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2024年9月の9件の記事

2024年9月23日 (月)

ヤンキ・ティー茶園よりセカンドフラッシュ入荷!

ヤンキ・ティー茶園より2024年摘みセカンドフラッシュ入荷しました!

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ヤンキ・ティー茶園は、元マカイバリ茶園主ラジャ・バナルジー氏がオーガニック指導をし、支援している生産者です。
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ラジャ・バナルジー氏(右)とヤンクー・タマン女史の息子(左)

ヤンキ・ティー茶園はヤンクー・タマン女史を中心にした小規模生産者たちによって創立されました。ダージリンのミリック・バレー標高1500m~2130mに位置し、自然農法を実践しています。

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ヤンクー・タマン女史(右)とHappy Hunterオーナーの石井博子(左)

ダージリンにはマカイバリ茶園のような有名茶園だけでなく、小規模生産者も紅茶をつくっています。
小さな生産者は製茶をする工場がないために、収穫した生葉を大規模な茶園に売るしかありませんでした。
大規模な買い付け力を持つ茶園が価格のほとんどをコントロールしていたので、小規模生産者が発展する機会がほとんどありませんでした。

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ヤンクー・タマン女史(右)とご主人(左)


小規模生産者たちは、農家のヤンクー・タマン女史を中心にダージリンの60以上の小規模生産者のネットワークを形成し、
小規模農家を社会的にも経済的にも促進するために「ダージリン小規模生産者協会」を設立しました。彼らは独自の茶葉加工機器を購入し、ミリック・バレーに自分たちの小さな工場を設立しました。ヤンキ・ティー茶園で摘まれた葉はこの工場で製茶されます。

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ヤンキ・ティー茶園の小規模生産者たちはヤンクー・タマン女史をはじめ、女性が中心となって紅茶をつくっています。女性たちは権限を
与えられているので、品質の高い紅茶をつくるために情熱を注いでいます。
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今回届いたのは2024年の夏摘みセカンドフラッシュです。自然の力強さを感じ、飲みごたえのある紅茶です。
草原やハーブの香りがし、味は重厚感があり、しっかりと口の中で主張します。

小さな生産者がつくったダージリン紅茶、ぜひお試しください!
YANKI TEA ヤンキ・ティー ダージリン紅茶 (makaibari.co.jp)

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2024年9月20日 (金)

秋摘みオータムナルの茶摘みが開始されました!

マカイバリ茶園では秋摘みオータムナルの茶摘みが開始されました!
マネージャーのサンジャイ・ダス氏より動画と写真が送られてきました。

適度な雨と快晴の天気。

紅茶には適切な気候です。

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19人の茶摘み女性たちが、茶摘み場所に向かいます。

1年の集大成ともいわれている秋摘みオータムナル。今年も楽しみです。

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2024年9月19日 (木)

ジャイプールへ! ハントの旅 Vol.5

ジャイプールで買い付けした生地が続々と届き始めました!
写真はそのほんの一部。
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買い付けをした時の光景や、工房の人と交わした言葉、生地が店舗に並んだ時を想像してわくわくした気持ち。
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荷解きをしながら、心がジャイプールの日々にタイムスリップします。

荷解き、記録、縫製工房への発送。
作業はまだまだ続きます!

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2024年9月18日 (水)

ジャイプールへ! ハントの旅 Vol.4

デリーに戻ってきました。

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約一年ぶりだったジャイプール。
数ヶ月にわたるモンスーンの大雨の影響で、どこの工房もプリント生地の生産が大きく落ち込んでいました。
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雨が降るので生地が乾かない。
上手く発色しない。
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そんな困難な気候条件の中でも、晴れた日に出来上がった生地は、素晴らしく輝いていました。
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私の専門である紅茶の買い付けは、味覚、視覚、臭覚。
頻繁に使う言葉は「美味しい」。
食欲が湧く旅です。
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でも、ジャイプールの旅は、視覚と想像力。
「可愛い!」の連発。
来季のバッグとの組み合わせ、紅茶雑貨やギフトアイテムの構想。
こんなにたくさんの色とデザインに囲まれると、楽しくてたのしくて、仕事で来ていることを忘れてしまいます。
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今回もたくさんの生地の買い付けをしました。
新しい工房とのご縁もでき、今までとは印象の違うデザインもたくさん店舗に並びます!
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買い付けした生地は来週一気に届くので、今は嵐の前の静けさです。

来月初めから新作が店舗に並びます。
どうぞお楽しみに!

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2024年9月16日 (月)

ジャイプールへ! ハントの旅 Vol.3

デリーにあるマカイバリジャパンの姉妹店Happy Hunterのオーナー石井博子が9月9日から13日までジャイプールへ生地の買い付けに行ってました!

