Diwali(ディワリ:音と光の祭り)
2024年10月31日は北インドのヒンズー教のお祭り「Diwali(ディワリ)」でした。
ディワリはインドの叙事詩ラーマーヤナに由来します。誘拐されたお姫様を助けに行き、鬼を成敗し(ダシェラ祭り)、お城へ戻ってくる日(ディワリ祭り)に、戦いに行った王子様や家来たちが道に迷わずお城へ辿り着くように、音(花火)と光(ろうそく)で道を照らすお祭りです。ラーマーヤナが日本へ渡り、桃太郎のもととなったとも言われています。
ディワリは北インドのヒンズー教徒の人にとってお正月。この日のために家のペンキを塗り替えたり、大掃除をします。またギフト交換をし、マーケットが最も賑わう時期でもあります。当日は身を清め、日没と共に家族で神様に祈り、ろうそくに火を灯します。日没後に美、冨、豊作そして幸運の女神「ラクシュミ神」が光の灯った家に訪れるそうです。そしてその後は、親戚や友人の家へ行きパーティー。大勢で歌って踊って、美味しいご飯を食べ、花火を楽しみます。
インドが最も賑やかな日です。インドからたくさんの写真が送られてきましたので、ディワリの様子をお伝えいたします!
ディワリの日にはマリーゴールドを家に飾ったり、色がついた粉を玄関につけたり、金を買ったりします。
黄色や金色は 「富」「繁栄」そして暗闇を打ち勝ち、光を灯す意味をもっているそうです。
インドらしいお正月だと思います。
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