カテゴリー「インド:お祭り」の49件の記事

2021年11月 8日 (月)

デリーのディワリ

11月4日は北インドのヒンズー教徒の間で最も盛大に祝うお祭り、ディワリでした。ディワリはインドの叙事詩ラーマーヤナに由来します。誘拐されたお姫様を助けに行き、鬼を成敗し(ダシェラ祭り)、お城へ戻ってくる日(ディワリ祭り)に、戦いに行った王子様や家来たちが道に迷わずお城へ辿り着くように、音(花火)と光(ろうそく)で道を照らすお祭りです。ラーマーヤナが日本へ渡り、桃太郎のもととなったとも言われています。

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ダシェラの前の9日間から、ディワリまでの約30日間は、北インドが最も賑やかになる時期。今年はコロナで静かな印象がありますが、それでもお祭り好きのインドの人にとって、コロナが下火になった今、長かった家での生活から一気に解き放たれる時です。

家はイルミネーションで飾られ、ディワリの夜は打ち上げ花火でそこら中で爆音が。

 

 


ディワリは北インドのヒンズー教徒の人にとってお正月。この日のために家のペンキを塗り替えたり、大掃除をします。またギフト交換をし、マーケットが最も賑わう時期でもあります。当日は身を清め、日没と共に家族で神様に祈り、ろうそくに火を灯します。日没後に美、冨、豊作そして幸運の女神「ラクシュミ神」が光の灯った家に訪れるそうです。そしてその後は、親戚や友人の家へ行きパーティー。大勢で歌って踊って、美味しいご飯を食べ、花火を楽しみます。

そして翌日は毎年お決まりのパターン。PM2.5が世界で一番高くなります。
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画像5と6は翌日の空気質指数。
東京が72の時、デリーは500!!!

朝起きると家の中の空気が白い。
目が沁みる、頭が痛い。。。
外は大気汚染で茶色っぽい景色。

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昨年のインド全土がストップした、ロックダウン時の透き通る真っ青な空が懐かしい。。。

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2012年1月13日 (金)

Hppy Lohri!

インド・ニューデリーからお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


今日はLohri(ローリ)。
パンジャブ地方の収穫祭です。


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我が家の大家さんはパンジャブ出身。
家の前でたき火をし、ピーナッツやポップコーンを火に投げ入れ、この一年の豊作と幸せを祈ります。


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道行く人にも声を掛け、ピーナッツやポップコーンを袋いっぱいにお土産として持たせていました。

インドのお祭りは太陰暦で決まるので、毎年祭日が変動します。
ローリは、収穫を祈願するだけでなく、この日を境に冬が終わるとも言われているそうです。そして、冬の寒い最後の日に、焚き火にあたりながら、歌ったり踊ったりするのです。


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もちろん、我が家の目の前にあるクラブでも、今日はローリを祝います。

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写真手前は、ローリ用の焚き火。
今日は、バックミュージック付きで歌手が歌い、踊りも披露されました。


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気がつけば、こんなにたくさんの人!


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行き交う人同士 「Happy Lohri!」 と挨拶。

そういえば、今日電話で話した仕事先のインドの人から「Happy ○○○」と言われ、聞き取れなかったので、当たり障りのないところで「Happy New Year」と返事したら、無言でした。きっと「ハッピー ローリ!」って言ってくれていたのでしょうね。 あ~ごめんなさい。

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パンジャブ州の料理。
トウモロコシの粉でつくったパラタ(油で焼いた薄焼きパン)と
ホウレンソウのカレー。


素朴ながら、体がほっとする味でした。
おいしかった。

***     ***     ***


はてさて、明日から暖かくなるのだろうか?
石でできたインドの家は、冬は冷蔵庫の中にいるみたいです。
寒い!!!

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2011年8月22日 (月)

Janmashtami クリシュナ神の誕生日

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本日8月22日は「Janmashtami」。ヒンドゥー教クリシュナ神の誕生を祝う日です。


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近所のマーケットには一週間前から露店が並び、道行く人がこぞって「ある物」を選んでいます。


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2011082203_2ネックレス、イヤリング、ブレスレットなどなど


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2011082205ブランコまで!!


実はこれ、


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赤ちゃんクリシュナを飾るアイテムだったのです!!


完成形はこちら


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なんだか皆、楽しそうに選んでいました!


