カテゴリー「インド:職業」の4件の記事

2007年2月27日 (火)

アイロン屋

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの
インド駐在日記。


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ここはニューデリーの住宅街。
この住宅街の一角に、インドの人の生活に大切な役割を果してくれる人がいます。

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それはアイロン屋さん。


電気のコンセントがない屋外では、
熱した炭をアイロンの中に入れアイロン掛け。


インドでは、職業の一つにアイロン屋があります。
大抵は洗濯屋とセットになっていて、洗濯に出すと数日後にアイロンの掛かった洋服が戻ってきます。


洗濯屋は近くの川や水場で洗濯し、広場に干し、
アイロン屋が炭火でアイロンを掛けて仕上げをする。


水や電気の供給量が足りないインドの家庭では、
大変便利なサービスなのです。

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我が家でも、家族でデリーに暮らしていた頃は洗濯屋やアイロン屋を利用していましたが、一人暮らしになってからは、もっぱら家で洗っています。止めてしまった理由は簡単です。


洗濯屋やアイロン屋にお願いする時は、必ずノートに何を出したかを一つずつ書き、戻ってきたら一つずつマルを付けていく・・・。


この衣服管理をしっかりできることが、インドでは良き嫁であるための必須項目。
二世帯、三世帯同居が当たり前のインドで、衣服管理をテキパキこなしていくインドのお嫁さんは、すごいなぁ、とつくづく感じます。



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年9月22日 (金)

インド的新ビジネス

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。
石井博子に代わり、出張中の石井道子が発信しています。

毎回インドに来ると新しい発見があるのですが、今日街で見かけた光景。

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移動式公衆電話です。インドでは携帯電話を持つ人が増えましたが、やはり一般の人は
公衆電話を利用します。公衆電話ビジネスは、以前のブログでもご紹介しましたがマーケットなどで店を構えて営業しています。

しかし、この移動式公衆電話はおじさんが自転車をこいで、お客さんを見つける新しいタイプのビジネスです。一般的にはSTD(州外電話)ISD(国際電話)と書かれていますが、このおじさんの移動式公衆電話はPCOとあります。

つまり、これはデリーの市内だけの電話です。
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「おじさーん、仕事はどうよ?」 

「おー、順調だよ! 一日200ルピー(約550円)の売上があるんだよ」
・・と自慢げに話すおじさん。

市内電話は安いので一人1~2ルピーとして100人くらいのお客さんがつくのでしょう。
売上200ルピーで良いビジネスなのか??と首をかしげてしまいましたが、おじさんは明るい表情。

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となりの子供はお孫さん。
商売は足で稼ぐもの。おじさんは足でこいで稼いでいます。

目覚しい経済発展をとげるインドですが、おじさんのビジネスも大きく貢献していることでしょう。
頑張れ!!おじさん。


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2006年9月20日 (水)

心強いビジネスパートナー

マカイバリジャパンはデリーにも事務所をかまえ、駐在員をおいてマカイバリの紅茶をデリーでも販売しています。インドでビジネスをする上で大切なこと。それは税金問題です。

日本とは慣習が違うため税金の種類も色々。税率も高いのです。それに加えて、頻繁に法律やルールが改正されるため、知らなかったという理由は通用せず、多額のペナルティーが課せられることもあります。

そういう時に頼りになるパートナー、それが「公認会計士」です。こちらでは、「Chartered Accountant」とよばれています。

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写真は、私たちがお世話になっている公認会計士のバルマさんです。バルマさんのお父さんも会計士で、デリーの中心地(コンノートプレース)に会計事務所を持ち、一緒に仕事をしています。見るからにやり手の会計士さんです。

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事務所には多くのスタッフが働いています。2000社近くのクライアントを持っているそうです。

かなりコンピューター化されましたが、お客さんの情報はひとつずつファイルで棚に保管されています。

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「Mr.石井。また、会社の登録制度が変わってね。登録申請料金を政府に払わないといけないよ。」

「こないだも、売上税を払ったばかりじゃないですか。インドは支払いが多いよ。」

「いやいや、これは国の法律だから仕方がないのだよ」

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など、いつも頭を抱えることが多いのです。インドでビジネスをする以上、節税などの面で有能な公認会計士をビジネスパートナーに持つことは必須です。バルマさんにはいつもお世話になっています。

ビジネスの話が済んだあと、出されたのは・・

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昨日と同じく「チャイ」。インドではどこでもこの「チャイ」が出てきます。
ミルクたっぷりの甘いチャイで、頭が痛む税金の話は忘れてしまいました。


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

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2005年8月 9日 (火)

インド駐在日記:果物屋

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリ紅茶のブログ。
今日は、私がいつも通っている果物屋さんをご紹介いたします。

果物屋

我が家から歩いて5分の距離にあるこの果物屋さんは、家から近いのと、新鮮なものを置いているので、頻繁に利用しています。インドの面白いところは、道端にテントを張ったり、移動式の手押し車を利用して、お店を営んでいる人がいることです。許可証が必要なのかわかりませんが、警察もこのようなお店で物を買っているので、特に問題はないのかもしれません。

マンゴー

ちょうどこの季節の旬の果物はマンゴー。その種類は何十もあるそうですよ。インドでの一般的なマンゴーの食べ方は、種の両側に包丁を入れ、スプーンですくって食べます。

しかし、上の写真のマンゴーは7,8cmくらいの小さな品種。一般的なマンゴーの大きさは15cmくらいですから、半分の大きさです。食べ方は、マンゴーをよく揉み、柔らかくなったらヘタの部分を小さく切り落とし、その部分から吸うように食べます。ジュース感覚で飲めて、これこそまさに100%のマンゴージュース!インドを旅行された際には是非召し上がってみてください。おいしいですよ!

ココナッツ

こちらはココナッツ。上部をナイフで切り落とし、ストローをさして飲みます。栄養価が高いので、体調が悪い時や、夏バテの時にはこれがお勧めです。学生の頃、よくインドの農村を歩いていましたが、ミネラルウォーターが手に入らないときは、必ずココナッツを飲んでいました。水を飲むよりも、自然のココナッツを飲んだ方が安全でしたから。

この果物屋さんでは、果物1つから買うことができますので、近所の人たちも気軽にこのお店に立ち寄ります。朝8時頃から夜は10時頃まで開いているこのお店。近所の人たちの憩いの場になっています。

マカイバリ茶園総代理店:マカイバリジャパンのホームページ

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