カテゴリー「インドで働く」の30件の記事

2014年1月16日 (木)

Happy Hunter: 停電

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンと紅茶専門店Happy Hunter のインド駐在ブログ。

* インド・ニューデリーから *


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最高気温14度のニューデリー。
雪のちらつく東京に比べれば格段に暖かいはずなのに、太陽がスモッグで隠れてしまっているせいか、特に室内は冷蔵庫の中にいるみたいに寒いです。

さて、今日は朝から長時間の計画停電。
11:00~17:00まで。
Hauz Khas Main Market 地区の電線を新しくするとかで、
年末から、かれこれ5回目の長時間停電なのです。

Happy Hunter には畜電機はありますが、それも4時間くらいしかもちません。
畜電機のパワーは、お客様用に残しておかなければならないので、
バックオフィスでは、電球ひとつと、懐中電灯で仕事をしています。


5回目ともなれば慣れたもので、スタッフたちは懐中電灯の灯りでも、文句ひとつ言わず、もくもくと働いてくれています。感謝。
苦況がチームを強くするのですね。

*** *** ***

15:30、電気がきました!!!


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2014年1月 7日 (火)

Happy Hunter 仕事はじめ

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンと紅茶専門店Happy Hunter のインド駐在ブログ。


ニューデリー 紅茶専門店Happy Hunter からのお知らせです。

本日1月7日(火曜日)より、Happy Hunter は通常営業となります。


営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日 
(1月の定休日:13, 20, 27日)


2014年は、新しい商品がどんどん増えていきます!

作り手、買い手、それを繋ぐHappy Hunter、みんながHappyになれるよう、
2014年もたくさんの夢を胸にHappy Hunter はインド中を駆け巡ります。


今年もみなさんにたくさんの喜びが訪れますように。

この一年もHappy Hunter をどうぞよろしくお願い致します。


Happy Hunter
石井博子

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2014年1月 4日 (土)

年始のお知らせ Happy Hunter

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンと紅茶専門店Happy Hunter のインド駐在ブログ。

本日は紅茶専門店Happy Hunter @ New Delhi からのお知らせです。

皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。


*年始の営業について*

2014年1月7日(火曜日)10:00~ 通常営業 となります。


2014年が皆様にとりまして幸多き日々でありますこと、お祈りしております。

本年もHappy Hunter をどうぞよろしくお願い申し上げます。


Happy Hunter
石井博子

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2013年11月23日 (土)

インド:Happy Hunter 開店1周年!

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


ニューデリー 紅茶専門店Happy Hunter から。

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2013年11月21日。
紅茶専門店Happy Hunter は、開店1周年を迎えました!


たくさんの方に支えて頂き、この日を迎えられたことを、心から感謝申し上げます。

多くのお客様に出会い、生産者と交流をし、たくさんのことを学ばせて頂いたこの一年。これほど、激しく喜怒哀楽を感じ、色鮮やかな時を過ごした日々は、今までなかったでしょう。

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この一年で、めまぐるしいほどに色々なことが変化しましたが、新たなスタートとなった11月21日の私の心は、一年前よりも落ち着き、そして希望に満ちています。

インドで最初の、日本人が経営する紅茶専門店。
Hauz Khas Main Market で唯一だった外国人経営者。


パイオニアとして、この一年を走り続けることができたのは、私にとって何よりの喜びでした。

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私は幸せ者です。

生産者に恵まれ、スタッフに恵まれ。
お客様や友人に応援して頂いている。


外国人である私を受け入れてくれるインドの方たち。


そして、家族・親族からのたくさんのエール。


どんなに感謝の言葉をならべても、足りないくらいの「ありがとう」が溢れ出てきます。

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楽しもう。
人生は一度きり。
恐れず、止まらず。
心の中の灯をたやさず、勇気と希望を持って生きていこう。

これからも、作り手と買い手、そして懸け橋の私、みんながハッピーになれる「Happy Hunter」になりたい。

たくさんの夢を胸に、Happy Hunter の2年目が始まりました。
今後とも、紅茶専門店Happy Hunter を、末永くよろしくお願い申し上げます。

Happy Hunter
Ishii Trading Pvt. Ltd.
石井博子

紅茶専門店Happy Hunter
E-52 Hauz Khas Main Market, New Delhi-110016, INDIA
Phone: +91 11 41421442, 9810413270
Email: info@ishii.co.in
Close: Mondays