***     ***     ***     ***     ***


そしてJanmashtami当日。
前回のブログでは、オフィスを休日にするか悩んでいましたが、結局スタッフたちは通常通り出勤してくれました。


外回りにの途中、迷い込んだ住宅街で、素敵な風景に出会いました。

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クリシュナ神を描いたランゴリ(色のついた粉で描いた砂絵のようなもの)。


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子どもたちが玄関先で大きなランゴリを描いていました。


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クリシュナ神の人生を描いたようです。


***   ***   ***   ***   ***


Janmashtamiのこの日、クリシュナ神の人生を劇で演じたり、歌を歌ったり、クリシュナ神が大好きな甘いお菓子や乳製品、そして果物をお供えし集まった親族で食べます。また、クリシュナ神に自らを捧げる意味を込め、日中、断食をする人もいるそうです。


生活様式が急速に変化しているデリーでも、未だに宗教儀式や親族との繋がりを大切にしています。


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2011年8月20日 (土)

ラクシャバンダン、独立記念日、あっと言う間の一週間

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


あっちっち〜。

11082001 お昼寝中ですよ Zzz... (ドアの隙間からクーラーの涼しい風が流れて心地よいのです!)


デリーはモンスーンの真っ只中。


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今年は冷夏と言えども、時おり顔を見せる太陽が一気に湿度を上げ、湿度90%以上の蒸し風呂状態。


暑さにひーひー言っていると

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再び雨。


そんな先週末(8月14日・土)はヒンズー教のお祭り「ラクシャバンダン」

11082004ラーキと呼ばれる手首に巻く紐


ラクシャバンダンは、姉妹が兄弟に「これからも私のことを守ってね」と願いをこめて、兄弟の右手首にラーキを巻くお祭りです。小さい子も、お年を召した方も、年齢に関係なく、兄弟姉妹が集まってラーキを巻きます。兄弟からは、お菓子やお金がお返しとして渡されます。


11082005マーケットには、ラーキの露店が。


日本では「兄弟・ブラザー」は、二親等ですが、インドでは「従兄弟」もブラザー。最初の頃は、「インドの人って、やたらブラザーとか、シスターが多いんだな。やっぱり人口多いしな」なんて思っていたら、そう言うことだったのですね。

我がオフィスで働いているヒンズー教の人たちはもちろん休日。さらに、クリスチャンの人も、「ラーキを巻きにブラザーの家に行くから」と、半休をとりました。宗教に関係なく、お祭りを楽しみ、親族と過ごす機会を大切にするのって良いな、と一人残された仕事場で思いました。(もしこのお祭りが日本でもあったなら、私は11人の従兄弟に会いに行かないと!)


そして月曜日、8月15日は64回目の独立記念日。

11082006グルガオンのショッピングモールにて。オレンジ、緑、白、青のインド国旗をイメージした飾り


15日は国民の休日、と言うことで、珍しく3連休でした。
日本では3連休になるように祝日を月曜日に移動することがありますが、インドの場合は、あくまでも太陰暦や「その日」を大切にするので、3連休になることは滅多にありません。もちろん振替休日、という発想も・・・。


そんなこんなで、あっと言う間にやってきた土曜日。

11082007信号待ち中の一枚


インドでは土曜日も仕事をしているオフィスがほとんど。もちろん、我がオフィスもです。


今日、取引先のインドの人に
「じゃ、来週の月曜日にまた来ますね!」と言ったら、「月曜日はホリデーです」と言われました。

どうやら、クリシュナ神の誕生日で、この8月は2週続けて連休だったようです。祝日が太陰暦で毎年変動するので、日本のカレンダーを使っていると、祝日なのに一人知らずに仕事をしていることが多々あります。。。


***     ***     ***     ***     ***

頂いたコメントへのお返事ができず申し訳ございません。
今しばらくお時間をください。


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2010年12月30日 (木)

インドのクリスマス

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年末ですが、クリスマスの回想録を・・・。


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ヒンズー教のイメージが強いインドですが、最近ではクリスマスも楽しむようになりました。(多分、インドの大都市のみでしょうが)


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せっかくなので、私も街へ繰り出しました。


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すごい人!
さすが人口世界第二位を誇るだけあって、ちょっと何かあると、すぐに人が集まります。


