一芯ニ葉」を摘みます。

Img_1558
芽吹いたばかりの産毛に包まれている針のような新芽と、その下にある二つの葉。

この部分だけを瞬時に見極め、リズミカルに摘んでいく。

まさに職人技です。
Img_1556
若い葉だけを摘むことは、茶葉の収穫量を減らしてしまいますが、このこだわりがダージリン特有のフローラルさと、複雑な深い味わいを作り出し、ダージリン紅茶が「世界の三代銘茶」に選ばれる理由なのです。

Img_1557

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その5

40度のデリーから来ると涼しいけれど、マカイバリの今日の最高気温は26度。ダージリンの春にしてはとても暖かいです。

空はどこまでも澄み渡り、鳥たちの歌声が聞こえてきます。
茶畑は新緑でキラキラと輝き、茶摘み女性たちは生きいきとし、この空間すべてが力強いエネルギーに包まれているよう。

Img_1550

Img_1551

Img_1552

Img_1553

Img_1554

Img_1555

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その4

マカイバリ茶園に到着!

季節によって姿を変えるマカイバリ茶園。春摘みの時は新しい年が始まり、新鮮さとエネルギに満ち溢れてパワーを感じます。

Img_1545
Img_1546

Img_1547

Img_1549

| | コメント (0)

2024年4月27日 (土)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その3

マカイバリ茶園に到着!
飛行機が遅れたので、すっかり陽が暮れてしまったのに、皆で私のことを待っていてくれました。
Img_1528 
写真1枚目右が、マカイバリ茶園のマネージャー サンジャイ・ダス氏。彼は美味しい紅茶を作るだけでなく、常に茶畑や茶園の建物を綺麗にするよう力を入れています。
Img_1529
写真からも分かるように、一年の始まりの春摘みを始めるにあたり、オフィスの壁が綺麗にペンキ塗りされていました。

茶園のメンテナンスがしっかりされて、良い気が流れています。

さぁ、今日から4日間、マカイバリに滞在です!

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その2

バグドグラ空港のあるシリグリの街を通り、茶畑が両側に広がる森の道(国道)を抜け、木々が一層と深くなる所がマカイバリ茶園の入り口。

Img_1522
空気の濃さが変わることで、マカイバリの敷地に入った、と分かります。

マカイバリ茶園は4つの山肌、7つの村からなり、東京ドームの525倍の敷地を誇ります。この全ての敷地で、約40年に渡って有機農法による紅茶栽培が行われています。
Img_1523_20240427233001
敷地の3分の1を茶畑。残りの3分の2を原生林のまま残し、そこにはWWFに登録されている2頭のベンガル虎をはじめ、18頭の豹、そして無数の動物や鳥たちが野生のまま生息しています。

Img_1525_20240427233101
道中、道端でマーケットが開催されていたり、商店街には明後日の選挙の為に政党の旗が掲げられていたり、いつもは長閑な風景が賑やかでした。

Img_1526_20240427233101
茶畑の横でサッカーをする少年たち。これがいつもの風景です。

| | コメント (0)

2024年マカイバリ茶園訪問記 その1

日本でも桜の開花が遅かったように、今年のマカイバリ茶園の春摘みの開始は例年よりも遅く始まりました。

今年は日本からスタッフがマカイバリ茶園を訪れることができなかったのですが、デリーよりHappyHunterオーナーの石井博子が急遽マカイバリ茶園を訪問することになりました!

デリーから飛行機で約2時間。バグドグラ空港に降ります。
Img_1521


_________-20240427-231155 
下記はinstagramより

マカイバリ茶園から、運転手のセボンさんが迎えに来てくれました(写真1枚目右)。彼は茶園で生まれ育ち、30年近く茶園で運転手として働いています。

写真左は、飛行場のポーターの方。彼も私が茶園に通うようになった時から、いつも私のスーツケースを運んでくれていますので、30年ほどのお付き合いです。

これから車で1時間かけて、マカイバリ茶園へ行きます!

続く

| | コメント (0)

« 2024年2月 | トップページ | 2024年5月 »