カテゴリー「インド:紅茶」の13件の記事

2016年1月29日 (金)

南インド・ニルギリ・オーガニック・コーラクンダ(Korakundah)茶園【5】

南インドにあるニルギリ地方は、タミル・ナードゥ州北部、高原地帯に囲まれた南インドで最も有名な避暑地です。19世紀初め、インドを統治していたイギリス人が当時のマドラス政庁を夏の間に移転させるために築いた街です。ニルギリの意味は青い山(ブルー・マウンテン)です。命名の通り高原地帯で美しい景色が広がっています。ダージリンと同じようにイギリス人はここに茶畑をつくりました。

今回訪問をしたオーガニック・コーラクンダ(Korakundah)茶園は、ニルギリで数少ないオーガニック栽培に徹する茶園です。標高2800メートルに位置し、茶園の一部は「世界一標高の高い紅茶園」としてギネス認定されているほどです。敷地の三分の二は 原生林のまま残し、トラをはじめ無数の動物が生活をしています。
まさに ダージリン・マカイバリ茶園と同じです。

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ニルギリ茶のクオリティシーズンは、12月~2月です。寒い冬に芽吹いた一芯二葉は、丁寧に手摘みして作られます。冬限定の「フロスト(霜又は、厳寒の意味)ティー」と呼ばれています。
厳選された中国種の茶木から作られ、柑橘系の透明感ある、アロマ、口の中に残る甘味が特徴です。
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マカイバリジャパンでは3月からニルギリ・コーラクンダ茶園フロストティーを販売予定です。楽しみにされてください。
                   【了】

2月は、このブログに、デリーの生活をお届け予定です。引き続きご高覧いただけましたら幸いです。

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2016年1月28日 (木)

南インド・ニルギリ茶葉生産地:チャムラージ茶園の理念【4】

インド三大銘茶と云われているのが、「ダージリン」 「アッサム」 「ニルギリ」です。

今回インド・デリーで 「Happy Hunter 」 Tea Boutique &Tea Salon を
       →  →    https://www.facebook.com/happyhunterindia
経営している石井博子がニルギリのチャムラージ(Chamraji)茶園とオーガニック・コーラクンダ(Korakundah)茶園を訪問をしました。その様子をブログでお伝えしています。

ダージリンにあるマカイバリ茶園と似た経営方針で、おいしい、グレードの高い紅茶を栽培、製造することと、地域の人達の教育に力をいれています。1800年代後半から茶園経営が始まりました。スタートの頃はその地域に住んでいた部族の人が働いていました。1922年に現在の財閥オーナーとなり、希望すれば誰でもこの茶園で働くことができるシステムにしました。ここで働く人は教育費、住居費、給食費その他すべて無料。誰でも希望すれば、働くことができ、いつ退職しても問題なしです。働いている人達を大切にしています。


【学校の施設に行く途中にあるカフェ】ウッティの町からもお茶を飲みに来るほど人気があります。
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【幼稚園と小学校】
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【教室の中】
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【小学生の男の子たち】制服もすべて無料で与えられます。
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【幼稚園の子供】
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【体育館】
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【運動場】
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【中学生の教室】
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このお茶園出身の子どもたちは優秀で大学共通一次試験トップクラスを毎年多数輩出しています。今では世界中でこのお茶園出身の子どもたちが活躍しており、茶園に問題がおこると弁護士、医者 大学教授・・・と、卒業生が解決してくれます。

30年前から働いている取締役のヘグデ(Hegde)氏は、大学時代にニルギリを旅行して、魅力ある景色に魅せられてこのお茶園で働くことになりました。ダージリン・マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏とは以前より友人関係にあります。

チャムラージ茶園は、ラジャ・バナジー氏と同じ理念です。

「紅茶に関わる人、動植物、自然、それらすべてが関連し、調和を保ち、良い状態であるときに、すばらしい紅茶が育つ」


チャムラージ(Chamraji)茶園とオーガニック・コーラクンダ(Korakundah)茶園には笑顔が沢山あります。

         続く

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2016年1月25日 (月)

南インド・ニルギリ茶葉生産地・チャムラージ茶園ゲストハウス【3】

チャムラージ(Chamraj)茶園とオーガニック認定コーラクンダ(korakundah)茶園のオーナーは同じ人です。オーナーは、ニルギリで4つの茶園をもっており、財閥です。オーナーは紅茶には関係のない仕事をしています。4つの茶園については30年以上も前から現在の取締役ヘグディ(Hegde)氏に経営すべてをまかせています。


