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2009年3月 1日 (日)

『スラムドッグ$ミリオネア』がオスカー受賞

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。

2月23日に第81回オスカー賞の発表がありました。

日本でも『おくりびと』が外国語映画賞、『つみきのいえ』が短編
映画賞を受賞して大きなニュースになりました。

こちらインドでは、『スラムドッグ$ミリオネア』
(slumdog Millionaire)が、オスカー最多8部門を受賞しました。


特に音楽部門のレヘマーン(AR RAHMAN)は、インド映画では
長年数々の映画で作曲をしてきましたし、多くのインド人が彼の
音楽になじんできていましたから、受賞を誰もが心から祝福して
いました。


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≪2月24日のThe Times of Indiaのトップ記事です。
他のページも、この日はオスカー賞にかなりのページを
費やしていました。映画監督は、イギリス人のダニー・ボイル監督
ですので、インドの新聞では音楽賞のインド人であるレヘマーン
の記事が多かったです。≫

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≪レヘマーン(AR RAHMAN)が、授賞式の会場で、インドスタイ
ルのダンサーをバックに受賞曲「JOY HO!」を歌っている写真
です。インドのテレビでも何度もこの場面が映し出されました。≫

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≪映画の一場面です。クイズ番組でみごと全問正解をし、
史上最高額の賞金を勝ち取った主人公ジャマールでしたが、
警察は、孤児で教養のない少年が難問に答えられるはず
がないと、インチキの容疑で逮捕をし、拷問をする場面から
映画がはじまります。警部補の役は、インドで実力のある
俳優として有名なイルファーン・カーンです。≫


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≪原作者:ヴィカス・スワラップ「Qand A 」
翻訳本が「ぼくと1ルピーの神様」子安亜弥訳 ランダムハウス
講談社出版1900円 の本の表紙です。この原作は2006年に
翻訳出版されています。原作と映画の脚本ではかなり違って
いますが、オスカー受賞前にインドの映画館で「slumdog Millionaire」
鑑賞しましたが、映画は映画で動きの早い美しい場面と音楽と子役
の生き生きとした演技を楽しむことができました。


巷のインド人の多くは、あまりにも、インドの汚い面が強調されていて
この映画を観た人が、インドのイメージをこのスラムのイメージにする
のではないか?外国人が監督だから、ヨーロッパ受けをする場面を
強調しすぎ?(乞食にさせるために盲目にする場面や、肥溜めに落
ちてその姿のままで俳優のサインをもらいに行く場面などは、私の
周りのインド人の多くの人が気持ちが悪くなって目を閉じた。)
と、批評しています。でもオスカー賞を8部門も受賞しているのです
から、見ごたえがありますし、音楽が、自然で場面に添っていて、
素晴らしかったです。インドの人は、インド映画ではレヘマーンの
音楽が多いですから、聞きなれているので、何も目新しくないと
言っていますが・・・・。

私は久し振りに感銘を受けて「slumdog Millionaire」を楽しみました。
英語版でしたので、4月に日本で公開予定とのことですので、日本で
再度みたいと思っています。

原作の翻訳本の「ぼくと1ルピーの神様」子安亜弥訳 
ランダムハウス講談社も何度読んでも奥が深いですし、人生賛歌
です。
この本で書かれていることは、インドでは事実なのだとインド
の友人たち誰もが言います。

下記は本の帯に書かれていた文です。
「近年、まれに見る面白さ。」・・・・・川本三郎(評論家)
「設定も群を抜くほどいいが、そこから語られる少年の
人生が読ませる読ませる。・・・・・北上次郎(評論家)


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≪久し振りにハウスカスの池公園に行き、かわせみに
逢いました。≫

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≪こちらにも、かわせみがいました。よいことがありそうです。≫


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2009年1月25日 (日)

インド映画がオスカー賞にノミネート 10部門にもノミネートされる

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。

1月22日に第81回のオスカー賞のノミネート作品が発表されました。

1月23日の「The Times of India 」の新聞トップ記事は、インド映画
『Slumdog Millionaire』 (スラムドッグ・ミリオネア)が、
ノミネートされるとともに、10部門でもノミネートをされているという
大きな見出しです。

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≪タイトルのRAH RAH RAHMAN とは、インド人作曲家、
A.R.レヘマーンのことです。映画の名前は
『Slumdog Millionaire』(スラムドッグ・ミリオネア)です。
インド映画音楽界の巨匠、A・R・レヘマーンは最優秀作曲賞、
オリジナルソング賞など計3部門でノミネートされました。
アメリカ在住のレヘマーンはインド人の初の3部門ノミネートに
「とても嬉しい・・・・・ 子ども時代は神経質でいつも爪をかんでいた・・・
等謙虚なコメントをしています。≫

Slumdog Millionaire 『スラムドッグ・ミリオネア』は、
英印合作映画です。

監督はイギリス人のDanny Boyle (ダニー・ボイル)。

出演俳優は殆どがインド人です。

著作はインド人の外交官ヴィカス・スワラップの書いた『Q&A』を
題材に制作されました。・ムンバイのスラム街で育った少年が
大金を掴むストーリーです。

製作はインド・ムンバイ。

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≪トップページとともに。22ページには更に詳しい内容の
記事が掲載されています。右上の集合写真は映画出演者
及び、Crew(仲間)たちです。≫

作曲者のレヘマーンは映画『Slumdog Millionaire』
(スラムドッグ・ミリオネア)の挿入歌、「Jai Ho」の
ベストオリジナルミュージックスコア部門ですでに
ゴールデングローブ賞を受賞しています。
インド人の同賞受賞は史上初だそうです。

ゴールデングローブ賞で作品賞、監督賞、脚本賞、作曲賞
の4冠を達成した『Slumdog Millionaire』
(スラムドッグ・ミリオネア)がオスカー賞を受賞できるかどうか。

今、インドの人たちの巷の噂は『Slumdog Millionaire』
(スラムドッグ・ミリオネア)で持ちきりです。
1月23日(金)からインドの映画館でも上映が始まりました。

昨日友人とヒンディー映画 GHAJINI(ガジーニ)を観てきました。

Photo
≪ネルー・プレスに新しくできた映画館SATIAMです。
近代設備の整った映画館です。≫

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≪映画上映予定の看板です。
ヒンディー映画が多いです。≫

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≪切符売り場です。事前に予約で購入する人もいます。≫

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≪テロに備えて、厳しいチェックがあります。
カメラの持ち込み禁止です。
爆弾がしかけてあるかもしれないからだそうです。
取り上げられました。≫

3時間半、時間のたつのも忘れて楽しみました。
男優のAAMIR KHAN(アーミル・カーン)が好演をしていました。


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