ダージリンのストライキ その後
ダージリン全土で9月30日より行われていたストライキは、解決したとの連絡がマカイバリ茶園サンジャイ・ダス氏からきました!
まだインドの新聞記事には掲載されていないのですが、サンジャイ・ダス氏の情報によるとマカイバリ茶園では通常どおりに人々は働いているそうです。
サンジャイ・ダス氏のはからいで今回のストライキの前にマカイバリジャパン向けの秋摘みオータムナルはつくられてあったので、ストライキが解除されてすぐに飛行場があるコルカタに紅茶を送ってくれたそうです。
これから日本に向けての出荷手続きをして日本に入荷する予定です。感謝の気持ちを伝えました。
今 回のストライキは茶園労働者と経営者側でボーナスをめぐっての争いでした。茶園で働く人々はインドのお正月にあたるディセラの前にボーナスをもらいます。1年の所得に対して、茶園側は13%支払っていましたが今回労働者側は20%を要求しており、おりあわずにダージリン全土でストライキになりました。
州政府や紅茶協会なども介入して16%で落ち着いたそうです。ただ、厳しい環境下でボーナスを支払うことが厳しい茶園もあり、まだストライキが続いている茶園もあるとのことです。
紅茶をつくる環境は年々厳しくなっています。茶園で働く人々の給与やボーナスはすべて州政府によって決められています。元4代目茶園主ラジャ・バナルジー氏は、州政府に決められた給与では少ないので茶園の人々に副収入を得られる仕組みをつくりました。牛を飼うこと(糞やミルクで現金を得る)、ホームステイプロジェクト(自宅の部屋を貸して宿泊代を得る)、その他マカイバリ茶園の資源を使ってビジネスをおこすことを推奨していました。そのため、マカイバリ茶園の人々の生活は安定していました。
一方で茶園経営はコロナや物価上昇、気候変動などで厳しい状況が現実です。いくつかの茶園は閉鎖されたり買収されました。マカイバリ茶園はラクシュミ財閥グループが現在、オーナーとなっており経営は安定していますが、私たちバイヤーとしても、継続して高い価格で量を多く購入していくことが重要であると今回のストライキで実感いたしました。
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