ゲストハウスの玄関
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ヘグディ氏ご夫妻に夕食をご馳走になりました。ヘグディ氏は昨年日本のマカイバリジャパン事務所にも来てくださいました。
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茶園にはゲストハウスがあり、宿泊をさせてくださいます。
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海抜1800メートルに茶畑がありゲストハウスもあります。夜は冷えてきます。暖炉の火をともしてくれます。
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ニルギリではミルク茶が出されます。
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マハラジャ・パレスで茶園で働いている人の結婚式があり、参列してコーヒーを飲みました。南インドはコーヒー文化でもあります。おいしいコーヒーを飲むことができます。
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ニルギリ地方は1800年代イギリス統治下で、マドラス(チェンナイ)の避暑地としてイギリス人によって開発されました。ダージリンと同じように高山鉄道があり、インド3大銘茶と云われる紅茶栽培地区でもあります。土地と気候が変わればお茶の味も変わってきます。ダージリン茶、特にマカイバリ茶園のような芸術品の紅茶は作りませんが、機械化、近代化された中で、有機栽培の美味しい、さっぱりとした味わいのニルギリ茶になります。インドでインド人にニルギリ茶をプレゼントしたら大変喜ばれたのを思い出します。日本のマカイバリジャパンでは最高級のニルギリ茶と普段つかいのニルギリ茶を販売予定です。

              続く


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2016年1月24日 (日)

南インド・ニルギリ茶葉生産地訪問【コ-ラクンダ(Korakundah)茶園】-【2】

ニルギリ地方で4つのお茶園を経営しているこのお茶園の茶園主は財閥です。マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏はこの4つのお茶園を過去に何度か訪問をして指導をしています。ニルギリ地方では1800年代に茶の栽培がスタートしたとのことですが、オーガニックの茶園はまだ少なく4茶園のみです。

今回インド・デリー 「ハッピーハンター」スタッフ石井博子が、この4つのお茶園のうち「チャムラージ(Chamraj)茶園」と「コ-ラクンダ(Korakundah)茶園」を訪問しました。


オーガニック茶園は、コ-ラクンダ(Korakundah)茶園です。


【コ-ラクンダ(Korakundah)茶園の入り口】
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【南インドなので、茶摘みは1年中行われています。】
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【茶畑が山の斜面のようになっています。】
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ダージリン茶摘み女性は、ネパール系で日本人に似ていますが、南インドの人はタミール系です。
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次号ではゲストハウスの写真をお届けします。

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2016年1月22日 (金)

南インド・ニルギリ茶葉生産地訪問【チャムラージ茶園】【1】

インドには三大銘茶があります。

「ダージリン」 「アッサム」 「ニルギリ」です。

マカイバリジャパンは、16年前会社スタートの時、ダージリン・マカイバリ茶園総代理店として、ダージリン・マカイバリ茶園紅茶のみを販売していました。

その後 オーガニック・アッサム紅茶の販売を開始しました。お陰様でアッサム紅茶も多くのフアンの方々に支えられて販売量をのばしてきました。

今年次の挑戦です。オーガニック・ニルギリ紅茶の販売を開始いたします。

現在マカイバリジャパンの姉妹会社スタッフ石井博子が、ニルギリ・チャムラージ(Chamraj)茶園とコ-ラクンダ(Korakundah)茶園を訪問し買い付けをしています。

現地から送られてきた写真を掲載いたします。

【チャムラージ茶園の玄関】
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【試飲室】
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【試飲】
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【試飲用茶葉】
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デリーから飛行機で南へ約3時間、車で4時間行ったところにインド三大銘茶のひとつ、ニルギリがあります。
今回訪れるのは、Chamraj茶園とKorakundah茶園。

インド姉妹会社HAPPY HUNTERで不動の人気を誇る、Maestro TipsやWhite Teaを届けて下さる、大変優秀な生産者さんです。

マカイバリジャパンにはどのお茶が選ばれるのか楽しみです。

現地からの情報が届き次第ブログでアップしていきますのでどうぞお楽しみにしてください。

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2012年6月29日 (金)

アッサム紅茶の製造工程 (ジャリンガ茶園)

