カテゴリー「インド:牛」の8件の記事

2007年3月 4日 (日)

牛の昼飯時

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

デリーのオフィス街のランチタイム。デリーで働く人はお弁当を持っていくか、屋台の食堂でお昼を済ませるのが一般的です。

こんな感じの屋台がいくつかあります。お昼時は人だかりができる程の大盛況。

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メニューはもちろん、カレーにチャパティ。そして簡単な野菜の盛り合わせ。


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屋台の裏方はチャパティを作るのに大忙し。かなりの枚数のチャパティを焼きます。

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そこに現れた一頭の牛さん。チャパティの香りにつられてやってきたのでしょう。
しかし、そう簡単にチャパティはもらえません。

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「チャパティがもらえないのなら水をもらっちゃえ!」と、溜めてあった水をゴクゴクと飲みだしました。

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牛に寛大なインド人でも、やはりお昼時の忙しい時にはかまってあげられません。
とうとう諦めた牛さんは、ゴミをあさってお昼にしていました。

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明日は水と色の祭りである「ホーリー」です。デリーの牛たちも色の粉でカラフルになることでしょう。



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年9月23日 (土)

牛の行進

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

ニューデリーは日々30度を越す暑さですが、こちらでは5月、6月の40度を越す暑さに比べたら穏やかなもの。「大分涼しくなりましたね~」とインド人と話しています。

我が家の近くに住む牛ファミリー。いつも草を食べたり、ゴミ箱をあさっていますが、今日は何だか様子が違う。

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道路にあらわれた牛は、猪猛突進のごとくわき目をふらず進んでいます。車なども気にせずに。

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その後には子供たちも続きます。 インドでは牛は神様。人間は絶対に牛を傷つけたりしてはいけません。バイクや車も牛たちをうまくよけています。

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人間の気遣いも気にせずに、牛ファミリーは真っ直ぐに進んでいきます。
新しい餌場を求めて、牛ファミリーの大移動です。

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牛も、きちんと道路のルールを守っている様子。きちんと車の列におさまりました。

きっと日本では、動物が道路にでてきただけで警察が出動して、ニュースにもなる大騒ぎになることでしょう。インドでは別に驚くわけでもなく、こういうことは日常のひとこまです。
こういう光景にも当たり前に思えてきた自分も、かなりインドに慣れてきた証拠だな、と思いました。


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年8月11日 (金)

インドの牛~野良牛?~

インド・ニューデリーからお届けしている
マカイバリジャパンのインド駐在日記。

今日も牛さんネタをご紹介します。
(牛さんネタ、多いです。だって毎日会ってますから)

日本に帰ると、
「インドって野良牛がたくさんいるんでしょ?」と聞かれます。

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八百屋の余った野菜をもらう牛さん。


確かに、街をフラフラしている牛は、日本の皆さんには
「野良牛」と映るかもしれません。


でも、この牛さんたち、「野良」ではありません。


だって、ほら

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P M さんの持ち物ですから。

牛さんたちは、朝、家を出発し、散歩がてらご飯を食べ、
夕方になると家に帰る。そんな優雅な日々を送っているのです。

デリーの道端にいる牛の約80%以上は、飼い牛だと言われています。
飼い主は、牛のミルクを収入源、または家庭用に利用し、
乳搾りをしない日中は、牛たちを放し飼いにしているのです。


そう、放し飼い。

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交差点の分離帯で

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放し飼い。

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年8月10日 (木)

インドの牛~食べる編~

インド・ニューデリーからお届けしている
マカイバリジャパンのインド駐在日記

昨日に引き続き、今日も牛さんネタ。
~食べる編~

我が家の近所には、牛がたくさんいます。
私が散歩に出かけると、これまた散歩中の牛さんに出会います。

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こちらが「あら牛さんだわ」と思うのと同じに
あちらも「あら人間さんだわ」程度にしか思っていないようで
お互い相手をチラリと確認するだけで、通りすぎていきます。



人間は散歩中にお腹がすくと、
我慢するか、レストランを探しますが、


牛さんの場合は
思ったその場で

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新鮮なごはんを

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食べることができます。


って、それは近所のおばさんが大切に育てている

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生垣・・・。


どうしても牛さんに食べてもらいたくない木は

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鉄柵でガード。


自由人度の高い牛さんと一緒に生活するための
苦肉の策。


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年8月 9日 (水)

