カテゴリー「インド:ハプニング」の10件の記事

2011年9月24日 (土)

シッキム大地震:茶園の様子

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

昨日、マカイバリジャパンのスタッフが無事にマカイバリ茶園から戻って参りました。


茶園からバグドグラ空港までの約1時間の山道では、数か所の土砂崩れがあり、今でも通行止めになっている道もあるようですが、飛行場まで車でたどり着けるようになったそうです。

2011092301

地震の後、茶園のマネージャー・デブ氏と一緒に、被害の一番大きかったフルバリ村を訪れました。

2011092302

コンクリートの壁には大きな亀裂が。

2011092303


家の土台にも。

地震がどれだけ大きかったかが伝わってきますが、全壊する家も、けが人もいなかったことが不幸中の幸いでした。ただ、地震に慣れていない茶園の人々の心はまだ落ち着かず、今でも会えば地震の話になり、お互いに励ましあっているそうです。


2011092304


しかし、くよくよしてもいられません。
地震の次の日でも、茶園の人々はいつも通り、茶畑で笑顔をみせてくれました。

2011092305


2011年は豊富な雨量に恵まれ、昨年よりも収穫量が増えています。
地震が起きても、茶葉は休むことなく生育していきますので、良質な茶葉を収穫するためには、人間も休んではいられません。

2011092306


もちろん、茶園主ラジャさんも茶畑を歩き、働いている人を励まし、冗談を言って、皆を笑顔にさせています。

以前、茶園の村の人と話した時、「僕たちは茶園主が一緒にいてくれるから、とても安心できるんだ。困った時はいつだって相談に乗ってくれるし、必ず助けてくれる」と生きいきと話してくれたのを思い出しました。


マカイバリ茶園では、茶園で働いている人たちと茶園主ラジャさんが一丸となり、秋摘み紅茶・オータムナルの収穫に励んでいます。


ご心配くださった皆様、そしてお見舞いメールをくださった皆様には、改めて心からの御礼を申し上げます。


***   ***   ***


[シッキム、カリンポンでの被害状況]

余震によって土砂崩れが誘発され、レスキュー隊が被災地までたどり着くのに苦戦していますが、一部ではヘリコプターで大量の食糧と医療用具が被災地に届けられ、救援活動が開始されたようです。


シッキム大地震の情報は現地のネット新聞で詳細が伝えられています。
The Telegraph (North Bengal & Sikkim)


私の周りに、ダージリン、カリンポン、カトマンズ出身の知り合いがいますが、3人とも村の親戚・知人は無事でした。やはり被害が一番大きかったのは、シッキムのようです。


web:マカイバリジャパン

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年9月22日 (木)

シッキム大地震:お礼

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

シッキム地震に関して、多くの皆さまからお見舞いメールやお問い合わせを頂いております。温かいお気持ちに、心より感謝申し上げます。


茶園に滞在しているマカイバリジャパンのスタッフからの情報によりますと、マカイバリ茶園の一部の家で、ひびが入ったそうですが、幸いなことに死傷者は出ていない、とのことです。


また、茶畑への影響ですが、茶木が1つだけ陥没したそうで、茶畑や製茶工場への被害は全くありませんでした。

本日、マカイバリジャパンのスタッフがデリーへ戻って参りますので、詳細が入り次第、またブログをアップ致します。

現地の情報を待っていらっしゃる方がおりますのに、簡単な更新で申し訳ございません。今しばらくお時間をください。

web:マカイバリジャパン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月20日 (火)

シッキム大地震

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


昨日のインド北東部・シッキム州でおきた地震ですが、大変大きい地震だったことが伝わってきました。


マカイバリ茶園主ラジャさんと話をしたところ、自宅の壁にひびが入り、建物の一部が傾いたそうです。地震は長く続き、30秒も続いたとか。


お陰様で、マカイバリ茶園でのがけ崩れや家の倒壊は今のところ報告されていません。2500人の茶園で生活する人々も、昨日から茶園を訪れているマカイバリジャパンのスタッフも無事です。


ご心配下さった皆様、またお見舞いのメールを下さった皆様には謹んで御礼申し上げます。




***   ***   ***


[シッキム大地震の詳細]

現地の報道によれば、18日の地震はM6.9、震源地はシッキム、深さは20km。この地域で20年ぶりの大規模な地震となりました。


死者は50人を超え、負傷者は100人以上にのぼっています。大雨の影響で15以上の土砂崩れが起き、レスキュー隊が現地に入れないため、救援活動が進まず、死傷者は増える見込みです。多くの家が倒壊しているとのことです。


今朝の新聞では現地の写真はなく、このことからも報道陣が現地入りできないことが伺えます。




***   ***   ***

私がマカイバリジャパンにいた2004年に、日本のお客様をお連れし、シッキム、カリンポン、ダージリン、マカイバリ茶園を訪れました。1974年まで王国だったシッキムには、ダライラマが訪れるチベット仏教のお寺があったり、街はシッキム独特の建物が所狭しと立ち並んでいたりと、同じインドでもノスタルジックな雰囲気を醸し出していたのを記憶しています。
2004年マカイバリ茶園エコツアー・シッキム編

