カテゴリー「インド:乗り物」の5件の記事

2011年1月17日 (月)

女性とデリーメトロ

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


本日は、前回の続き。
で、写真がないので、デリーから約20km南にある新興都市グルガオンの駅周辺の写真をお届け致します。


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MG ROAD駅。メトロとショッピングモールが直結。


さて、とても便利なメトロ。ほぼ数分間隔で次々と電車が到着します。
近代的なプラットホームから、もちろん私は女性専用車両へ乗り込みます。
(訂正です。Yellow Lineは先頭が女性専用車両ですが、Purple Lineは女性専用車両がありませんでした)


ん、ん、なんか異様な視線を感じる。。。
ふ、と振り向くと、となりの普通車両からたくさんの眼差しが。

普通車両と女性専用車両の間にはドアが無く、何故か(いや、インド人男性特有の)じと〜とした視線。インド人女性も慣れたもので、その視線を全く無視。


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近代的なショッピングモール


どんなラッシュアワーでも、女性専用車両は約80%の込み具合。本を読んだり、音楽を聴いたり、小さな声でおしゃべりをしたり。皆思いおもいに、快適に過ごしています。そう、東京のように眠っている人はほとんど見かけませんでした!


が、しかし、普通車両は空いている時間帯でも80%以上の込み具合で、ラッシュアワー時はぎゅーぎゅー詰め。あまりにも入りきらず、女性たちの許可を得て、男性が女性専用車両の一部分まで使ってよいことに。(さすが民主主義大国インド。電車に乗っている人たちで話し合って決めてしまうのですから)


で、男性が間違って女性専用車両に乗り込んだ時には、「普通車両へ行ってください!」とあちらこちらから大声が。


さらに、電車内のアナウンスでは、優先席の説明が流れていて「お年寄り、体の不自由な人、妊娠している人・・・女性には、席をお譲りください」。


女性にも??? 
デリーメトロは、女性に大変親切です。


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駅を降りると、いろいろな乗り物が。デリーでは見なくなった牛もいました!


ここまでは、本当に快適でした。


でも、でも、でも。


プラットホームに降りれば、人の嵐。
エスカレーターは、乗り方を知らない人もいて、またそこで大混乱。地面が動いているのですもの。初めての人はびっくりですよね。分かります。


でも、分からないことがひとつ。



なぜこの混雑時に




痴漢をするのじゃー。



もう一度声を大にして言いたい。




バカモノーーー!!!


はぁ。一気に意気消沈です。




でも、メトロと言う乗り物は、特に女性にとっては快適です。車内は20代前後の女学生が多く、乗車賃も初乗りが8ルピー(約16円)、我が家からCPは15ルピー(約30円)。バスを利用した時と同じくらい(またはそれ以下)の値段ですので、利用価値が高い乗り物です。


きっと、私が感じる不安感は、インドの女性も感じているでしょうし、だからこそ、過剰なまでにメトロ車内では女性が守られているのでしょう。乗り換えの時、混雑する駅構内を歩いていると、自然と女性だけの列ができあがりました。先頭の女性が人ごみをかき分け、その後ろに女性が続いていく。


でもその反面、男性車両の混み様は、過酷だと思うのです。




本格的にメトロが人々に浸透したのがこの数年。きっと少しずつ、インドの人たちにとって快適なメトロに変化していくことと思います。

***   ***   ***   ***   ***


私は東京駅の混雑も、中央線のすし詰めも、通学で経験しています。混雑には慣れていますが、インドの混雑には、異様な不安感をおぼえます。

東京では、全員がある程度同じ方向へ進む、ただ単に人が多い不自由な感覚ですが、インドの場合は、突然立ち止まったり、方向転換したり...それも突然乱暴にするので、一人が混乱すると、群衆で大混乱するような、とてつもない不安感をおぼえます。将棋倒しで押しつぶされるのではないだろうか、と。

でも、メトロは本当に快適なので、当座は混雑の少ない10時〜15時くらいの間に限って利用したいと思います。


web: マカイバリジャパン


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2011年1月12日 (水)

Delhi Metro デリーメトロ

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


デリー メトロに乗ってきました!

(メトロ内は写真撮影禁止なので、写真は降りたところから)


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やって来たのは、デリーのオフィス街、Connaught Place(コンノート プレイス。略してCP)。

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メトロの出口。犬がお出迎え。


デリーメトロの乗り方はとても簡単!
1、売り場で係員の人から直接切符を買います。(行き先と、片道か往復かを伝えます)
切符は紙製ではなくコイン型のプラスチック。行き先分だけチャージされ、下車駅の改札機で回収されます。このシステムは、韓国に次いで、世界で二番目にデリーメトロが導入したそうです。

2、次はセキュリティー。インドならでは!
男女別に身体チェック、そして荷物のX線検査。

3、プラットホームへ
3両編成の電車のうち、運行時間中、すべての先頭車両が女性専用。
ぴかぴかに磨かれた石造りのプラットホームは、おしゃれ!

4、電車内へ
車内は幅が広く、座席は清潔さを保つ為にプラスチック製。
毎日水拭きしているそうです。
揺れもなく、快適!!!

5、乗り換え
ロンドンのサブウェイを参考に作られただけあって、メトロマップは見やすい。路線は色分けされていて、Yellow Line, Purple Line と言うように、色がそのまま路線名になっています。

6、改札機へ
改札機でトークンが自動的に回収され、目的地に到着!