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2013年11月20日 (水)

インド:インドビジネスの根本

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


本日も、ニューデリー 紅茶専門店Happy Hunter から。

今日は前回の続き。
我が社の会計士、ナゲッシュさんの仕事術について。(インド流ビジネスの根本、かもしれません)

ナゲッシュさんは、代々続く会計事務所をご家族で経営されています。

大きな企業のクライアントを数多く抱え、ご自身の部屋だけでも30人以上のスタッフをマネージするナゲッシュさんですが、いつ行っても、全く忙しい素振りはなく、反対に私が突然会いに行っても、おしゃべり好きな性格もあり、喜んで長話してくれます。(私の小さな会社がナゲッシュさんにお世話になった経緯は、前回の記事で)

でも、それでいて、仕事は超特急。
そして、絶対に負け戦はしない。
どんなに困難なケースでも、必ず勝ち取って帰って来てくれます。
頼もしいのひとこと!


彼の仕事のモットーは、「自分をフリーにすること」。仕事の中での「役割分担」をはっきりさせ、自分はブレイン的な仕事と、人脈づくりに徹する。この2点を非常に大切にされているそうです。

そしてこれをシステマティックにするために最も必要なことは、仕事はじめとおわりのスタッフとのミーティング。ノートに書かせることで、可視化し、確実に仕事をこなしていく。

自分はいつもスタッフの仕事具合を把握している。

上記のことは、一見、ビジネス書にも書いてありそうですが、「このインド」でそれを日々実践し、結果を残しているのは、私から見ると尊敬のひとことです。

「自分をフリーにする」=「仕事の分業化」なのですが、極端なところでは、資料を一部だけホチキスで留めるにしても、担当の人が来るまで待つこともありました。


私がインドで働いていて、毎日葛藤しているのは、まさにこの「分業化」です。

インドには古くからカースト制度が残っています。カースト制度は、身分というよりは、仕事の区分けで、スタッフを採用する際も、その人の名字から、だいたいこの仕事を任せられるな、と予想をたてて採用します。


反対に、その人には任せられない、任せてはいけない仕事もあり、これは敏感に考えなければなりません。(私は今までたくさん失敗してきたので・・・)

ただ、日本人の感覚だと、トイレ掃除からデスクワークまで、オールマイティーにこなすのが普通だと思ってきたため、この点で毎日壁にぶつかっています。「なぜ、その仕事をしてくれないの!」と心の中で思うこと、毎日。結局、オールマイティーに動ける私がひとりでオフィスを駆けずりまわり、私が疲れる。


日本人がインドビジネスを始める第一歩は、インドならではの分業制になじむことなのかもしれません。これは、どんな本を読んでも駄目で、自分自身が体験して、自分のことばで答えを見つけて、初めてみにつくのだと思います。


***


インドならではの分業制。分かっていながらも、いざとなると難しい。


スタッフとのミーティング、「ほう・れん・そう」。こちらは忍耐と気力で、毎日続けるよう努力(私が)していますが、分業制はまだまだ時間がかかりそうです。


今日は写真がないので、ナゲッシュさんと我が家のキューピッド、デリーゴルフクラブの食事の写真を。


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サービスでついてくるサラダ。と、言うよりも、「玉ねぎの輪切り」がしっくりくる一品。マサラ(香辛料)を添えて。左は、ミントとヨーグルトのソース。


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右は、ローガンジョーシュ。カシミール地方のカレーで、軟らかいラム肉にカルダモンを中心とした香辛料たっぷりのグレイビーが美味。

下は、ライタ。ヨーグルトに野菜のみじん切りが入っています。お肉と一緒に頂くと、口がさっぱりします。


左は、ホウレンソウのグラタン。洋風なものが食べたかったので、特別参加で登場。


上は、ナン。チャパティーはフライパンで焼きますが、ナンは釜焼きで作ります。

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バタースコッチアイスクリーム。
インド料理のメニューで必ずと言っていいほど登場するのが、バタースコッチのアイスクリーム。気になったので注文したら、思った以上に美味しかった! どこか懐かしいステンレスの容器もナイス。


Happy Hunter@ニューデリー


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2013年11月19日 (火)

インド:日本人企業家がアツイ!