デリーに帰ってきた牛

インド・ニューデリーからお届けしている
マカイバリジャパンのインド駐在日記。


ちょうど昨年の今頃、ニューデリーは
牛排除大作戦”で大騒ぎでした。

あの頃は、毎晩夜な夜な、
牛の悲痛な泣き声が聞こえてきましたが、

今では

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街に戻ってきて



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すっかり元通りのニューデリーになりました。

その後、奨励金を獲得した人の話も聞かず、
結局あれは、ただの騒ぎで終わったようです。

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人も牛も、お互い良い距離を保ちながら、
一緒に生活する日々が戻ってきました。

経済大国インドをアピールするために、
ニューデリーから、しかも外国人の多く住む南デリーから
牛を排除しようとしたインド政府。

物質的に恵まれすぎている他の大都市よりも、
牛や犬や人が共存しながら経済成長を遂げているインドの方が
よっぽど魅力的に映るのは、私だけでしょうか。



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しっかりカメラ目線の余裕を見せる牛さん。


後ろの家は、インドでは知らない人がいないくらいの
大物俳優Amitabh Bachanが昔住んでいた家。



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年1月25日 (水)

インド駐在日記:住宅街

下の写真はニューデリーの自宅兼事務所のあるグルモハールパークの
住宅内です。

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コンパウンドになっていて300件ほどの家があり、周りは
高い塀で囲まれています。コンパウンドの中に入るためには7箇所の門が
あり、防犯をかねて門番もいます。日中は自由に誰でもコンパウンドの
中に入ってくることができますが、夜は1箇所の門しか出入りが出来ず、
住宅内に住んでいる人間もチェックを受けます。他の門は夜10時以降は
すべて鍵をかけて出入りができません。

そのコンパウンドの中を牛は常に自由に行き来しています。
インドの人も牛がいても別に問題なしです。

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私たちも牛は怖くありませんが、野良犬の方が怖いです。

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2005年8月18日 (木)

インド駐在日記:デリーの牛はどこからきたの?

ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。
今日は、昨日お届けした”牛排除作戦”の続きをお届けいたしましょう。

さあ、今回の大作戦の主人公である、約3万頭とも言われるデリーの”牛”。この牛たちは一体どこからやってきたのでしょうか。

ニューデリーの牛

実はこの牛たち、大きく2つに分類されます。「飼い牛」と「元飼い牛」。
飼い牛なのにニューデリーの道路で昼寝!?

そうなのです。この「飼い牛」、簡単に言ってしまうと「放し飼い」なのです。飼い主にとって、牛に与える餌は大きな出費。ふと目を外に向けると、「Green Delhi」とうたうデリーには、牛の餌となる草が道路の中央分離帯や、住宅街に植わっています。それに、神聖なる牛に、餌を与えてくれたり、花輪を掛けてくれる信仰深い人もいます。「放し飼い」の条件が整っている上に、今まで今回ほどの排除作戦はなかったため、飼い主が牛を自由に放し飼いさせていたのです。

そして「元飼い牛」ですが、飼い主にとって牛はペットではなく、大切な収入源です。その価値がなくなった牛、例えばミルクが出なくなったり年老いた牛、は飼い主にとってもう必要ないのです。殺すことはできませんので、要は道に捨ててしまうのです。でも、上記のように牛は生きていけますので、「元飼い牛=野良牛」の数は減らないのでしょう。


インドの人にとって、牛は神聖なるものだけでなく、一部の人にとっては生活していく上で大変重要な役割を果たします。雄牛は荷車を引いたり、農作業においては農機具を引く力仕事をします。また雌牛は、人々の大切な栄養源となるミルクを作り、そして新たな財産となる子牛を生みます。そして何と言っても、牛糞は肥料にも燃料にもなるのです。マカイバリ茶園でも牛は大切にされ、牛からもたらされた副産物によって、人々の生活が劇的に変わったことは証明されています。


さて、今日(2005年8月18日)付けの新聞紙 The Times of India には、デリーを賑わせた”牛排除作戦”の途中経過が報告されています。最高裁判所によって下された今回の”牛排除作戦”に対し、デリー市局は、「野良牛の数を削減する、という当初の目的が、市民の賞金獲得へと変わってしまっている。それに、一般の市民が牛を捕まえることは大変危険な行為である。また、なぜ南デリーだけが捕獲の対象地域なのか」と、今回の大作戦に完全に否定の構えです。