ご参考までに、↓が普段の風景。


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クリスマスなので、ギフトを買っている人もいましたが、殆どは私のように雰囲気を楽しみに来た人ばかり。階級制度が残るインドでは、新しいもの(ショッピングモールやメトロやカフェなど)に「来る人」、「来ない人」が自然と分かれます。中には、入り口の検問でおもむろに断られるケースも何度か目にしました。このショッピングモールではそのようなことは今まで見たことがありませんでしたので、ただ単に彼らが来なかっただけなのでしょうが、クリスマスの日は、大勢の人たちが訪れていました。


***   ***   ***   ***   ***

イギリスから独立したばかりの頃、デリーでは上流階級の人たちがクリスマスを祝っていたそうです。家にはクリスマスツリーを飾り、聖歌隊がクリスマスキャロルを歌いながら街を歩いたそうです。

その後次第にクリスマスは廃れていき、私が18年前にインドに来た頃は、クリスマスは普段の平日と同じ日でした。(キリスト教の人は別です)

5年くらい前からでしょうか、街に「Merry Christmas」の看板がちらほら現れ、次第に街がイルミネーションで飾られるようになりました。

感じるのは、この広がり方は日本と同じで、宗教的に楽しむのではなく、ひとつのイベントとして楽しんでいること。パーティー好きの彼らにとって、最高の「パーティーをする理由」になります。ですので、その日は家族で厳かに過ごすのではなく、カップルや友達と一緒にパーティー、パーティーなのです。


***   ***   ***   ***   ***

クリスマスの日から、デリーは急に寒くなりました。
最高気温が15度。通常ならば23度ほどなのに、太陽が出なくて寒い!
でも、日本はもっと寒いのでしょうね。

さて、年末。
私はこれから会計士さんのところへ打ち合わせに行ってきます。

まったく、平日と同じ、ワーキングデイなのであります。


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2010年11月 6日 (土)

Diwali! インドの新年

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

今日、11月5日は光と音のお祭り「Diwali・ディワリ」でした!

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ダシェラでラーマ王子の勝利を祝い、ディワリではスリランカからインドへ戻って来たラーマ王子の無事の帰還を祝います。ロウソクを灯し、ラーマ王子が帰路に迷わぬよう、道を示します。そして、その喜びを花火で祝うのです。街中、電飾やろうそくでライトアップされ、我が家も100個のろうそくを灯しました。また、灯りは神様を呼び寄せるそうで、大家さん宅と我が家はすべての部屋の電気をつけています。


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地面に花や色の着いた粉で描く絵・ランゴリ 。大家さんのお孫さん達が毎年描きます。


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また、ディワリは幸運の神様・ラクシュミと金運、知恵、開運の神様・ガネーシャを祝うお祭りでもあります。我が家は1階に大家さん家族が住んでいるのですが、大家さん宅では義娘さんがお祈りを唱えられる人(階級)で、今回も彼女が中心になり、ディワリのプージャ(祈り)が行われました。


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家族の一員として、私をプージャに呼んでくださいました。写真は、右端が大家さん、左端が義娘さん、そして3人のお孫さん。(義娘さんの隣に息子さんがいたのですが、写真には写っていません)
大家さん宅では、季節や宗教の行事を大切にし、子ども達にも必ず参加させています。長いながいお経(マントラ)も、子ども達はスラスラと暗唱していました。


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プージャが終わると、お待ちかねの花火大会!何を隠そう、一番はしゃいでいたのは、大家さん。


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お孫さんたちは、怖々遠くから見ています。
と、言うのも、以前、ネズミ花火をしたら、通行人のズボンの中に花火がシュルシュルッと入ってしまったとか。幸い火傷はなかったものの、新品のズボンが焦げてしまったそう。


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うーん、確かに、花火と人や車の距離が近いような・・・。
我が家の目の前の道では、たくさんの人たちが思いおもいの花火で楽しんでいます。こんな狭い道なのに、日本の花火大会で使われるほどの大きな打ち上げ花火もあげるのです。


きっと、ディワリの日が、インド全体が最も騒がしくなる日だと思います。このブログを書いている今(夜11時半)でも、至る所から打ち上げ花火の音が聞こえます。その様子を動画でアップしようとしたのですが、器械が弱い私は断念。また今度アップします。