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11月28日に小笠原伯爵邸でお茶会イベントを予定しています!
詳しくはこちらから↓
マカイバリのお茶会@小笠原伯爵邸

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インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


本日もニューデリー 紅茶専門店Happy Hunter から。

Happy Hunter が定休日の今日、朝からメトロで外回りです。

最近、デリーでは30代の企業家たちがアツイ!
私も含め、ショップや飲食店を開く人たちがどんどん増えてきています。

その中心が、デリーとグルガオンの中間地点、スルタンプール(Sultanpur)。日本人向けのホテルAvalon Hotel には日本人会室もあり、また、スルタンプール駅から徒歩圏内のため、これから注目の場所です。


ハッピーハンターのあるハウスカスも、スルタンプールとはメトロで10分の距離。

まず最初に向かったのがAvalon Hotel。


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日本人のパティシエさんがプロデュースするDelicious Bitesさんが本日プレオープンとのことで、お祝いに駆けつけました。Delicious Bites さんのカフェでは、Happy Hunter のダージリン紅茶(マカイバリ茶園)とアッサム紅茶(ハルマリ茶園)をお楽しみ頂けます。


Delicious Bites さんからは、すでに先週木曜日から、ハッピーハンターのティーサロンに、洋ナシのタルトと、フルーツロールケーキをご提供頂いているのですが、とても大好評。日本で食べていた、あの懐かしい味が、ついにデリーでも楽しめますよ。


次に向かったのが、Mangaful Cafe さん。
(メトロ駅の目の前、という素晴らしい立地!)

インド初の、日本漫画喫茶です。

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11月16日にオープンされたばかりのこの漫画喫茶は、インド在住の3人の日本人男性で運営されています。家具、エンターテイメント(漫画やおもちゃ)、そしてサービスの3部門を、それぞれ3方が担当。漫画は300冊以上、個室もあり、インドライフがますます豊かになります。


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フリードリンクのコーナーには、ハッピーハンターのアッサム紅茶も!隣にあるYasu Craftさんのマグもかわいい。


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早速、私も会員登録。
コースターも持ち帰りできるそうで、コレクターには嬉しいインドのお土産ですね。


さらに、戦利品。


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ドラえもん、連れて帰りました。

さて、再びメトロに乗って、今度はコンノート(Connaught Place)へ。 

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ここは、東京の丸の内。
いつもお世話になっている、会計士さんとランチです。

インドで会社を経営し、一番私の力になって下さっているのが、会計士のNagesh Verma さん。もともとナゲッシュさんのお父様と私の父が、10年ほど前にデリーゴルフクラブで知り合いになり、そこからのご縁です。


ナゲッシュさんの会社(V.K.Verma & Co.) はご家族で営む、代々続く会計士事務所で、デリーゴルフクラブをはじめ、オベロイホテルや、国内外の大手企業の会計部門を一手に引き受けています。


友人、と言うことで、私の小さな会社もお世話して下さっているのですが、月末の税金処理だけでなく、いつも新しい情報を私に伝えてくれ、必要なライセンスやその手続きも引き受けてくれます。外国人、しかも女性一人、という、なかなか難しい状況の中、父の代から含めると13年間、何の問題もなく会社を経営できたのも、ひとえにナゲッシュさんのお陰と感謝しています。


今日のトピックは、ナゲッシュさんの仕事のマネージメント術。
ナゲッシュさんは、とにかく仕事が早く、正確。
それでいて、忙しそうにしている素振りは全くなく、いつ私が会いに行っても、時間をたっぷりかけて色々なお話をしてくれます。


ナゲッシュさんの部屋だけでも30人ほどいるスタッフのマネージメント方法、ナゲッシュさんの一日の時間の使い方を今日は聞いてきました。


この話は長くなるので、また次回。

***

さぁ、明日はハッピーハンターの週はじめ。
今週は、Deliciou Bites さんのケーキや、その他、新しい商品も登場予定です!