インド コルカタからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

プロペラ機に乗って、コルカタに戻ってきました!
コルカタは38度。熱気と湿気と喧騒が一気に押し寄せてきます。


さて、ジャリンガ茶園の続きです。


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左が、ジャリンガ茶園とベルサリ茶園のオーナー ラビンドラ・パテルさん。
右が、ジャリンガ茶園のマネージャー ナレッシュさん。

ラビンドラさんは、コルカタから飛行機に乗って同行してくださいました。


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アッサム紅茶は、インドに自生していたアッサム種から作られます。ダージリンは中国から持ってきた中国種です。アッサム種の特徴は、葉が肉厚で大きいこと。畑も、ダージリンのように山の急斜面ではなく、平地か穏やかな丘にあるため、生産量はダージリン紅茶の約100倍にもなります。


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茶摘みの女性は籠を背負わず、茶摘みの最中は大きな布を三角に折って袋変わりにして背負い、茶摘みが終わるころには、上の写真のように袋が一杯になり、計量場所へ向かいます。

計量後、茶葉はトラックで製茶工場へ運ばれます。


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萎凋(いちょう)
約20時間かけて茶葉に含まれる水分が30%になるまで乾燥させます。台の下から風が流れています。


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どの区画から摘まれ、いつ萎凋が始まったのかが書かれたボード。


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裁断
萎凋の後、機械で茶葉を細かくねじ切ります。


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CTCの機械で成形
CTCとは、Curl, Tear, Crush の頭文字。
茶葉をつぶし、引き裂き、丸める工程です。


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CTC機械の刀のアップ
この工程を行うことで、茶葉の組織が壊れ、葉の表面積が増えることで、より香り・色・味の強い茶葉に仕上がります。


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発酵
紅茶は100%発酵(全発酵)させます。ちなみに、緑茶は無発酵、ウーロン茶は半発酵(50%発酵)。

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発酵前のCTC
綺麗な緑色です。


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発酵後のCTC
1時間20分の発酵で、CTCはきらきら輝く赤茶色になります。


つづく

マカイバリジャパンマカイバリ茶園アジア・日本総代理店

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2009年3月20日 (金)

ファーストフラッシュ(春摘み)DJ-1の茶摘み

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。


●3月17日(火)午後5時(インド時間)に、マカイバリ茶園主のラジャ・
バナジー氏の父上バナジー氏(第3代目)が逝去されました。
90歳でした。
いつもと同じように、午後4時にお茶の時間。そして、そのまま
息をひきとられました。実は母上のバナジー夫人が、危篤状態に
なり病院の集中治療室に入られたので、ダージリンからラジャ夫妻が
コルカタにかけつけたその日に父上が先立たれました。お悔やみ
申し上げます。


●今年のファーストフラッシュ(春摘み)DJ-1の茶摘みは茶園主が
父上の逝去で、コルカタに行き留守ですが3月20日に予定どおりに
実施されます。

●弊社スタッフ、石井博子が明日の(DJ-1)一番茶の茶摘み取材
の為に本日19日に茶園に到着をしました。茶園からブログを発信
する予定でおりましたが、インターネット事情が悪くダージリンから
発信することができませんので、電話での連絡で、まずは、ニュー
デリーからお届けいたします。


●今年のダージリンは、今日までの5ヶ月間全く雨が降りま
せんでした。乾燥をしていてあちこちで、小さな山火事が発生して
います。石井博子もバグドグラ空港から茶園に向かう道中、焚き
火よりは少し規模の大きい山火事を、何箇所もみたそうです。

●ところが、石井博子が茶園に到着して2時間後に雨が少し
降りました。茶園の人たちは、恵みの雨を博子がもってきたと、
とても喜んでくれたそうです。この雨で明日の新芽は生き生きと
して美味しいDJ-1(ディージェー・ワン)が、出来上がると、デブ氏
が言っています。

●明日のDJ-1の茶摘みの儀式や、茶摘みの情報は電話で連絡を
してくる予定ですので、楽しみにお待ちください。

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2006年11月 1日 (水)

秋摘みオータムナルフラッシュが到着!

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。今日はインドからではなく、日本よりお送りいたします。

マカイバリ茶園より秋摘みオータムナルフラッシュがマカイバリジャパンに到着しました!