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丁寧に、ていねいに色をのせていきます。

まるで生地に息吹を灯すように。

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何時間見ていても飽きません。

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2024年9月15日 (日)

ジャイプールへ! ハントの旅 Vol.2

インドが世界に誇る職人技術、ブロックプリント。
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一色にひとつの木版、そして一回の工程。
四色を使ったデザインを刷りたい場合は、木版4つ、工程4回の作業になります。
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デザインがずれないよう、慎重に木版を重ねていきます。
とても地道な作業。

下絵はありませんから、感覚と経験が全てです。
まさに職人技。

窓からの空気と、天井から吊り下がった扇風機の風だけが、蒸し暑さを少し和らげてくれます。

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ジャイプールへ!ハントの旅 Vol.1

デリーにあるマカイバリジャパンの姉妹店Happy Hunterのオーナー石井博子が9月9日から13日までジャイプールへ生地の買い付けに行ってました! Happy Hunterは紅茶のみならず、インドの職人たちがつくりあげた雑貨も販売しています。
マサラバッグはジャイプールのウッドプリント生地を使った人気商品です。

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インスタグラムの内容を発信していきます。

デリーから飛行機で30分。染色の街、ジャイプールに到着!
ハッピーハンターのマサラバッグの生地を買い付けにきました。

今回は朝6時の便。
いつもは9時の便ですが、オフシーズンなので便数が少ないのです
まだ真っ暗な朝3:30に家を出発しました。
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街の一角を入ると、「カッチコッチ、カッチコッチ」と心地の良い音が聞こえてきます。
その通り一体がブロックプリント(木版印刷)の木彫りをする職人通りなのです。
若い職人さんもたくさんいました。
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ハントの旅は続きます!

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2024年9月12日 (木)

在インド日本国大使館でのお茶会

9月4日、安倍昭恵夫人をお招きして、在インド日本国大使館で開かれたお茶会にて、HAPPY HUNTERの紅茶をお淹れする機会に恵まれました。
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お淹れしたのは、今年HAPPY HUNTERが最も注目している紅茶、マカイバリ茶園の2024年セカンドフラッシュ・マスカテール。
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セカンドフラッシュの時期に茶畑にたくさん飛来してくる虫(グリーンフライ)が茶葉の汁をかじり、そこから自然発酵が起こり、製茶の工程でマスカットの香りがする、と言われるのがマスカテールの名前の由来です。フルーティーで瑞々しいマスカテールは、セカンドフラッシュのほんの数週間しか作ることができず、非常に希少価値の高い紅茶です。
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大変光栄なことに、安倍昭恵夫人とは、私どもが2003年から2017年にわたって行った「ダージリン・白内障キャンプ」でもご縁を頂いておりました。
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このプロジェクトは、埼玉医科大学眼科学教室の米谷新(よねや・しん)教授(当時)と15社の企業の皆様、マカイバリ茶園、そして私の家族の日本の会社(マカイバリジャパン)が協賛で、マカイバリ茶園のある街・カーシオンの国立病院で174例の白内障手術を無償で提供し、さらに技術移転のためカーシオン病院の眼科医を日本へお招きし研修を行いました。

米谷先生の真摯な活動が評価され、安倍昭恵夫人が会長を務める公益財団法人社会貢献支援財団から表彰をされたのです。

ダージリン白内障キャンプ
http://www.makaibari.jp/projects/hakunaishou13.html

安倍昭恵夫人に、私どものプロジェクトを評して頂いたことへの感謝の気持ちを直接お伝えすることができました。
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9月4日は、HAPPY HUNTERにとって大きな一日でした。私どもをお茶会へお招きくださった駐インド日本国特命全権大使でいらっしゃる鈴木大使、大使夫人に心からの感謝を申し上げます。

 

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2024年9月 6日 (金)

オーガニック・ウバ紅茶入荷!

ダージリン、キーマンと並び世界三大銘茶の一つであるウバ紅茶。
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ウバ紅茶はスリランカ(旧セイロン)のウバ州でつくられる高級紅茶です。
2024年摘みオーガニック・ウバ紅茶がバイオフーズ社から再入荷しました😀! 
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ウバ紅茶は、スリランカ中央山岳地帯東側側面の 1200m以上の高地(ハイグロウン)で栽培されています。茶葉の生長が低地に比べ遅く、成分がじっくり蓄積されるため、品質の高い茶葉が育ちます。甘い香りと心地良い渋みのある、味わい深い紅茶です。 飲みやすく、ミルクティーにも適しています。
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自然豊かな環境の中、農薬・化学肥料を一切使わずにマカイバリ茶園と同じ有機農法でつくられています。バイオフーズ社の畑の一部は、シュタイナーのバイオダイナミック農法の認定を受けています。生産者のメッセージが伝わる紅茶です。

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