インド在住の皆さま、ぜひぜひ紅茶専門店ハッピーハンターへお立ちよりください。お越しをお待ちしております。

紅茶専門店Happy Hunter@インド・ニューデリー


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2013年11月15日 (金)

Happy Hunter リニューアルオープン!

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日は、ニューデリーの紅茶専門店Happy Hunter から。


久しく、ブログの更新から遠ざかってしまい申し訳ございません。
こちらデリーは、ヒンズー教徒にとってのお正月・ディワリを11月3日に終え、すっかり冬になりました。


そして、紅茶専門店Happy Hunter は4カ月の工事期間を経て
2013年11月9日、ショップとティーサロン、ともにリニューアルオープンとなりました。


昨年11月21日の開店から1年での拡張工事。
これも、多くの皆様に支えて頂いたからこそです。
心より感謝申し上げます。


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ショップは2倍の広さに。

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アンティークの家具はそのままに、「楽しむ」をコンセプトに、店内に色を増やしました。

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紅茶の品揃えも増やし、缶入り紅茶も始めました。

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このディスプレイは、私が最も好きな場所。

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奥の窓ガラスはまだ入っていませんが、この席は私が一番好きな場所。


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今までマカイバリ茶園で撮りためていた写真も、ようやく額装しました。来て下さった皆さんに、もっともっとマカイバリや紅茶の世界を身近に感じて頂きたい、そう思っています。

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4カ月。
あまりにも長過ぎて、いろいろありすぎて、実は、その間の記憶がほとんどありません。もちろん日記を読み返せば、手に取るようにその時の状況が蘇ってくるのですが、記憶のほとんどは、コンクリートと埃にまみれた景色。そして、8月から10月にかけて続いた宗教行事にともない休みの多い職人たちと、無駄に出て行く家賃に悩まされたこと。


たんたんと流れて行った4カ月でした。

さぁ、これからまたスタートです。
昨年、ハッピーハンター開店前夜に感じた、「これからが本当のスタート」と気付いた、正直絶望感のような感覚はなく、今回は「さぁ、来い!」と言ったガッツのあるスタートです。


不安が無い、と言えばそれは嘘です。
人生一回きり。 楽しもう。


作る人も、買う人も、そして橋渡しをする私も、みんながハッピーになれる空間・Happy Hunter。


インドの優れた紅茶や雑貨だけでなく、紅茶教室、そしてインド在住の日本人の職人さんとのコラボレーションなど、どんどん新しいことに挑戦していきたいと思っています。


新しくなった紅茶専門店Happy Hunter を今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


Happy Hunter・石井博子

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2012年11月25日 (日)

ショップオープン:Happy Hunterの旅立ち

インド・ニューデリーからお届けしている、インド駐在ブログ。


2012年11月23日、ついにショップをオープンしました!

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名前は" Happy Hunter "。
Happy なハンターが
Happy をハントし
たくさんのHappinessを
皆さまにお届けしたい


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そんな想いから、Happy Hunter は生まれました。

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好奇心と情熱にあふれたハンターが
インド、そして世界各地の茶園を訪れ、
幸せと喜びに満ちた、こだわりのお茶をお届致します。


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店内には、Happy Hunter オリジナルの商品がたくさんあります。

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ほとんどの商品が、私がデザインをおこし、職人さんに作ってもらった、手作りの品です。

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11月21日にプージャ。
この日をHappy Hunterの旅立ちの日にし、
11月23日10時、正式にショップをオープンしました。


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私の最初のお客様は、インドの方でした。
外を歩いていて、私の店が目につき入って下さり、紅茶をお買い上げくださいました。


思ってもみなかった展開でした。
マーケットの裏側にひっそりオープンしたこの店は、walk-in customer はまず難しいと思っていましたし、オープン初日は日本人の方だけだと思っていたからです。

予想もしない、旅の始まりでした。

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12時。
ご縁を頂き、日本山妙法寺の堀内庵主さん、イギリスから奈良庵主さん、そしてHappy Hunterを始める土台を作って下さったYamato-yaの成松さんがショップを訪れてくださいました。