「南デリー」、この地域は外国人が多く住む地域なのです。これだけからも、今回の作戦の意図に「近代化を目指すインド」が象徴されています。

そして、賞金獲得者ですが、残念ながらまだなのです。捕獲された238頭の内、7頭が市民によって捕獲され、デリー市局は彼らに”牛を受けとった”という受領証を発行したようですが、これらの牛が指定された地域から捕獲されたことが断定されるまでは、奨励金は渡さないそうです。


今回の排除作戦が開始されてから、我が家の近所ではめっきり牛がいなくなりました。今まで必ずいた場所にも牛の姿はなく、ブログ用の写真が撮れずに結構苦労しました。いつもいた牛が急にいなくなると寂しくなるもので、ニューデリーなのにニューデリーではないように感じていました。

戻って来た牛

でも、もう大丈夫です。牛たちは再び街に帰ってきました。きっと飼い主たちが捕獲されるのを恐れて放し飼いをやめていたのでしょう。しかし新聞などで、「飼い牛」は捕獲されないことを知ると、安心して再び「放し飼い」を始めたのです。

おや、今回の大作戦は成功しているのでしょうか・・・?



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2005年8月17日 (水)

インド駐在日記:ニューデリーの牛ピンチ!?

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。
今日は、インド好きの人には驚きのニュースをお届けいたしましょう。

"ニューデリーの野良牛を捕まえて、2000ルピーを獲得しよう!”

2005年8月5日付けの新聞紙 Times of India に大きく掲載された上記の見出し。この記事が掲載された後、ニューデリー市局へ問い合わせが殺到したそうです。2000ルピーは日本円で約5000円。中産階級から下の人たちが、一ヶ月2000ルピーの収入で家族を養っていることもありますので、目を惹くのも無理はありません。

ニューデリーの牛

インドでは牛が神聖視され、街中至るところに牛がいます。ニューデリーの主要道路の真ん中で、我が物顔で昼寝をしている牛だっています。そうなると、道路は大渋滞です。しかし神様と崇められている牛たちの方が一枚上手。目を吊り上げている人間たちを横目にのんきに口をモグモグさせているのですから。

ニューデリーでは、数年ほど前から野良牛排除運動を行っていました。しかしそれは、今回ほど大々的にではなく、夜中に牛を捕まえ、トラックで郊外に連れていく程度のものでした。

ではなぜ今回この時期に、2000ルピーもの懸賞金をかけて大胆な策に出たのでしょう。

一つ目は、年々激しくなる道路渋滞を緩和させるためです。確かに、牛がいなければ渋滞はもう少し緩和するでしょう。

二つ目に、牛が原因による事故が多発しているためです。牛が車にひかれたり、または凶暴化した牛が人間を襲ったり。

そして何よりも、ニューデリーの街を美化するためです。「美化」というのは、街を清潔にすると言う意味だけでなく、近代的な都市にする意味も含まれています。世界の大都市を見ても、野良牛がいる都市はありません。近代国家を目指すインドにおいて、特にその首都のニューデリーにおいて、近代とは対照的な野良牛は排除しなければならないのです。この時期にこれ程までに大胆な策に出たのは、やはり8月15日の独立記念日を意識していたのでしょう。

さて、8月5日に記事が掲載された後、2000ルピーの大金を獲得するため、ニューデリー市局のもとにたくさんの捕獲された野良牛が持ち込まれました。しかし、よくよく考えてみると、農村部や違う州から牛を連れてきて「ニューデリーの牛を捕まえました」と言うこともできるのですよね。

しかしさすがはインド政府。インドの人たちの扱いになれています。7日付けの新聞で「牛を捕獲できる者は南デリー在住であり、その証明証を提示しなくてはならない。牛を捕まえた場合は、自治会から”牛の捕獲場所”の証明証を発行してもらわなくてならない。そして、ニューデリー市局からその捕獲された牛が”野良牛”であると認められなくてはならない。懸賞金は、捕獲した牛をオークションに掛け、その配当金によって支払われる」。

2000ルピーを獲得するまでに、相当高いハードルを越えなくてはならないようです。今のところ、賞金獲得者の情報は入っていません。

それにしても、約3万頭とも言われているデリーの牛、彼らは一体どこから現れ、どのようにして生活しているのでしょう。そして懸賞金をかけた大々的な”野良牛排除作戦”の行方は?  明日をお楽しみに!

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