我が家はラッキーなことに最寄りの駅が徒歩5分。朝の混雑時だとCPまで車で45分ほどかかっていた距離が、メトロではドアtoドアで30分。

快適すぎる!

でも、でもですね。
良いことばかりでも無かったのです。

長くなりそうなので、続きは次回に。


web: マカイバリジャパン

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2006年10月11日 (水)

デリーのヘルメット事情

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

デリーの道では、車と同様に二輪車も多く走っています。

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インドでも日本と同様にヘルメットの着用は法律で義務付けられています。法律を守らないと500ルピー(約1500円)の罰金です。

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上の写真は警察が厳しく取り締まっている様子。インドの警察は結構怖いので、デリー市民には恐れられています。

しかし、この法律にも例外があるのです。

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そうです。インドの約2%近くいるシーク教徒の人たちは、ヘルメット着用が免除です。

実は、ヘルメット着用の法律ができたとき、シーク教徒の人たちが裁判を起こして勝訴し、彼らのヘルメット着用は免除されたのです。
理由として頭に8m近くある布をまいたターバンをしているので、これがヘルメットの代用になるということ。

しかしこの後、シーク教徒の女性達も「自分たちもシーク教徒なのだからヘルメットの免除を!」と裁判を起こしたのですが、最高裁では免除を認めない判決が出されました。

ヘルメットは安全のために着用するもの。当然といえば当然なのですが、ここインドではこういう宗教上の理由で「?」と思うことも普通に日常で起こります。そこが面白いところです。

マカイバリ紅茶専門店:マカイバリジャパンのホームページ

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2006年8月 1日 (火)

親たちの妙案

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

と、ある、平日の午後
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子ども達がわらわらと車道へ・・・。


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ちょうど下校時間だったようです。


スクールバスが無い学校では、子ども達は自分で家に帰らなければなりません。しかし、道路は暴走気味のバスや車やリキシャなど、子どもにとっても危険な場所。さらに、近年では誘拐なども多発し、子どもの送り迎えは親にとっても重要な問題となっています。送り迎えをしてくれる人がいれば一番良いのですが、そうもいかない時もあります。


そこで親たちが考えだした妙案は
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親同士で車をチャーターし、決まった車に子ども達が乗る。


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サイクル・リキシャだったら、誘拐される心配も少ない。それに2人で乗ればスピードも出ない。


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オート・リキシャに皆で乗る。一体何人乗ってる? 子どもの場合、定員オーバーでも多めに見てくれるのがインドの良い所。


こんなに小さなうちから、毎日がサバイバルな彼ら。でも彼らは至って楽しそう。あの手強いリキシャ・ワーラー(リキシャ運転手)とも、難なく値段交渉を成立させて乗っている訳ですから、なかなかの強者たちです。インドの人が交渉事に長けているのも、小さい頃からの積み重ねだったのですね。納得です。


子どもの身を守ることから始まった登下校対策は、子ども達にとって生きる力を育てる楽しい学びの場になっているのかもしれません。

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパンホームページ

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2005年8月12日 (金)

インド駐在日記:インドで最も愛され続けている日本車は?

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。今日は、インドの人々に最も愛され続けている日本車についてお届けいたします。

インドを旅したことがある人ならば気がつかれたと思いますが、ニューデリーの街中に日本車がたくさん走っています。正確には、インド企業との合弁によって作られた「インド&日本」車と言うのでしょうか。

突然ですが問題です。インドの自動車産業に日本で最初に進出し、インド国内の自動車販売台数の約50%を占める企業はどこでしょうか? すぐに答えられた方は、かなりのインド通。

ヒントの写真はこちら↓↓↓。

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最近、インドの自動車市場では激しい市場競争が行われています。世界各国の自動車会社がインド進出を図り、インドでの自動車産業を活性化させているのです。日本の企業では、トヨタ、ホンダ、三菱、スズキがインド進出を行っています。

ここで注目したいのがスズキ。日本の自動車会社で最初にインドに進出してきたのがスズキでした。スズキが進出した1982年のインドは、インディラ・ガンディーが政権を握り、それまで海外からの輸入や企業進出に対して鎖国状態だった市場を部分的に解放し始めた時期。

スズキは国営自動車会社である「マルチ・ウドヨク」との合弁会社を設立することにより、低価格での軽自動車の販売拡大を狙ったのです。

アンバサダー

それまでのインドではロンドンのタクシーのような「アンバサダー」やアメリカ車のような「コンテッサー」など、国産車が主流でしたので、低価格で購入できる、しかも日本の技術によって作られた「マルチ・スズキ」は飛ぶように売れました。(当時の価格は分からないのですが、現在の価格はマルチ・スズキが約60万円前後〜に対し、国産のアンバサダーは100万円前後〜)

見事にインドの自動車産業に新しい風を送り込んだスズキ。インドは91年以降、自由経済体制へと転換し、多くの海外自動車会社がインドへ進出してきましたが、スズキは現在でもインドの自動車市場の半分を占めているのです。

そう、最初の問題の答えは「スズキ」でした。

マルチ・スズキ

インドで最も人々の生活に取り入れられ、支持され続けている「マルチ・スズキ」。その小さくて、かわいらしい車体は、インドのどこへ行っても見かけることができます。もちろん、マカイバリ茶園のあるダージリンの山奥でも。

そして、そのかわいらしい車の中には、でっかいインドの人たちが5人、6人と乗っているのですが・・・。

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