一人でも多くの方が助かることを祈っております。

web:マカイバリジャパン

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年9月19日 (月)

インド北東部・ダージリンで地震

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

インド時間18:10 (9月18日)、シッキムを震源とするマグニチュード6.9の地震が、シッキム、ダージリン地方で起こりました。

21:00現在、ダージリン一体で停電、携帯電話も繋がりづらくなっています。茶園主ラジャさんとは連絡がとれ、マカイバリ茶園では今のところ大きな被害の報告はないとのことです。

ちょうど今日から、マカイバリジャパンのスタッフがマカイバリ茶園を訪れています。バグドグラ空港に大きな嵐が来ていて着陸できず、アッサム州のゴハティ空港で待機をし、再びバグドグラ空港に着陸できた矢先の地震だったようです。

車で茶園に向かっている途中、急に地面が大きく揺れ、周りの電気が消えたそうです。今日のダージリン地方は、飛行機が着陸できないほどの嵐と大雨に見舞われ地盤がゆるんでいますので、地震でのがけ崩れが心配です。

詳細が入りましたらまたご報告致します。

***   ***   ***

9月7日のデリーの地震、そして先ほどのダージリンの地震。
地震が起きるのは何年に一度、というインドでこんなに頻繁に地震がくるのは、とても不気味です。


シッキム、ダージリン地方で、大きな被害がないことを祈るばかりです。

web:マカイバリジャパン

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年9月11日 (日)

動揺の多かった一週間

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。



デリーに日常が戻ってきたものの、心落ち着かないことが立て続けに起きています。



<爆弾テロ>
7日のブログにも書きましたが、地震が起きた日の朝、デリーの高等裁判所で爆弾テロが起こりました。多くの死傷者がでて、大使館からも注意を呼び掛けるメールが日本人に流されました。


爆弾が起きたのが午前10時頃。私は仕事で中心街のコンノートから戻ってくる時でした。コンノートから私のオフィスへ帰るルートはいくつかありますが、その一つが高等裁判所の横を通ります。以前、サロジニナガールで爆弾テロが起きた時も、私は直前にその道を通っていました。(2005年10月30日 同時爆弾テロ


現在、9月13日にショッピング街での爆弾テロ予告が出されています。3度目の正直(?)とならぬよう、その日は内勤に徹します。


<地震>
デリーがテロのニュースでごった返している真っ最中、不気味なほど突然に地震が起こりました。


ほんの5秒ほどの縦揺れでしたが、家がドドドドと鈍い音を立てて揺れている間、この激しい縦揺れの次に襲いかかる横揺れの大きさはどれだけなのか、早く外に逃げないと家が崩れる。


デリーで地震なんて何十年に一度。と、のんきに構えていた私にとって、今回の地震は、地球がおかしくなったのかと思ったほど、生きた心地のしないものでした。


そしてこれが、9月7日にニューデリー市民を襲った2つ目の出来事。


地震に関する過去の記事
2007年11月26日:デリーで地震

2005年10月8日:地震に遭遇しました、 地震のその後

2000年1月26日:グジャラート州大地震



<大雨>
9月9日、朝から異常なほどの量と時間、雨が降りました。

2011091101リキシャ、床上浸水!


道路の排水溝=ごみ箱 と化しているデリーでは、もちろん道路が川状態。交通網は完全にマヒです。オフィスで働いてくれている人も、バスが動かなかったのに徒歩で出勤してくれました。しかも、腰まで水が浸かったとか!


2011091102出所:Time of India (2011年9月11日 2, 3面)


大雨から2日後の東デリーの様子。
2009年に開通したばかりの道路なのに、雨が降るたびに川状態になっています。

***     ***     ***


そんなこんなの、いろいろあった一週間。
精神的に動揺の多かった日々でしたが、めそめそしてもいられません!


異国の地に住むことは、こういうこと。
言葉も、文化も、そして問題への対処法も異なるインドでは、現地の人からの情報と、自分の瞬時の判断が事の明暗を分けます。


web:マカイバリジャパン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月10日 (土)

デリー地震の詳細

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

9月7日深夜に起きた、ニューデリーでの地震。
地震直後にブログをアップしたまま、その後のご報告が遅れ、ご心配をお掛けし申し訳ございませんでした。


電動ドリルで下から突き上げられるような激しい縦揺れのあった9月7日、23:30頃。


情報が錯綜しておりましたが、最終的な詳細は、震源地はデリー。マグニチュードは4.2でした。
幸い大きな被害はなく、いつも通りの日々が始まっています。

ご心配くださった皆様、ありがとうございます。
まずは、お礼とご報告まで。


また追って、ブログをアップ致します。


web:マカイバリジャパン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 8日 (木)

地震!!!