ディワリを境に、デリーは冬に入ります。そして、結婚式シーズンの到来。
人々の気持ちとしては、ディワリは新しい年の始まりです。家の壁を奇麗に塗装し、掃除し、そして新しい洋服を着て祝います。


2010年のデリーはいろいろなことがありました。暑い夏、長過ぎたモンスーン、そして初めてのコモンウェルス・オリンピック。どれも、起こっている最中は嵐の中に飲み込まれたような感覚でしたが、終わってみると、そんなに大変ではなかったのかな、大丈夫、うん、これからも頑張ろう、とインドマジックにかかります。


今年の4月から正式に駐在員として、365日をインドで過ごすことになった訳ですが、曲がりくねったでこぼこ道を、くねくね、ぴょんぴょん、道の姿通りに歩んでいくことを、少しずつ学び始めています。




きっと、大丈夫。





恐るべし、インドマジック。


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2010年10月22日 (金)

Dussehra ダシェラ

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日曜日(10月17日)、自宅の屋上で洗濯物を干していると、飛び込んで来た光景。


          ↓


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うわ〜、シュール。


ついに、あの日がやってきたか。。。
それにしても今年は随分、ひっそりとやってきたな。
コモンウェルス・オリンピックで燃え尽きたのか?

で、何の日かと言いますと、インドのお祭り 「Dussehra (ダシェラ)」でした。

ダシェラを手短に説明しますと、ラーマーヤナという叙事詩の中で、ラーマ王が、さらわれた妻を救いに、現スリランカに遠征に行き、10日目に悪者を倒したことを祝うお祭りです。


ダシェラとは「勝利の10日」と言う意味で、前9日間はラーマヤナの劇が上演され、最終日のダシェラ(ヒンディー語で10はダス)に、大きなお祭りが行われます。


夜、我が家の前にあるコミュニティークラブに行ってきました。


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人、ひと、ヒト・・・。


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(朝に見えたのは、3人の悪者の張りぼて。実は3体もあるのです)


そして、屋台も。


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そしてフィナーレは、


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3体の悪者に火をつけて燃やします。
張りぼての中には、たくさんの花火と爆竹が詰め込まれています。
耳がつんざくような音。


大きな歓声と拍手の中、3体の悪者は消えていきました。


悪者を燃やすことは、「善が悪に打ち勝つ」ことを象徴している、と言われていますが、インドの人の話によれば、「悪者を燃やすことは、自分の中に存在する悪やエゴを燃やし去る」ことらしいです。そして悪やエゴを燃やし去ったこの日は、新しいことを始めるのに一番良い日なのだとか。


***・・・***・・・***・・・***


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この日、たくさんの家族連れがダシェラのお祭りを楽しんでいました。
なんだか、小さかった頃、少ないお小遣いを握りしめて目を輝かせた、神社の夏祭りを思い出しました。


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2010年1月20日 (水)

Delhi Auto Expo. 2010その2

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


本日は前回のつづき。

大賑わいを見せたDelhi Auto Expo.2010で、インド人が最も興味を示したのは、日本でもメディアで取り上げられている 


こちら



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TATA社が発売している 「nano」。

お値段はなんと 1Lahk(10万ルピー:日本円で約20万円)。
TATAのラタン社長が、雨の中をバイクに家族4人が乗っている姿を見て、低価格の車の開発に意欲を見せたのが始まりです。


nanoは既に発売されているのですが、生産量が追いつかず、殆どの人がメディアでしかお目に掛かったことがありません。実は私も、この1年でまだ1台だけ。


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なので、みんな興味津々です。


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車の中に入るのも順番待ち。


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もちろん私も並んで運転席に座りました!

思っていたよりも中は広くて、内装も可愛く(オプション)、低価格車とは思えない造りです。座席は「プラスチックの板」と聞いていましたが、オプションで一般的なクッションにも変更することができ、わくわく感が漂う車内です。

ただ、実際にエンジンをかけて試乗していないので、安全面や乗り心地などは分かりません。


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男性2人が座ると、きつそう。
家族向けの車、と言うよりも、女性用の街乗りに適しています。


正直な感想は、nanoは思ったよりも小さくなかった。
と、言うのも、インドの道路で見かける車の主流は800ccの軽自動車で、nanoサイズの車が殆どなのです。なので、大きさだけ見ると、小ささに対する新鮮みはありませんでした。
ただ、10万ルピーに価格を抑えた、と言う点では驚きですが、
今回展示されている車はフルオプション装備だったので、結果的に価格は10万ルピー以上となります。


