カテゴリー「植物」の2件の記事

2019年2月24日 (日)

『2019デリーの日々17】青空にキワタの花

今日は2月24日(日)。こちらデリーは、青空が広がり、柔らかい、優しい太陽が降り注ぐ、日曜日。気温日中20度。1年間のデリーの日々を考えますと、ベストシーズンです。

アーユルヴェーダ・オイル・マッサージから解放されましたので、人と会うためにハッピーハンターに久しぶりに行ってきました。植木にキワタの花が目を引きました。
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店の前の住宅街を見上げると、キワタの樹がそびえているのです。
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路上のキワタの花
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車の上にもキワタの花
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見回したら青空にキワタの花。今日の青空が美しいので良く映えます。
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「インド花綴り」西岡直樹著より

~花があまりにも見事なので、私は屋上から手を伸ばして一枝手折り、部屋に差しておいたことがある。~

ハッピーハンターの花も、道路に落ちたキワタの花が、あまりにも見事なので差したようです。

~ 原産はインド。樹からは赤褐色の樹脂がとれるが、これはトラガカンドゴムの代用として製本などに使われる。また樹皮からは、発汗剤や赤痢に有効な薬がとれるという。~

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2019年2月21日 (木)

【デリーの日々15】春に先がけて咲く花 キワタ

1週間前頃より気が付いたことは、春に先がけて樹に咲く花「キワタ」が、あちこちで満開になっているのです。車の中から撮影しました。
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今まで寒い冬の間、緑色だけだった樹々に、このキワタの赤い花がまず先がけで咲き始めます。そしてしばらくすると、さらに赤いハナモツヤクノキ、ピンク色の花、紫色の花、グルモハールの赤い花、一番暑い時期には、黄色のゴールデンシャワーの花が咲きます。だんだんに、色の違う花が咲いていく様子は楽しみでもあります。

インドに来ると必ず手にする愛読書「インド花綴り」西岡直樹著 木犀(もくせい)社。何回読んでも本の中の植物と実物が一致しないのですが、それでも、そこに書かれている、植物と人間の関わりがインドを知る楽しみです。
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~「キワタ」インドの短い冬が終わって春になると他に先駆けて花をつけるのがこのキワタだ。葉を落とした枝に、口紅のような、真っ赤な花を重たそうにつける。花が大きいだけあって蜜の量もたくさんで、小鳥がうるさいほどに集まって、樹上はまるで祝宴場のようになる~ インド花綴りより。
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インド・ダージリン・マカイバリ茶園4代目茶圓主ラジャ・バナジー氏のメッセージに「Grouwing Together」~共に成長する~があります。人間も動物も植物も共に生き、成長する。インドに身を置くと実感です。

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