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


たった今、ニューデリーで大きな地震がありました。(9月7日 23時30分ごろ)


激しく大きな縦揺れ。
ダダダダダーッと、垂直に振動がありました。


今朝の爆弾テロの繋がりで、近くで爆発でも起こったのでは、と思いましたが、急いで階下の大家さんのところへ行くと「地震だ!」と教えてくれました。


地震は縦揺れが5秒ほど。その後の横揺れはありませんでした。


大家さんが言うには、過ぎ去った地震が、振り子のように戻ってくるのが怖い。その時は、この家も崩れるから外に逃げて、と。

この家、煉瓦でできています・・・。
しかも大家さん、内装好きで、相当どっかんどっかんと、いろいろなところに穴をあけているのです。


「その時は、この家も崩れるから・・・」 
現実味がありすぎて、怖い。

あ~、明日、いつものように朝が迎えられますように。


***   ***   ***


今晩は何かの時に備えて、外出着で寝ます。
パスポート、現金、会社関係の資料、パソコン、あと たま。
何があっても、これだけは持って逃げないと。

訂正 (9月8日 08:00am)
下記の「追記」は誤報でした。
ご心配をお掛けし、申し訳ございません。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。


追記 (9月8日 00:10am)
カシミール・パキスタンを震源とするマグニチュード7.6の地震でした。(誤報でした。申し訳ございません)
今現在、現地の様子は分かりません。
2005年10月8日に同じ場所で起きた地震(M6.6 地震に遭遇しました 地震のその後)よりも、さらに大きな地震です。一人でも多くの方が助かってほしい。願うのはそればかりです。


web:マカイバリジャパン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月26日 (月)

デリーで地震

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。


今朝4時43分。
ニューデリーがマグニチュード4.3の地震に襲われました。


床から突き上げる大きな縦揺れ、
間髪入れずに訪れた、小刻みに振動する横揺れ。


寝ぼけていたので、最初は何が起こったのか分かりませんでしたが、
外から人や犬の騒ぎ声が聞こえ、何かとんでもないことが起きたのだと
確信しました。


今回の地震の震源地は首都デリーと、隣のハリヤナ州の境。
揺れは、震度2ほどで、揺れていた時間もほんの数十秒でした。
幸い大きな被害も報告されず、今は至って平穏な日常に戻っています。


ヒマラヤ造山帯に位置するインドは、日本ほどではありませんが、
地震があります。
大きな地震では2001年のグジャラート州地震。
2005年のカシミール州地震。

私はどちらもデリーにいて、小さな揺れを経験しています。


日本では地震が日常の一部になってしまっていますが、
インドでは人生に何度か訪れる一大事。
(住んでいる地域によっては、一生経験しない人も)
学校でも、火事の避難訓練はあるけれど、地震のはない、というほど
インドの人にとって、地震は未知の世界なのです。


何はともあれ、大災害に至らず、ほっとしています。


■2005年にデリーで経験したカシミール州地震の様子
http://makaibari.tea-nifty.com/blog/2005/10/post_21fc.html
地震のその後
http://makaibari.tea-nifty.com/blog/2005/10/post_775d.html


■2001年グジャラート州地震で被災され、
今でも現地の方と復興活動を行っている川根友さんへ義援金をお贈りしました
http://www.makaibari.jp/projects/daijishin.html

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月27日 (土)

こんなところから更新

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの
インド駐在日記。

インターネットがダウンし、今週もネット無しの生活でした。
せっかくブログへお越しくださっていたのに、更新ができず申し訳ございません。


今は、プロバイダーのオフィスからブログの更新をしています。
私の両隣では、インドの人たちが仕事中。
彼らのパソコンとパソコンの間に無理やり場所を作ってもらい
仕事場を間借り中です。


狭い・・・。
今も隣のお兄さんが立ち上がる時に、私の椅子にキックが入りました。
お兄さんも体を斜めにしてパソコンに向かっているので、仕方ないのですがね。


ただ今こんなところから更新中・・・。

0701271



サーバー復旧までに、あと数日掛かるとか・・・。



マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月18日 (木)

連日の停電でサーバーダウン

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの
インド駐在日記。

この4日間、全くインターネットが繋がらず、ブログのアップができませんでした。せっかく訪れてくださったのに、更新ができず申し訳ございません。

今日は、「繋がって切れて・・・」の繰り返し。今は繋がっている貴重な間をぬっての更新です。(繋がっている間に更新できるよう、猛ダッシュで書き込み中)

連日続いている停電によって、インドのサーバー側に問題が起きているようです。

オペレーターの「数時間後に直ります」の言葉を信じ、4日目突入。情報難民の私は、日本で今何が起こっているのかも知らず・・・。

サーバーが復旧し次第、ブログの更新をいたします。お待たせして申し訳ございません。インド時間に今しばらくお付き合いください。

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店マカイバリジャパン

| | コメント (0) | トラックバック (0)