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お経を唱えて頂き、Happy Hunter のこれからの旅路を祈願して頂きました。

「心を込めてお給仕をしてください。
甘露の一滴が、人々の心に安らぎを与え、
多くの人に広がり、世界が平和になりますように」


この3カ月、がむしゃらに、時には雑に日常を生きていた私にとって、堀内庵主さんから頂いたお言葉は、乾ききった私の心に潤いのひとしずくを頂いたように感じました。


「心をこめて」。

「どんなことがあっても、怨んではいけません。何にでも感謝することですよ」。

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ありがとうございます。
これからの Happy Hunter の旅路は決して平坦でないことは承知しています。今日、この始まりの日に頂いた言葉を忘れず、幸せと喜びに満ちた甘露の一滴を、感謝の心をこめてお給仕させて頂きます。

2511201211_3Team Happy Hunter

たくさんの希望を胸に Happy Hunter の旅が始まりました!
12月中頃には、ショップ併設のティーサロンもオープン予定です。
店内の紅茶に加え、ハンターが探し求めたこだわりのスイーツをお楽しみ頂けます。

ショップの住所は下記です。

Happy Hunter
Tea Boutique & Tea Salon

E-52 Hauz Khas Main Market,
New Delhi-110016

Open: 10:00~19:00
Close: Monday

Phone: 011-41421442, 9810413270


目印は Corporation Bank と Navdanya (Organic Shop)。
住宅地側に面しているため分かりづらいと思います。
一度お電話を頂けましたら、ご案内をさせて頂きます。


地図 ↓

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デリーで、こだわりの紅茶をお探しの際には、
ぜひ、Happy Hunter へお立ちよりください。
ハンターが、お探しの一品をご紹介させて頂きます。


どうぞ末永くご愛顧頂けますよう、よろしくお願い致します。


Happy Hunter
石井 博子
(Ishii Trading Private Limited)

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2012年10月11日 (木)

戦友・モニシャさん

インド・ニューデリーからお届けしているブログ。

すっかり更新があいてしまい申し訳ございません。
思い切って、ある行動にでました。

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インド脱出。

そう、ショップも完成していないのに、突然現場を離れます。チケットは、出発前日にとりました。相変わらずの弾丸行動です。詳細は次回の記事で。

さて、5カ月ぶりのインド脱出。今回はとっても楽しみにしていたことがありました。


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デリー国際空港 ターミナル3 にある Delhi bazaar。
今年7月下旬にオープンしたこのお店に、マカイバリの紅茶を置いて頂いているのです。早くにこのショップに訪れてみたいと願っていたのですが、インド国外に行く機会がなく、ようやく4カ月越しの願いが叶う時が来ました。


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実は、このDehi bazaar をオープンさせるまで、数々のドラマがありました。

オーナー モニシャ・グプタさんは、たくさんの苦悩と試練を乗り越え、希望の灯を消さず、真実を信じ、3年の月日を経て、ついにターミナル3で最も敷地面積の大きいDelhi bazaarをオープンさせました。

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私とモニシャさんとは、12年のお付き合い。
お互い女性の経営者として、相談しあったり、励ましあったり、私にとって彼女は憧れの人であり、インドでの戦友でもあります。


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2000年、私の父がIshii Trading をスタートさせた時を同じくして、モニシャさんもメトロポリタンホテル(当時の日航ホテル)で、高級セレクトショップ「Craft House」をスタートさせました。彼女は創業当時から、マカイバリを評価して下さり、今に至るまで変わらずマカイバリを扱って下さっています。

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今から3年前の2009年。
2010年にデリーで開かれるコモンウェルス・オリンピックに向け、デリー国際空港に新しいターミナルがオープンされ、それに向けて出店店舗の審査がありました。非常に高い競争率の中、モニシャさんは見事に一番広い敷地を勝ち取りました。そしてショップオープン準備も終盤に差し掛かった2010年6月、問題が発生し、準備途中だった彼女の店には白いカバーが掛けられ、そのうちすべて撤去され、無残にもその場所にはベンチが置かれるようになりました。


