2024年4月の10件の記事
2024年4月29日 (月)
2024年マカイバリ茶園訪問記 その9
インドは今、史上最大とも言われる総選挙中。
国土が大きいので1ヶ月半にわたって各地で選挙が行われます。
今日はダージリン地区の選挙投票日。
マカイバリ茶園のオフィスが、茶園に住む人たち専用の投票所になっています。
投票所には、政府が事前に監視カメラを設置し、昨日午後から今日の夜まで、この場所は警察官の管理下に置かれ、投票する人以外は立ち入り禁止になりました。
インドの選挙権は18歳以上。
マカイバリ茶園の有権者は719人です。
投票時間は7時から19時。
私が12時頃に行った時には、既に449人が投票を済ませていました。
マカイバリ茶園では、投票率が毎回ほぼ100%なのだとか。
投票所に携帯電話の持ち込みは禁止。
受付で携帯を預けてから投票所に入ります。
投票が終わると爪にインクを塗ります。
投票をした証です。
デリーでもそうですが、選挙の後はみんな人差し指にインクが塗られていて、お互いに自慢し合っています。インドは日本と違って、政治や選挙にみんなが興味を持ち、活発に話し合います。
今回の選挙はインドの政権交代にも影響が出る総選挙。
デリーの選挙日は1ヶ月後の5月25日です。
2024年マカイバリ茶園訪問記 その7
2024年4月27日 (土)
2024年マカイバリ茶園訪問記 その2
バグドグラ空港のあるシリグリの街を通り、茶畑が両側に広がる森の道(国道)を抜け、木々が一層と深くなる所がマカイバリ茶園の入り口。
空気の濃さが変わることで、マカイバリの敷地に入った、と分かります。
マカイバリ茶園は4つの山肌、7つの村からなり、東京ドームの525倍の敷地を誇ります。この全ての敷地で、約40年に渡って有機農法による紅茶栽培が行われています。
敷地の3分の1を茶畑。残りの3分の2を原生林のまま残し、そこにはWWFに登録されている2頭のベンガル虎をはじめ、18頭の豹、そして無数の動物や鳥たちが野生のまま生息しています。
道中、道端でマーケットが開催されていたり、商店街には明後日の選挙の為に政党の旗が掲げられていたり、いつもは長閑な風景が賑やかでした。
茶畑の横でサッカーをする少年たち。これがいつもの風景です。
2024年マカイバリ茶園訪問記 その1
日本でも桜の開花が遅かったように、今年のマカイバリ茶園の春摘みの開始は例年よりも遅く始まりました。
今年は日本からスタッフがマカイバリ茶園を訪れることができなかったのですが、デリーよりHappyHunterオーナーの石井博子が急遽マカイバリ茶園を訪問することになりました!
デリーから飛行機で約2時間。バグドグラ空港に降ります。
下記はinstagramより
マカイバリ茶園から、運転手のセボンさんが迎えに来てくれました(写真1枚目右)。彼は茶園で生まれ育ち、30年近く茶園で運転手として働いています。
写真左は、飛行場のポーターの方。彼も私が茶園に通うようになった時から、いつも私のスーツケースを運んでくれていますので、30年ほどのお付き合いです。
これから車で1時間かけて、マカイバリ茶園へ行きます!
続く