インドで 「しろ」 は大人気
インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンの「インド駐在ブログ」。
今日のデリーは41度!(最高気温は42度!!!)
灼熱の夏仕様で建てられているインドの家でも、暑い!
今日は頭が朦朧とするなぁと思うと、大抵の場合、外気が体温よりも高いです。
昨日は、しろを獣医さんへ連れて行きました。
しろは車に乗るのが大好き。
10歳(推定)にもなると、定期的に検査が必要です。血液検査、心音チェック、虫下、耳掃除、爪切りをしてもらいました。肺のレントゲンと膀胱の超音波は今週末。人間の場合もそうなのですが、よっぽど大きな総合病院でない限り、これらの検査は検査専門クリニックで行います。しろも、動物に特化した検査専門クリニックへ行きます。検査クリニックが混んでいるらしく、今週末まで待つことに。
予約を入れる際、飼い主の名前とペットの名前を聞かれます。私の名前を伝える時は必ず綴りを聞かれますが、ペットの名前を伝える時は「はい、SHIROですね」とスムースです。しろは今までいくつかの獣医さんにお世話になっているのですが、電話での受付の際「SHIROです」と言うと、「どちらの(飼い主の)SHIROですか?」と聞かれます。
え?他にもSHIROっているの???
散歩をしていて名前を聞かれ「SHIROです」と言うと、インドの方は「やぁ、SHIRO!」とすぐに名前を覚えてくれます。
どうやら犬に「SHIRO」と名付けるのはインドでは人気なようです。実はこれ、日本のアニメ「クレヨンしんちゃん」がインドで流行しているのが理由。クレヨンしんちゃんの飼い犬が「シロ」なのです。
インドでは日本のアニメ、特にテレビ朝日系のアニメが多く放送され、インドの子ども達に大人気。デリーでは、ヒンディー語に吹き替えされて英語で字幕が出ます。クレヨンしんちゃんの他にも、ドラえもん、忍者ハットリくん、怪物くん、その他には こち亀、ウルトラマンも放送されています。アッサムの茶園へ行った時、茶園の子ども達が「ニンジャ ハットリ!ドーレモン(英語読みのドラえもん)!」と言っていたのには驚きました。
しろと出会ったのは、しろが交通事故で瀕死の状態だった時。すぐに獣医さんに駆け込んだのですがカルテに書く名前を考えなくてはならず、とっさに出てきたのが「しろ」。
白い犬だったから。
その後9年も一緒に住むことになるとは!
ニューデリーより。