それまで費やした努力、時間、そしてお金。
サプライヤーの私も、たくさんの在庫を抱えてしまいました。


「博子さん。私はあきらめていない。真実は必ずドアをノックするから」
モニシャさんは、会うたびに私に言っていました。


2011年。インド全土はアンナ・ハザレに沸きました。
「汚職のないインドを!」


2012年。モニシャさんは再び、ショップオープンの準備を開始しました。私を含め、誰もがもう駄目だとあきらめていたこのプロジェクトを、彼女は真実を信じ続け、あきらめていなかったのです。

「真実は勝った!」
モニシャさんはこの喜びを、サプライヤーの中で一番初めに私に伝えてくれました。


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ビッディヤもジリーも、この3年間の苦難を共に乗り越えてきた仲間。飛行場で再会できたことに感激したとともに、私の初めての訪問を心から喜んでくれました。

そして私自身、自分がデザインした商品が、私が立っている目の前で、何人もの方の買い物かごに入っていく様子を目にし、言葉にならない喜びを感じたと同時に、もっと良い商品を開発しなければ、と身の引き締まる思いでした。

皆様、デリーに訪れる機会がございましたら、ぜひ帰り際にDelhi bazaarへお立ちよりください。また、飛行場以外には、メトロポリタンホテル内「Craft House」でも同じ商品をお求めいただけます。

モニシャさんが最後までこだわったこと。それは、飛行場の特別価格(高値)は設定したくない。つまり、飛行場でもホテルと同価格でご提供をさせて頂いております。どうぞ飛行場でごゆっくりお買い物をお楽しみください。

web: www.crafthouseindia.com


店舗
Delhi bazzar
Indira Gandhi International Airport, Terminal 3 内

Craft House
Metropolitan Hotel 内
Bangra Sahib Marg, New Delhi

Craft House
Gurgaon 日本食レストラン Sakura 内
Times Tower, MG Road, Gurgaon


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2012年10月 3日 (水)

ショップオープン:インド時間

インド・ニューデリーからお届けしているブログ。

昨日10月2日はマハトマ・ガンジーの誕生日で、ナショナル・ホリデー。

この日は、基本的に働いてはダメ。働いているのが見つかってしまうと、政府からChallan(チャラン・違反切符)が出され、会社やオーナーが罰金を払わなくてななりません。

と、いうことで、工事もお休み。
8月15日の独立記念日に続いて2回目のお休み。

私も7月中頃から、土日なしで走り続けてきたので、昨日は自分でも驚くほど、一日中爆睡していました。


さて明けて本日。
朝からコンノートで仕事。会計士のオフィスで、3か月に一度提出するSales Taxの手続きをしました。久しぶりの事務仕事。クーラーがきいていて嬉しい。

はてさて、工事の方はどうなっちゃったの?というくらい、中だるみです。


今日はペンキのヴィマルと親方のゴパールだけ。


もう、じたばたしても仕方ないですね。
郷に入れば郷に従え。
インドの空気に身をゆだね、ジュガードが舞い降りてくるのを待ちましょ。


縁あって巡り合えた職人の彼らに、どんな冗談を言って笑わせてやろうか。どんな差し入れを持っていったら喜んでくれるかな。


そんなことばかり考えています。

もちろん、周りの人は心配してくれています。
私以上に、自分のことのように、日々かさんでいく出費を気にかけてくれています。


もし高くジャンプをしたかったのなら、膝をかがめなければなりません。垂直に立った状態で飛ぼうと思っても、高くは飛べません。膝をかがめ、体を小さくすればするほど、高くジャンプできます。


周りから見たら、私は立ち止まって、うずくまっているように見えるかもしれません。でも私は次へのジャンプのために膝をかがめているだけです。必ず高くジャンプします。


コメントやメールでの応援、ありがとうございます。
日々の心の支えになっています。

そのお礼に、こちらの写真をどうぞ。

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コルカタ出張の時に飲んだ、素焼きのカップに入ったチャイ。


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わおっ、ちっちゃぃ!


ではこのへんで、本日はどろん。


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