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nanoを発表した当初は、日本でも大きく取り上げられ、私もデリーの街にnanoが溢れて大渋滞になるのでは、と思っていましたが、実際には前評判だけでnanoは全く見当たらず。

それでなくても、メトロの建設や、10月に開催されるコモンウェルス・オリンピックの工事で大渋滞のデリーですので、今しばらくはnanoには静かにしていてもらいたいのが本音です。


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2010年1月14日 (木)

Delhi Auto Expo. 2010

インド・ニューデリーからお届けしている、マカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

すっかり更新が滞ってしまい申し訳ございません。
2010年を迎えてから、すでに2週間が過ぎてしまいました。

本年も、インド・ニューデリーからインドの最新情報をお届けして参りますので、今後とも本ブログにお立ちより頂けましたら幸いです。


          ***   ***   ***

さて、こちらニューデリーは、2010年を迎えた直後から寒波に見舞われ、最低気温が10度を下回る日々を送っています。8年ぶりの大寒波だとかで、太陽もちょこっとしか顔を出さず、石造りのインド家屋はまるで冷蔵庫の中のようです。


そんな寒いニューデリーから、本日はホットな話題を写真中心でお届け致します。

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Delhi Auto Expo. 2010
世界中から自動車会社が車を出展し、大変な賑わいを見せました。


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インドに最初に参入した日本の自動車はスズキ。
1980年代、インド企業と合弁で「マルチ・スズキ」を立ち上げ、以来、800ccの軽自動車は、インドの山奥に行っても見ることができます。


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トヨタのブースでは新車のお披露目。
今まではセダンや大型車が中心でしたが、コンパクト車も近日中に登場です。


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トヨタプリティー(と呼ぶそうですよ!)と一緒に。
後ろの車は「水素カー」。まだ試作段階ですが、究極のエコカーの象徴として、日本から運んで来たそうです。


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エコカーと言えば「プリウス」。
いよいよインド上陸です。インドの人たちは興味津々。


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私が訪れた日はショーの初日で、メディア向けのお披露目の日でした。
至る所で撮影が行われていて、上の写真はBMWの乗り心地をレポート中。
この方、テレビで何度か拝見したことがあります。


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Audiからは、こんな素敵な車が。

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Jaguar。今はインド車。


賑わいを見せたAuto Expo.ですが、今回のショーで最も多くのインドの人たちが興味を示した車、何だかお分かりになりますか?日本でもすでに報道されている アレ です。

ヒントはこちら↓

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1 Lahk car (10万ルピーで買える車) *1ルピーは約2円


そのレポートは次回に!


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2009年3月14日 (土)

2009 Happy Holi! ホーリー祭

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Happy Holi Hai!
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3月11日は、ヒンズー教のお祭り「ホーリー」でした。
ホーリーは、インド一帯で行われるお祭りで、色のついた粉や水をかけあって、春の訪れを喜び合います。

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この一年も水に恵まれ、豊作でありますように。
寒い冬が終わり、収穫期の春の訪れを色で表現し、お互いに色を付け合うで、幸福が訪れますように。
ホーリーはまさに、インドの人たちの”喜び”が表現されています。


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ホーリーの日は無礼講。
子どもから大人まで、知っている人も、知らない人も、
みんなが友達、みんながターゲット(標的!)。


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我が家の大家さんも、みんなからの祝福攻めの結果、カラフルに。


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街では、パーティーが開かれ、そこでは誰もが招待客。
無料で最高級のカクテルが配られ、無料でとびきりのご馳走がふるまわれます。


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Happy Holi Hai!
(It's Holi! ホーリーだもの。何でもありさ!)

たくさんの民族、文化、宗教が入り交じりながら、一つの国として存在するインド。
インドには数多くのお祭りがありますが、そのほとんどが「参加型」。
みんなが手を取り合い、一緒に歌い、踊り、そして食事をする。
そうすることで、民族を超え、宗教を超えて、インドが一つとなる。
そのようにインドの人たちは考えています。


インド全体が一つとなり、活気に満ちあふれる日。
それがホーリー。

Happy Holi!


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