マカイバリ茶園のあるダージリンからコルカタへトラックで運ばれ、そこから飛行機で成田に送られます。成田で通関手続き終了後、2トントラックで弊社まで運ばれます。
長い、長い道程を経てようやく弊社に到着。

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重たい荷物がドライバーさんによって丁寧に降ろされます。

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最近のトラックは、ボタンひとつでトラックの後ろの部分が自動で上下します。

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デリケートな茶葉は、途中の道程で壊れないようにマカイバリオリジナルの頑丈な木箱に入ってきます。蓋には多くの釘が打たれて閉めれているので開けるのは一仕事です。

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いつも、マカイバリ茶園から紅茶を届くたびに、マカイバリ茶園の光景を思い出します。今年は多くの雨が降り、恵みの雨と輝く太陽が降りそそぐもとで育った秋摘みオータムナルフラッシュは、茶園主ラジャ氏の満足のいく作品に仕上がりました。

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雄大な茶園で女性がひとつひとつ丁寧に一芯二葉を摘む光景を想像しながら、マカイバリ茶園から送られてきた木箱を開けました。

秋摘みはコクのある深い味わいとふんわりとした香り包まれる優雅な紅茶です。秋の夜長に贅沢なティータイムをいかがですか?

本日より販売を開始しました!
↓    ↓    ↓    ↓
http://www.makaibari.co.jp/shopping/index.html

マカイバリ紅茶専門店:マカイバリジャパンのホームページ

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2006年9月27日 (水)

チャイの作り方

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

インドでは「チャイ」と言われる、ミルクティーが一般的。この1週間だけでも、携帯電話会社のお店公認会計士さんの事務所でいただきました。

では、このチャイはどのようにして作られるのでしょうか。街中のチャイ屋のお兄さんに作り方を教えてもらいました。

まずお鍋にお水をいれます。こちらはあまり量は入れません。

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紅茶の茶葉をいれます。こちらはマカイバリ茶園のダージリン紅茶ではなく、アッサムのCTCと言われる丸っこい茶葉です。この茶葉だと味が濃くでるので、ミルクにも負けません。

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茶葉の後は砂糖です。インド人は世界一、砂糖の消費が多い国民です。たっぷりと砂糖をいれます。

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続いてミルクも入れます。インドのミルクは水牛やヤギのミルクが一般的で、濃くて美味しいです。

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弱い火でしばらくすると、グツグツグツとお鍋から噴出してきました。あたりはチャイの良い香りが漂います。ここでお好みで自分の好きな香辛料(カルダモンやクローブ、シナモンなど)を入れるとスパイシーなチャイになります。

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できたチャイをこちらではガラスの容器にいれて出来上がり! 約2ルピー(約6円くらい)
です。

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栄養たっぷりのチャイで、ほっとひと息のティータイムはいかがですか。

マカイバリジャパンでもオーガニックの美味しいCTC茶葉を販売しています!
          ↓      ↓      ↓

http://www.makaibari.co.jp/shopping/tea/assamctc.html


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年5月 4日 (木)

インド駐在日記:インドの紅茶産業

インド・マカイバリ紅茶のブログ。インドは世界最大の紅茶生産国です。インド全体の紅茶
生産量は約85万トンで、世界生産量の半分近くがインドでつくられています。

マカイバリ茶園があるダージリン地方は、インドの北部に位置しており、インドの紅茶の
大半が北部でつくられています。アッサムもインド北部にあります。

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ダージリン紅茶は女性がひとつひとつ手で摘みます。アッサム地方では機械化が許されていますが、ダージリン地方を統括しているベンガル政府は茶摘みの機械化を認めていません。

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小売業と同じで、ダージリン地方ではほとんどの人が紅茶栽培に携わっており、そのうちの半分が女性です。もし、機械化を認めれば多くの失業者が出てしまいます。

環境破壊、異常気象、農薬・化学肥料の使いすぎで、年々生産量が減少するダージリン紅茶。閉鎖する茶園が毎年増える中で、失業者も増えています。これ以上失者を出す訳にはいかないのです。

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マカイバリ茶園でも、茶摘みは女性の仕事。一人前の茶摘みができるまで平均8年もかかる熟練技です。一芯二葉(新芽とその下の2つの葉)を丁寧に摘むのですが、間違えると新芽が出てきません。

紅茶づくりはある意味芸術だと思います。近代化の流れの中で「合理化」を進めていけば、本物の紅茶をつくることはできないでしょう。ダージリンの紅茶の伝統は今後も継承して欲しいと思います。

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店 マカイバリジャパン ホームページ

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